【2021年版】ファンドマネージャーの給料・年収

ファンドマネージャーの平均年収・給料の統計データ

ファンドマネージャーの平均年収・月収・ボーナス

ファンドマネージャーの平均年収は、700万円~1000万円ほどがボリュームゾーンと考えられます。

日本の会社員の平均年収が約436万円(令和2年9月発表「民間給与実態調査」より)ですから、ファンドマネージャーはその2倍前後の年収を手にしている人が多いようです。

実態としては、基本給はさほど高くなくても、「成果給」としてインセンティブやボーナスで収入を大きく上げているケースが多いようです。

金融の専門知識や運用の実力が試される難しい職業ではありますが、厳しい競争の中で生き残ることができれば、生涯にわたって高収入が得られるでしょう。

求人サービス各社の統計データ

職業・出典 平均年収 年収詳細
ファンドマネージャー
(Indeed)
819万円 時給 1,7657円
月給 37.9万円
ファンドマネージャー
(転職ステーション)
734万円 -
ファンドマネージャ
(転職会議)
1002万円 20代前半:366万円
20代後半:1157万円
30代:982万円
40代以上:1325万円
最高:4000万円
最低:300万円
運用(ファンドマネジャー/ディーラー)
(DODA)
720万円 男性:758万円
女性:549万円
20代: 477万円
30代 :765万円
40代:1236万円
50代:-万円
生涯賃金:3億9748万円

求人サービス各社のデータから、ファンドマネージャーの平均年収は720万円~1000万円ほどがボリュームゾーンだと考えられます。

一般的にもたれるイメージの通り、金融の専門職として、会社員の平均年収よりもだいぶ高めの給料を得ている人が多いようです。

能力・成果に応じて収入が大幅に上がるチャンスがあるため、若くして年収1000万円以上を手にしている人もいます。

ファンドマネージャーの手取りの平均月収・年収・ボーナスは

月給制で働く年収800万円のファンドマネージャーを想定すると、年に2回、給料の5ヵ月分のボーナスが支給されるとすると、手取り月収は35万円~40万円ほどと推定できます。

なかには年俸制の企業もあり、その場合はボーナスが支給されない場合が多いですが、その分、手取り月収は50万円ほどが見込めます。

インセンティブの割合が大きな企業に勤める場合だと、各月の運用成果によって収入が変動することがあります。

なお、給料には決まった時間分の固定残業手当が含まれている場合もあるなど、各企業で給与制度はさまざまです。

ファンドマネージャーの初任給はどれくらい?

日本におけるファンドマネージャーのほとんどが、信託銀行、投資信託委託会社、投資顧問会社、生命保険会社損害保険会社などの企業に勤めています。

つまり会社員として働くわけですが、新卒でいきなりファンドマネージャーとして採用されることはめったにありません。

まずは総合職として営業などを経験、もしくは運用部門に所属してアナリストとして経験を積みます。

そして本人の希望や適性、能力などが認められると、ファンドマネージャーになるための研修を受けて、会社に認められるとファンドマネージャーとして働けるようになるルートが多いです。

一部の運用会社では、入社1年目からファンドマネージャー志望者に対しての育成を行っているところもありますが、それはレアケースです。

したがって、初任給としては各社の総合職社員と同程度の額となるのが一般的で、大手企業であれば22万円~25万円ほどとなるでしょう。

ファンドマネージャーの福利厚生の特徴は?

