声優のつらいこと・大変なこと・苦労

声優のつらいこと・大変なこと

たくさんのライバルと競わなくてはならない

自分で動かなくても仕事がどんどん入る声優はごくわずかで、ほとんどの声優はオーディションを受けることで役を獲得しています。

オーディションには、たくさんのライバルが集い、どの声優も並々ならぬ情熱や挑戦心を持っているため、勝ち抜くのは簡単ではありません。

しかし、真剣な気持ちでオーディションを受け続けていれば、必ず道は開けていくでしょう。

たとえ合格できなくても、日頃の努力を認めてくれる業界関係者が現れれば、そこから仕事が増えていくこともあります。

声優として活躍したいのであれば、なかなか成果が出ないときでも、すぐに挫けることなく努力し続けるタフな心が必要です。

常に真剣勝負の仕事

声優の仕事をひとつもらうのにも大変な苦労がありますが、その仕事に対して中途半端に向き合っていると、すぐに仕事がなくなってしまいます。

声だけで演じ表現することはとても難しいので、本気で取り組まなければ、アニメや洋画の視聴者の心を動かすことはできません。

ちょっとした気のゆるみで力を抜くことが、自分の声優としての評価を下げることにつながる可能性もあるため、毎回の仕事が真剣勝負で、声優としての高い意識が求められる仕事です。

コミュニケーションが大切な仕事

作品の監督や音響スタッフ演出家など、スタッフや共演者との付き合いも大切です。

しっかりとコミュニケーションをとることで、また別の現場で仕事をするときにも円滑に収録が進みますし、新しい仕事で声をかけてもらえるチャンスもあります。

逆に嫌われてしまうと仕事がもらえなくなる可能性も否定できないため、一人一人のスタッフや一つ一つの現場を大切にしていくことが大事です。

声優の悩み

仕事が増えない

声優の活躍の場が増えてきたとはいえ、なかなか仕事がとれずに悩んでいる人は多くいます。

不安定な生活が続けば収入面でも不安になりますし、オーディションに落ち続けてしまうと、弱気になってしまうなど、仕事量の少なさが一番の悩みという意見が目立ちます。

アルバイトとオーディションの両立

新人声優のうちは、アルバイトをしながらオーディションを受け続けている人も多いですが、アルバイトとオーディションが重なってしまうこともあるようです。

「オーディションは受けたいけれど目の前の生活のために、アルバイトもしなければならない」と、悩む人も多いようです。

声優の仕事やオーディションは前日や当日に決まることも少なくないため、できるだけ融通の利くアルバイト先を探すなどの工夫が必要となるでしょう。

なまりや話し方の癖

新人声優がよく悩むポイントです。

なまりは幼いころから身体に染み付いたもので無意識に出てしまうため、完全にとれるまで何年もかかることもあるそうです。

また声優の専門学校や養成所で自分の話し方の癖を指摘され、なかなか直せないという人も多いようです。

声優の仕事をするのであれば、正しい標準語のアクセントを身につけなければならないため、訓練を重ね、あきらめずにトレーニングを続けることが大切です。

生活時間が不規則

声優の仕事は勤務時間が日によってまちまちで、どうしても生活全体が不規則になりがちです。

声優は身体が資本ですが、不規則な生活が続くと風邪を引きやすくなるため、常に健康を意識した生活を送る必要があります。

声優を辞める理由で多いものは?

誰もが簡単に成功できる仕事ではない

声優というと華々しい世界で活躍しているイメージを持つ人も多いでしょうが、実際に声優として生活を成り立たせていくのは、決して簡単なことではありません。

誰もが名前を知っているような人気声優は、数多くいる声優の中でもほんの一握りの存在です。

新人の頃は、一つの仕事をもらうのさえ大変で、ほとんどの声優がアルバイトをしながら、毎日地道なレッスンやトレーニングを続けながら実力アップに励んでいて、華やかな雰囲気とは、まったくかけ離れたものとなります。

またレギュラーの仕事がとれるようになってからも、突然番組が終了することになれば仕事(収入)がなくなってしまうなど不安定な面もあり、声優を辞めてしまう人も多くます。

声優として生きていきたいのであれば、そういった不安に負けないような精神力が問われます。

声優は「なってから」が大変!

声優になるためにはまず養成所で学び、事務所に所属することが一般的ですが、事務所に入れば絶対に活躍できるかといえば、決してそうではありません。

そもそも「演じること」や「表現」は非常に奥が深く、一生をかけて追究していかなければならないものです。

事務所に所属できてからも、毎日自分で学び続け地道にオーディションを受けていく姿勢が大切です。

いくら養成所でいろいろなことを教わったとしても、最終的には自分でさまざまな経験を積み、苦労を重ねながら実力をつけていくしかないのです。