ガーデンデザイナーの1日のスケジュール・生活スタイル
目次
ガーデンデザイナーの業務スケジュール
案件次第で勤務を調整
ガーデンデザイナーが勤務しているのは、造園会社やハウスメーカー、工務店です。
このような企業では、個人の住宅から民間の企業、公的な機関までさまざまな顧客を抱えています。
ガーデンデザイナーはお客さんの都合に合わせて打ち合わせや庭の下見、メンテナンス等を行うことになるので、勤務時間は流動的になるのが一般的です。
企業や役場などが相手の場合は平日の午前中の打ち合わせが多くなり、個人の住宅の場合は土日の打ち合わせになることもあります。
実際に庭を見たり施工をしたりするのは、日中のうちでなければ難しいですが、一方でレストランや結婚式場のような場所の庭の場合、夜のライトアップやイルミネーションを考慮した上で設計しないといけないこともあるため、仕事自体が夜遅い時間帯になることもあります。
ときには徹夜の作業も
お客さんの都合で納期が非常に短い案件の場合は、徹夜で設計図を仕上げることもあります。
またガーデンデザイナーは、お客さんに提案したものが否定されてしまったり、無理な要求をされたりしたときも夜遅くまで仕事に追われることがあります。
図面を考える際には、何日も考え込んだり、徹夜で苦しみながらアイディアを練ったりということも珍しくなく、良いアイディアが浮かばなければ仕事を終えることはできません。
長期的な仕事に関わることも
ガーデンデザイナーの仕事の内容としては、お客さんとの打ち合わせ、予定地の下見と調査、図面の作成、施工中の監督などがあります。
公園のような大きな案件を任されているときは数カ月間ひとつのプロジェクトに専念することもありますし、個人の庭のような小さな案件をいくつも同時進行で進めていることもあります。
施工完了後も、案件によっては定期的な整備やメンテナンスで長い付き合いになることも少なくありません。