ペットシッターの志望動機と例文・面接で気をつけるべきことは?

ペットシッターを目指すきっかけで多いものは?

ペットシッターは、「動物が大好きで目指した」という人が多いです。

たとえば「子供の頃から愛犬と一緒に育ち、犬が大好きです」「動物と触れ合える仕事がしたい」など動物と関わってきた経験を語ったり、具体的なエピソードや感じたことを話しています。

動物好きに適任の仕事というイメージが浸透していて、多くの人が動物への愛情をしっかりとアピールしているのです。

また、ペットショップや動物病院などで専門性を高めた上で、キャリアアップのためにペットシッターを目指す人もいます。

この場合は「長年ペットショップでアルバイトをしてきて、さまざまな種類のペットと関わってきたので、この経験を生かせる仕事につきたい」と能力や専門性、スキルをアピールすることが大切です。

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ペットシッターの志望動機の考え方

ペットシッターの志望動機を考えるときは、「動物が好き」というきっかけはもちろんですが「どれだけペットシッターとして貢献できるか」という点に注目しなければいけません。

たとえば、動物についての専門性をアピールすることもポイントのひとつです。

「ウサギが大好きでウサギのことなら誰よりも知っています」「子どもの頃から爬虫類を飼っているので、ひと通りの世話ができます」など専門性や知識を伝えると、採用してからの期待度が高まります。

また、応募する店舗や企業について事前によくリサーチすることも大切です。

動物看護に力を入れている企業、早朝や深夜も対応している店舗など特徴があるので、定型文の志望動機を提出するのではなく、店舗それぞれに合わせた志望動機を作ることが強いアピールになります。

ペットシッターの志望動機の例文

犬や猫といる時間が大好き

「小さな頃から実家で犬や猫に囲まれて育ったので、ペットが身近な存在でした。

憧れのペットシッターになるために、動物の専門学校では幅広いペットの知識はもちろん、トリミングなどのスキルも身につけました。

御社ではトリミングサービスも行っていることから、学んできたスキルが生かせるのではないかと思い応募しました。

足りない知識は現場で覚えながら、飼い主さんにとって大切な家族であるペットに、一緒に愛情を注げる信頼されるペットシッターになりたいです。」

利用してとてもよいペットシッターだった

「将来ペットシッターになるために、いろいろな会社のペットシッティングサービスを利用していましたが、御社のサービスは群を抜いて素晴らしかったです。

留守中にカギをお願いすることは勇気がいりますが、最初のカウンセリングから報告メールまでが徹底されていて、安心してお願いすることができました。

私も先輩方のように安心してペットをまかせてもらえるような心遣いができるペットシッターになりたいと思い、御社を志望しました。

即戦力として働けるよう、常に知識を身につけ実践力を高めていきたいと思います。」

キャリアアップしたい

動物看護師として動物病院に勤務している中で、ペットシッターに連れられて通院する犬や猫に出会いました。

飼い主がお世話できなくても、大切にされている様子が伝わってきて、病院よりも長時間一緒にいて、愛情をかけてあげられるペットシッターという仕事に魅力を感じました。

御社は介護や看護に力を入れているので、これまでの動物看護や介護の知識を生かして貢献できるのではないかと考えています。

ペットの健康面に不安があったり、高齢だったりしても、愛情たっぷりにお世話するペットシッターを目指したいです。」

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ペットシッターの面接で聞かれること・注意点

面接で聞かれること

ペットシッターの面接で絶対に聞かれるのが、動物への深い愛情を持っているかどうかということでしょう。

ペットシッターとして働く上で絶対に必要なのが、動物への深い愛情です。

依頼主である飼い主にとって、ペットは家族同然のかけがえのない存在で、一時的とはいえ大切なペットの命を預かるため、たくさんの愛情を注いで丁寧にケアしようと心がける精神が欠かせません。

逆にいうと、もしも動物を好きではない人がビジネスのためだけにこの仕事についてしまうと、お世話が雑になってしまったり、虐待をしてしまったりする可能性も考えられるのです。

そのためペットシッターの採用の際には、雇用者は「この人は本当にペットを大切に世話することができるのだろうか」という点を見極めようとしています。

新卒の場合は専門学校やスクールで勉強してきたことや、動物の飼育経験、中途の場合はこれまでの動物業界での経験について聞かれることが多いので、しっかり話せるようにまとめておきましょう。

面接では人柄重視

ペットシッターの採用にあたっては、「人柄」が採用の合否を決める大きなポイントを占めています。

その理由は、ペットシッターがお客さまからの信頼を得られなければ成立しない職業だからです。

ペットを世話するためには、飼い主の自宅を訪問しなければいけません。

ときにはペットシッターが家のカギを預かることもあるため、「何か盗まれるのではないか」「個人情報を見られるのではないか」などの余計な心配を抱かせない対応ができることが求められます。

そのため面接では清潔な服装や好印象を与える髪型や化粧に加えて、ハキハキとした気持ちの良い挨拶や、わかりやすい話し方ができることが何よりも大切です。

ペットシッターの自己PRのポイント

ペットシッターの自己PRポイントは、動物が心から大好きなことはもちろん、まじめで正義感が強いこと、忠実に実行できる力、動物に関して幅広い知識があることなどが当てはまります。

自宅のカギを預かるのでまじめな人柄は信頼関係にもつながりますし、打ち合わせ通りに忠実にエサや散歩ができることも大切なポイントです。

また動物に関して幅広い知識があることは、多くの動物を相手にするペットシッターには欠かせない素質でしょう。

そのほかにもお客さまとの信頼関係を構築するためのコミュニケーションスキル、礼儀正しく信頼される人柄などもアピールポイントになります。

どれかひとつに絞って、これまでの経験など具体的なエピソードを交えると、オリジナルの自己PRになるでしょう。

ペットシッターの履歴書で気をつけるべきことは?

ペットシッターの履歴書で気をつけるべきことは、大きく2つにまとめられます。

1つ目は「ペットシッター士」「愛玩動物飼養管理士」などの動物関連の資格についてで、採用で有利になることも多いのでもれなく記入しましょう。

運転免許証を持っていて、自身の車やバイクで移動できる人も優遇されることがあるので、運転免許証は資格欄に記載することをおすすめします。

2つ目は、ペットの飼育経験、ペット業界での勤務経験についてです。

ペット業界の経験者は知識や経験がある即戦力として多くの店舗で歓迎されますし、たとえ未経験者でもペットの飼育経験があることが採用の基準になっている場合もあります。