エステティシャンの志望動機と例文・面接で気をつけるべきことは?
エステティシャンを目指すきっかけで多いものは?
美容や体のケアに興味がある
肌のお手入れに強い興味を持っていたり、美しくなりたいという気持ちが人一倍強かったりしたことからエステティシャンへの道を選ぶ人は少なくありません。
エステ業界では、日々新しい技術や知識が生み出されています。
エステティシャンは常に美容に関する新しい情報を取り入れていかなければならないため、美容が好きであることは、この仕事をする上での大きな原動力になるでしょう。
スキルを身につけて独立したい
エステティシャンは資格がなければ働けない職業ではないため、熱意さえあれば、比較的就職しやすいと職業です。
エステサロンは比較的狭いスペースでも開業しやすく、自宅をサロンにする人も多いことから、経験を重ねて将来的に独立し、自分のエステサロンを開業することを目標としている人も多くいます。
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エステティシャンの志望動機の考え方
エステティシャンを志望する人の大半は、エステを利用した経験があります。
エステサロンで施術を受け、その接客や雰囲気、エステそのものへの関心を持ったことをきっかけに「自分もこういう場所で働きたい」という憧れの気持ちが出てくるようです。
しかし、「華やかそう」「美しくなれそう」など、漠然としたエステティシャンのイメージだけで働き始めると、就業後のミスマッチを生じてしまうこともあります。
本や雑誌・テレビなどで想像するイメージだけで志望動機を考えるのではなく、自らエステティシャンの仕事の本質を理解しようとし、実体験の中から志望動機を考えていくとよいでしょう。
エステティシャンの志望動機の例文
自身の経験をもとにした志望動機
「私は幼いころから肌が弱く、肌荒れに悩み自分の顔が好きになれないこともありました。
肌荒れの治療法やメイクについて勉強するうちに、エステと出会い、肌がきれいになっていくのを見て、自分も同じように悩みを抱える人を助けたいと思い、エステティシャンになりたいと思うようになりました。
自分が肌荒れに悩んだ経験から、お客さまの悩みやコンプレックスに寄り添えるエステティシャンになりたいと思っています。」
就職先の魅力を盛り込んだ志望動機
「もともと美容に関することに興味があり、御社のサロンで施術を受けました。
スタッフの方の対応のすばらしさや、自分自身エステを受けてダイエットに成功したことで、エステの仕事に非常に魅力を感じ、ぜひ御社の一員となって働きたいと思いました。
お客様を美しくしながら、自分自身もエステティシャンとして成長していけるよう努力していきたいと思います。」
エステティシャンとして別のサロンにうつる場合の志望動機
「専門学校卒業後、エステティシャンとしてトータルエステサロンで働いていました。
働くうちにお客さまのダイエットや痩身に関心を持ち始め、より専門的な施術ができるエステティシャンになりたいと思い御社を志望しました。
いままでの経験を活かして、お客さまに満足いただける結果が出せるエステティシャンを目指します。」
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エステティシャンの面接で聞かれること・注意点
エステティシャンの面接
エステティシャンはお客さまと直に接し、コミュニケーションをとりながら施術を行います。
そのため、面接では人柄や熱意が強く問われると考えておいたほうがよいでしょう。
大手エステサロンの場合、一度にたくさんの志望者が集まることから、面接はグループで行われることもあります。
とくに新卒や未経験者の場合、現時点での知識や技術はほとんどアピール材料にはならないため、志望動機や自己PRで差をつけていくしかありません。
面接で合否がほとんど決まるといっても過言ではないため、しっかりと準備をして面接に臨む必要があります。
エステティシャンの面接で聞かれること
エステティシャンの面接では、「実際にエステの施術を受けたことがあるか」「当店の施術についてどう思うか」といったことを聞かれることがあるようです。
嘘をつくことはよくありませんが、こうした質問にも前向きに答えられるよう、できるだけ事前に施術を受けたり、下調べをしたりしておくことが大切です。
エステティシャンの面接で注意したいこと
エステティシャンは接客業のため、面接でもまずは明るく元気な印象を与えられるようにし、面接官の質問にはハキハキと明瞭な声で答えましょう。
また、面接時の服装はエステティシャンだからといって、派手な服装で臨むのは避けるのが無難です。
特に指定がない場合は、スーツを着用します。
色は黒に限らずグレーやベージュなど、自分の顔色を最もよく見せられるものを選ぶとよいでしょう。
エステティシャンは毎日さまざまなお客さまと接することから、どのような人に対しても好印象を与えられるような人が好まれます。
あまりに派手過ぎたり逆に野暮ったかったりすることのないよう、身だしなみを整えるとよいでしょう。
エステティシャンの自己PRのポイント
エステティシャンに限らず、面接では自己PRをすることが求められますが、経験者であれば、これまでに培ったスキルや経験を生かして、どのように活躍し、どんな貢献をしていけるのかを中心にまとめるとよいでしょう。
未経験者の場合には、現時点の知識やスキルよりも、人柄や熱意・向上心といったものが重視されます。
自分がどのような人間で、お客さまに対してどんなサービスを提供していきたいのか、将来はどのようなエステティシャンになりたいのかを自分の言葉でまとめることが大切です。
エステティシャンには技術力が必要ですが、お客さまと直に触れ合う仕事であるだけに、信頼感や人間性も重視されることを意識して、自分らしい自己PRを考えていくとよいでしょう。
エステティシャンの履歴書で気をつけるべきことは?
未経験の人に多い書き方として「○○を勉強したい」「○○を身に付けて成長したい」という志望動機があります。
確かに志望動機として熱意を感じますが、サロンは学校ではないため、勉強をしたり成長したりする場ではないということを知っておくことが必要です。
また、「将来独立を考えている」という志望動機も、サロンによっては敬遠されます。
独立サポートをしているサロンであれば採用につながりやすいですが、そうではないサロンの場合「いずれは辞めてしまうのでは?」と採用をためらってしまうケースもあるので注意しましょう。