DTPデザイナーの1日のスケジュール・勤務時間や休日についても解説
夜型の生活の人が多い
DTPデザイナーは、おもに広告代理店や印刷会社、制作会社などに勤務しています。
フルタイムで働く場合は、朝から夕方頃までが勤務時間となりますが、つねに締切に追われるために夜遅くまで残って仕事をしている人も多いようです。
しかし、ほとんどの企業では出社時間の調整や代休を取るなどにより、激務になりすぎないように工夫しています。
また、柔軟な発想力が必要とされる「クリエイター」に分類される仕事であるために、勤務中に仮眠を取ったり、散歩に出かけたりといった自由が認められている会社も多いようです。
全体としては夜型の傾向が強く、朝はややゆっくりめにスタートする職場もあります。
また、フリーランスで働く場合には会社に出勤するわけではないため、1日の時間の使い方は人によって大きく変わってきます。
20代で正社員への就職・転職
制作会社に勤めるDTPデザイナーのある1日
休日
DTPデザイナーの休日は、土・日曜日を休みとする完全週休2日制のところが多くなっています。
しかし、決められた休日にどの程度きちんと休めるかどうかは、勤務先の体制や、その時々に抱えている案件の進捗状況によってもだいぶ変わってくるでしょう。
納期前の追い込み時期や、急な修正依頼が入った場合などは、休日出勤もやむを得ない状況になります。
20代で正社員への就職・転職
勤務先によって忙しさは大きく変わってくる
DTPデザイナーはハードワークといわれることが多いですが、締切ありきの仕事である以上、どのような会社で働くにしても、ある程度の忙しさは覚悟しておいたほうがよいかもしれません。
しかし、ひとつのプロジェクトが落ち着いたら連休を取れる会社もありますし、業務がスムーズに終わった日は定時上がりをしている人もいます。
なお、DTPデザイナーは勤務時間以外でも、街中で見た広告のデザインについて検討したり、デザイン本を見て勉強したり、美術館やアート展に出かけたりといったことを通してセンスを磨こうとする人も多くいます。
こうしたさまざまな経験が糧になり、次のデザインワークに生かされていくでしょう。
仕事とプライベートにあいまいな部分があるのも、この職種の特徴だといえるでしょう。