ファンドマネージャーを目指す人におすすめの資格は?

ファンドマネージャーにおすすめの資格は?

結論から言えば、ファンドマネージャーになるために、資格は必要ありません。

しかし、「ファンドマネージャー=投資のプロ」として金融市場の真ん中で活躍するために、持ち合わせておきたい知識、取得しておきたい資格などは存在します。

ファンドの銘柄選びやマーケットの流れを読むために生かすことができる「証券アナリスト」の資格は、ファンドマネージャーになった人のほとんどが早かれ遅かれ取得する資格です。

また、海外の金融情報をいち早く掴むために英語力が必要になるので、「TOEIC」で高得点を取る勉強する人も多いです。

ファンドマネージャーの資格の種類は?

証券アナリスト

「証券アナリスト」資格は、民間資格です。

非常に難易度が高い資格ですが、勉強することにより、世界のマーケットや株式市場や債券市場の動きを分析、投資助言や投資管理サービスを提供できるプロフェッショナルとして活躍することができます。

証券アナリストの資格を取得するためには、「日本証券アナリスト協会」の通信講座を受講する必要があり、受講しなければ試験を受ける権利はありません。

また、受験料は一次試験受験料が12,400円、二次試験受験料は8,200円ですが、一次試験の通信講座に55,500円、二次試験の通信講座だと52,500円も必要で、さらに入会金10,000円や年会費18,000円と、出費は多くなります。

また、証券アナリストとして登録するためには3年間の実務経験が必要です。

参考:日本証券アナリスト協会・証券アナリスト

日商簿記

ファンドマネージャーがファンドに組み込む株式を決める場合は、必ずその企業の財務分析を行い、投資する価値があるか、成長しそうな企業なのかを見極めます。

財務諸表を読むためには簿記の知識が必要なので、まったく財務分析の知識がない人が一から勉強するにはおすすめの資格です。

日商簿記は「1級」「2級」「3級」があり、基本的なことは3級で勉強できますし、1級ともなればかなり難易度が高くなります。

一般的に就活で評価されやすくなるのは2級以上で、ファンドマネージャー 以外でも金融機関志望なら評価されるので、学生の内に取得を目指すのもおすすめです。

検定料は1級が7,850円、2級が4,720円、3級が2,850円で、日本全国で年3回のチャンスがあります。

参考:日本商工会議所・各地商工会議所・日商簿記

TOEIC

ファンドマネージャーは海外の市場状況を分析する能力も求められますので、「TOEIC」などの英語力を示す資格も有効です。

実際の業務では、海外のレポートを読んだり、ニュースを英語で聞いたりして海外のマーケットの動きを探ることも多いです。

特に、高い英語力は外資系投資ファンドへの就職・転職には必須となりますので、自己PRのためにも勉強しておいて損はありません。

TOEICではさまざまな内容の試験が行われていますが、もっとも認知されているリーディングとリスニングの資格は受験料5,830円(10%の税込)で受けることができます。

日本全国約80都市の会場で受験ができて、年に10回試験があります。

たくさんの人が受験していることもあり、参考書も豊富に販売されており、独学で勉強することも可能な資格です。

参考:国際ビジネスコミュニケーション協会・TOEIC