ペットシッターの求人状況・副業でもできる?

ペットシッターの就職先にはどんなところがある?

就職先は首都圏が多い傾向

ペットシッターの就職先には、ペットシッターサービスを行う会社、ペットホテル、動物病院、犬の保育園などがあります。

ペットを飼う人は日本全国に住んでいるので、ペットシッターは全国的なニーズのある職業です。

都会に出て働くこともできれば、生まれ育った地方都市で働くことも可能でしょう。

しかしどちらの方が仕事や求人が多いかというと、やはり都会や、移動に便利な駅や空港の近くに多い傾向にあるようです。

その理由はここ10年ほどの間に都会で「ペット飼育可能」なマンションが急増したこと、そして駅や空港の近くは長期旅行時に預けやすいことにあります。

企業によってサービス内容が異なる

基本的には依頼主の家を訪問してペットのお世話をする仕事ですが、サービス内容は企業によってさまざまです。

世話だけでなくトリミングや歯磨き、しつけ、介護、投薬のほか、観葉植物の水やり、簡単な家事をこなす場合もあります。

終わったあとに報告書とともに愛犬の写真をメール送信したり、一部始終を録画するなど、細かいルールについては入社後に覚えることになるでしょう。

ペットシッターの求人の状況

アルバイト・パートの募集が多い

ペットシッターの求人にはアルバイトや正社員、契約社員などの募集がありますが、どちらかというとアルバイト・パートの求人の方が多いです。

企業側のニーズとして、ペットシッターは毎月の仕事量や勤務時間が不規則になることが多いので、依頼が入る時間帯に働いてもらうのが効率的だからです。

経験者や有資格者は採用されやすい

首都圏では即戦力として働くことができるペットシッターを急募しているような会社もあるので、インターネットなどで求人情報を検索してみるのがおすすめです。

「ペットショップで働いた経験がある」や「トリマーの資格を持っている」という人は即戦力として働ける可能性が高くなります。

企業によっては、経験者は基本給や時給が優遇されることもあるので、即戦力であることをしっかりアピールしましょう。

フランチャイズ店の募集も

また大手のペットシッター派遣会社では、全国的に事業を展開するために「フランチャイズ店」の募集をしていることもあります。

フランチャイズ店というのは、大手企業に加盟契約金や商標利用料などを支払うことで、そのノウハウやブランドを利用しながら事業を行う店舗のことです。

ペットシッターとして開業する夢を持っている人は、独自のブランドで開業だけでなく、大手ペットシッター派遣会社のフランチャイズ店という選択肢も把握しておきましょう。

副業もできる?

ほかの仕事の副業としてペットシッターをすることもできます。

仕事内容は正社員と同じように、お客さまの留守中に自宅に行き、ペットのエサやりや排泄物の掃除、散歩、遊び相手になることです。

副業として働くには2つの方法があり、1つ目はアルバイト・パートとしてペットシッターの求人を探す方法があげられます。

大型連休の繁忙期には人手が足りない店舗が多く重宝されますが、ペットシッターは個人で営業している人が多いので、基本的に求人数は多くありません。

2つ目の方法は、個人でペットシッターを請け負う方法です。

知り合いからの依頼や、SNSを使って宣伝する方法もありますし、手数料がかかりますが「DogHuggy(ドッグハギー)」などのマッチングサイトを使って依頼を受ける方法もあります。

ただし個人事業主として事業を始める際は「第一種動物取扱業」の登録が必要なので、ご注意ください。

副業のメリットは、本業が空いた時間に大好きなペットの世話ができること、デメリットは繁忙期が年末年始などの大型連休時になるので、本業と副業に専念すると休めなくなることです。

副業の給料は、アルバイトの場合は都心では時給1,100円~1,500円程度、地方では時給900円~1,200円程度が相場で、どれだけ働けるかによって給料・年収に差が出ます。

ペットシッターの就職先の選び方

自宅から無理なく通える範囲

ペットシッターの就職先の選び方は、大きく分けて4つです。

ペットシッターはお客さまのご自宅に伺ってシッティング業務をすることがほとんどなので、無理なく通える範囲でないと、行き帰りの時間が多くかかってしまいます。

また交通費が支給されるか、アルバイトの場合は移動費は換算されるかも念のため確認しておきましょう。

休日や有休休暇の有無

ペットシッターの休日は不定休です。

繁忙期であるゴールデンウイークなどの大型連休に出社できる人しか採用されません。

したがって週休2日が保証されるのかや、有給休暇の有無は店舗によって異なります。

また大型連休後にリフレッシュ休暇が取得できる店舗もあれば、休めて2日という店舗もあるので、事前に休日について確認できると無理なく働き続けることができるでしょう。

福利厚生

ペットシッターは個人経営や小規模の店舗が多いので、福利厚生が整っていない場合もあります。

大規模の企業の場合は整っている場合が多いですが、健康保険や厚生年金、労災などの保証があるかどうかを確認しておきましょう。

研修の有無

比較的規模の大きな会社では、研修制度が充実しており、独自のサービスやマナー、お客さまに打ち合わせで確認することなどをしっかり教えてくれます。

数回は先輩と一緒に同行し、シッティング業務について教えてもらえると、一人前になってからも仕事がしやすくなります。

早く仕事に慣れるためにも、研修の有無について調べておくと安心です。

一方、アルバイトや業務委託の場合、研修時に時給が思った以上に低い場合もあります。

研修期間があるのか、その研修期間は何回または何ヶ月で完了するのかを確認しておくことをおすすめします。

ペットシッターの志望動機・面接

ペットシッターの志望動機は「動物が大好き」という人が多いので、動物への愛情はもちろんですが、どれだけペットシッターとして貢献できるかを伝えられるようにするのがポイントです。

たとえば動物についての専門知識があること、ペット業界で働いた経験があることは、大きなアピールポイントになります。

また志望動機は店舗や企業の特徴に合わせて、どんな貢献ができるのかを軸に、経験やオリジナルのエピソードをも交えて考えるとよいでしょう。

面接ではお客さまのペットを大切に世話することができる人なのかを見極めるため、動物への深い愛情があること、信頼を得られる人柄かどうかがチェックされます。

質問にハキハキとわかりやすく答えられるように意識して、清潔な服装や好印象を与える身だしなみでのぞみましょう。

ペットシッターの志望動機と例文・面接で気をつけるべきことは?

就職先はどのように探したらいい?

ペットシッターの求人は、正社員、契約社員、アルバイト・パート、業務委託問わず一般的な総合求人サイトやハローワークに掲載されています。

まずは求人サイトで、通いやすいエリアのペットシッターの募集を調べてみるとよいでしょう。

ペット業界にはペット業界・動物病院の求人転職サイトの「アニマルジョブ」というサイトがあり、職種別に求人を検索することも可能です。

また個人経営のペットシッターの店舗では求人サイトに掲載せずに、公式サイトで直接「求人募集」「採用情報」のページが用意されていることもあります。

ほかにも専門学校で就職支援がある場合、求人サイトには掲載されていないペットショップや動物病院、グルーミングサロンなどの紹介を受けて就職できるチャンスがあるでしょう。