スポーツインストラクターの志望動機と例文・面接で気をつけるべきことは?
また面接では、「なぜスポーツインストラクターなりたいと思ったか」「どんなスポーツインストラクターになりたいか」について話をすると、しっかりとした志望動機となるでしょう。
この記事では、スポーツインストラクターの志望動機と例文・面接で気をつけるべきことについて解説します。
スポーツインストラクターを目指すきっかけで多いものは?
- スポーツを多くの人に親しんでほしい
- スポーツを通した目標達成を応援したい
- 運動による成長をサポートしたい
- スポーツに関する仕事がしたい
スポーツを多くの人に親しんでほしい
学生時代に自分自身がスポーツに打ち込み、身体を動かしたりスポーツに親しんだりすることの楽しさやすばらしさを伝えたいという思いで、スポーツインストラクターを目指す人は非常に多くいます。
目標達成を応援したい
部活動やサークル活動などでスポーツに親しみ、熱心に指導をしたりマネジメントしたりした結果、目標を達成したという人は少なくありません。
スポーツを通した目標達成を応援したい・運動による成長をサポートしたい、という思いからスポーツインストラクターを目指す人もいます。
スポーツに関する仕事がしたい
とにかく体を動かすことが好きで、
- デスクワークよりも体を動かして働きたい
- 自分自身の身体能力を仕事でも生かしたい
と考える人も多くいます。
ただし、スポーツインストラクターは相手に対し指導したりアドバイスをしたりする仕事のため、志望動機を考える際はひとりよがりな内容にならないように注意が必要です。
20代で正社員への就職・転職
スポーツインストラクターの志望動機の考え方
就職試験の面接で話さなければならないのは、
- なぜスポーツインストラクターになりたいと思ったか
- どんなスポーツインストラクターになりたいか
といった点です。
この2つが揃って、はじめて志望動機となります。
まずは「なぜスポーツインストラクターなりたいと思ったか」で自分の過去と現在を話し、「どんなスポーツインストラクターになりたいか」で自分の未来について話をします。
この2つの観点から考えるとしっかりとした志望動機となるでしょう。
スポーツインストラクターの志望動機の例文3パターン
自分自身の体験をもとにした志望動機
体を動かすことが大好きで、バレーボールを通して汗を流すことの気持ちよさや、やり遂げた時の達成感など小さな幸せをいくつも味わってきました。
そこで多くの人にスポーツをすることの気持ちよさや楽しさ、喜びを味わってほしいと思いと考えるようになり専門学校では、スポーツインスラクターになるための勉強をしました。
将来は体を動かすのが苦手な人やお年寄りにも、スポーツの楽しさをわかってもらえるようなスポーツインストラクターになりたいです。」
アルバイト経験をもとにした志望動機
その中で、ダイエット目的でジムに通っている人と出会いました。
はじめはなかなか成果が出なかったため、弱気な発言もありましたが、私は励ましの言葉をかけ続けました。
3か月後、成果がではじめるとみるみる笑顔が増え、服装や態度も明るくなり、より通ってくれる頻度が増え、最終的に感謝の言葉をもらうことができました。
私はこの体験から、スポーツを通じて利用者さんを笑顔にさせられるインストラクターになりたいと思います。」
得意分野をアピールした志望動機
少しのアドバイスで子どもがどんどん新しい技を身に付けていくのを見て、さらに子どもたちに体を動かすことの楽しさを知ってほしいと思うようになりました。
御社では子どもへの指導や出張教室なども積極的に行っているため、自分の経験を活かして、多くの子どもを笑顔にできるようなスポーツインストラクターになりたいと思い志望しました。」
20代で正社員への就職・転職
スポーツインストラクターの面接で聞かれること・注意点
スポーツインストラクターは、人柄が重視される職業です。
面接の際も、話し方や身振りや手ぶり・表情などが見られるため、話す内容よりも相手としっかりとコミュニケーションがとれるかどうかに焦点を当てたほうがよいでしょう。
また、見た目の清潔感や笑顔も重要なポイントです。
緊張感があるなかでも、普段通りの自分らしさを出せるようにしておくことが必要です。
スポーツインストラクターの自己PRのポイント
スポーツインストラクターになるには、
- 体を動かすのが好きなこと
- スポーツ体験
が必要な条件です。
また、仕事の中心はクラブやジムの利用者を励ましたり面倒をみたりすることのため、人と接することが好きなことも必要条件になります。
こられの条件が志望動機の中に入っていると、より自己PRにつながるでしょう。
スポーツインストラクターの履歴書で気をつけるべきことは?
スポーツインストラクターの履歴書を書く際に、これまでのスポーツ経験を書くことがあります。
スポーツインストラクターになるためにはスポーツが好きなことが大前提ですが、必ずしも好成績を上げていなければスポーツインストラクターになれないわけではありません。
たとえ履歴書に書けるような成績を上げていなくても、趣味で長く続けていたり親しんだりしていたスポーツがあれば必ず記載するようにしましょう。
採用側は、「スポーツができるかどうか」よりも
- スポーツが好きかどうか
- 体を動かすことは好きかどうか
を重要視するため、自己PRをする際は過去の実績よりも今の思いや熱意の方が重要となるでしょう。
スポーツインストラクターの志望動機のまとめ
スポーツインストラクターを目指すきっかけで多いものとして、スポーツを多くの人に親しんでほしい、目標達成を応援したい、スポーツに関する仕事をしたいことが挙げられます。
志望動機の例として、自分自身の体験をもとにした志望動機、アルバイト経験をもとにした志望動機、得意分野をアピールした志望動機などが挙げられます。
面接の際は、話し方や身振りや手ぶり・表情などが見られるため、話す内容よりも相手としっかりとコミュニケーションがとれるかどうかに焦点を当てたほうがよいでしょう。