女性の芸能マネージャーのキャリアパス・結婚後の生活

女性の芸能マネージャーの現状

芸能マネージャーは性別に関係なく働くことができる職業ですが、一般的には男性のほうが多いといわれています。

その理由としては、芸能マネージャーは深夜残業や休日出勤をしながら過酷なスケジュールで働くことが多く、心身ともにタフさを求められる仕事なので、体力のある男性のほうが続けやすいということがあるようです。

また、担当する芸能人の仕事に合わせて地方に出張したり海外ロケに行ったりすることが多く、家事や育児と両立しにくいことから、女性の芸能マネージャーが離職してしまうことがあるのも原因のひとつです。

ただし、割合的には多くありませんが、女性の芸能マネージャーとして第一線で活躍している人もたくさんいるのです。

仕事の内容や雇用形態によっては、長く続けていくことが可能でしょう。

女性の芸能マネージャーの強み・弱み

女性の芸能マネージャーには大きな強みがあります。

それは、女優や女性のアイドルのマネージメントをする際に、同性ならではのきめ細やかなサポートができるという点です。

衣装やヘアメイクのこと、体調のことなどに関しては同じ女性の立場だからこそ気遣える部分がありますし、ときには恋愛の相談に乗ることもできます。

そして何よりも、男性マネージャーが女性の芸能人を担当していると恋愛関係に発展してしまったり噂を立てられたりするリスクがあるのに対して、女性同士であればこのようなスキャンダルが起きにくいというのが大きな強みです。

その一方で、執拗なファンがいたり週刊誌の記者につきまとわれていたりする際には、男性のマネージャーがいるほうが安心というケースもあるので、女性マネージャーには強みも弱みもあると考えておくとよいでしょう。

芸能マネージャーの結婚後の働き方・雇用形態

女性の芸能マネージャーが結婚をすると、働き方を変えたいと考えることがあります。

独身の頃は担当している芸能人のスケジュールに全てを合わせることができても、結婚すればパートナーの都合もありますし、いずれは子育ても始まるかもしれません。

今まで通りに仕事最優先で働くことができない、というのは珍しいことではないのです。

しかし、大手の芸能プロダクションならまだしも、少数精鋭の小規模な企業では一人でも欠けてしまうと業務が回らなくなってしまうため、結婚したからといって業務に関して配慮してもらえるとは限りません。

どうしても仕事量を抑えたいのであれば、売れっ子芸能人の担当から外れたり担当する芸能人の数を減らしたりするのが現実的な方法でしょう。

もしくは正社員ではなくて契約社員やパート社員となって働くという方法もあります。

芸能マネージャーは子育てしながら働ける?

芸能マネージャーは過酷な仕事として知られています。

女性の場合、子育てをしながらバリバリ仕事もこなしたいのであれば、保育園やベビーシッター等の活用が望ましいでしょう。

芸能マネージャーは、基本的には自分が担当している芸能人の仕事に合わせてスケジュールを組まなければいけません。

ドラマの撮影、雑誌の取材、イベントの参加などはたくさんの人が関わる重要な業務であり、マネージャーが「子どもの参観日なので休みます」とか「子どもが熱を出したので今日は早退します」という主張を通し始めたら現場が成り立たなくなってしまいます。

もちろん、大手の芸能プロダクションの場合は豊富な人材を抱えており、何かあれば代理のマネージャーを立てられるようにしているところもありますが、基本的には自分の都合で休むのが難しいと考えておいたほうがよいでしょう。

子育てしながらマネージャーをやるのであれば、保育制度をフル活用することが大切です。

芸能マネージャーは女性が一生働ける仕事?

芸能マネージャーの仕事は体力勝負なところがあるので、女性にとって過酷な一面があるのは事実です。

担当する芸能人の送迎のために車を長時間運転することもありますし、テレビ番組の収録が長引いて深夜まで働くことや、地方への出張や海外ロケであちこち飛び回ることも珍しくありません。

こうした業務内容は結婚・出産・育児・あるいは介護をしながら働き続けるのには少し難しいかもしれません。

しかし、現代社会では24時間対応の保育園や病児保育の制度もありますし、ベビーシッターやファミリサポートなども充実しています。

上手く活用すれば仕事と私生活の両立は可能でしょう。

また、マネージャーの仕事は幅広いので、自社タレントを使った企画の制作や売り込み、取材依頼への対応など、できる範囲の仕事をすれば長く続けていくこともできるのです。