国内企業の運用会社は、比較的手厚い福利厚生を整えているところが多いです。

一般的な福利厚生として、通勤手当、残業手当、住居手当(家賃補助)、各種社会保険完備、財形貯蓄制度、退職金制度などが挙げられます。

また、社内研修を積極的に行っていたり、資格取得のための補助金が出たりと、社員のスキルアップ向上のためのサポートに力を入れる企業も目立ちます。

運用会社は激務という印象をもたれることも多いですが、近年は働き方改革に取り組み、残業時間は大きく減少傾向にあるようです。

また、女性社員の活躍推進のために子育て支援の制度を導入し、積極的な活用を推奨する企業も増えています。

ファンドマネージャーの給料・年収の特徴

運用利益で利益を生み出す

投資信託の世界では、顧客の預け入れ資産を運用し、そこから利益が得た分の何%かを手数料として受け取る成功報酬型ビジネスとなっています。

預け入れ資産が大きければ大きいほど、そしてその利益を大きく出せれば出せるほど、各企業に入ってくるお金も大きなものとなります。

こうしたビジネス構造から、ファンドマネージャーの給料については、基本給に加えてインセンティブ報酬を採用している企業が多いです。

つまり運用がうまくいけば大きなインセンティブを受け取ることができ、結果的に収入が上がります。

ファンドマネージャーは巨額のお金を自分たちの手で動かすダイナミックな仕事であり、さらに成果を出した分だけ稼げるわけですから、皆、やりがいをもって必死に努力しています。

海外では億単位の年収を得ている人もいる

ファンドマネージャーは、ある程度の経験を積むと年収1000万円を超えることは決して珍しくありません。

しかし、世界のトップクラスのファンドマネージャーは、さらに驚くほど多くの収入を得ていることがわかっています。

各種メディアの調査によると、世界のトップファンドマネージャーの年収は億単位はもちろん、1000億円~2000億円以上を得ている人もいるようです。

もちろんこれは、何兆円もの資金を運用する巨大ファンドで、「運用益の〇%を報酬とする」という契約を結んでいるトップファンドマネージャーに限られた話ではあります。

しかし、ほかの職業では考えられないほどの高収入を得られるのは、この職業ならではの特徴です。

ファンドマネージャーの勤務先別の給料・年収

国内企業

国内企業に勤めるファンドマネージャーの給料は、基本的には年功序列の給与設定です。

もちろん、勤務成績や役職などに応じて給料も変動しますし、ファンドマネージャー特有の「成果型報酬制度」を取り入れている企業も多いです。

しかしながら、国内運用会社の多くは銀行や証券会社などの子会社であり、親会社がある手前、飛びぬけて高額な給与設定をすることは難しいとされています。

したがって、外資系企業に見られるような年収数千万円・数億円という給料を得るのは難しいでしょう。

その代わりに、たとえ運用成績があまりよくなくても外資系のように簡単にリストラされるようなことはなく、たとえば別の部署へ異動したり、総合職としての平均的な給料は維持できたりすることがほとんどです。

外資系企業

国内運用会社と比べた場合、外資系運用会社の年収は高めです。

成果給の割合が非常に大きく、運用成果がよければどんどん報酬が上がっていきます。

企業規模が大きいほど運用資産が多い傾向にあり、億単位の年収を手にできるチャンスも、国内企業よりもずっと多くあるといわれています。

その反面、成果が出せない場合も国内企業以上にシビアに判断され、ひとたび将来性がないと評価されてしまえば大幅な報酬カットや、最悪の場合、リストラ対象になってしまう可能性も否定できません。

ファンドマネージャーが収入を上げるためには?

ファンドマネージャーは実力が厳しく問われる職業であり、どのような企業で働いていても、確実に成果を出せる人は収入がアップしやすいです。

能力を高く評価されれば、より高収入が望める企業への転職もできますし、ヘッドハンティングされることもあります。

どんどん収入アップさせたいという野心家の人は、積極的に転職をして収入アップを目指しているケースも多いです。

また、ファンドマネージャーは独立することもできる職業です。

自分でファンドを立ち上げ、投資家から資金を集め、その資金を運用して収益を出すという仕組みで働きます。

個人の場合は手数料も自分で設定できるため、運用で得た収益の何割かをもらうような契約をしていれば、運用利益が出たときに大きな収入を得られます。

独立した人のファンドマネージャーには、年商数億円という人もいるようです。

ただし、もちろんこれは簡単な話ではありませんし、ひとたび運用成績が悪くなれば、すぐに契約を解除されてしまうでしょう。

ファンドマネージャーは、会社に所属していようと、独立して働こうと、個人の高いパフォーマンスと結果がシビアに評価される仕事です。