社会学部卒業生の体験談・就職先まとめ
現代社会学科を目指した理由
高校時代、特につきたい職業があるわけでもなく、法学や文学のような特定の学問に興味があるわけでもなかったのですが、もっと広く社会のことが知りたいと思っていました。
そのため社会に関わる広い学問分野として社会学を扱っている産業社会学部を志望しました。
現代社会学科で学んだこと・役に立っていること
政治経済、労働福祉の分野に強くなりました。
ニュース番組をより深く理解できるようになり、社会に出てからもいわゆる「大人の会話」に難なくついていけます。
また、自分を取り巻く環境・状況がどういったものかを分析する力がついたので社会情勢に対するしっかりとした自分の意見が持てます。
現代社会学科の雰囲気
男女比率は同じくらいだと感じました。
とても明るく社交的な人が多いです。
そのため大学生活はとても満喫できると思います。
ただ一歩間違えれば集団に流されてなあなあな大学生活になってしまうでしょう。
勉強一筋といった感じではなく広く色んなことを楽しもうといった雰囲気の学生が多いです。
現代社会学科の楽しかったところ
比較的単位が取りやすいと言われている学部です。
そのため正課の授業だけに縛られることなく、サークル活動などがのびのびとできます。
また、講義自体も面白く著名な教授も多いので知的好奇心もある程度満たされ楽しいです。
現代社会学科のつらかった・大変だったところ
現代社会学部では社会理論や社会思想も取り扱うので、講義についていき試験で点数を取ることが大変でした。
哲学的なこともありその講義をとっている時期は精神的にもかなりしんどかったです。
他の学部からは単位が取りやすい学部と思われているため、共感を得られなかったところもつらかったです。
現代社会学科の卒業後の就職先・進路
卒業後の進路先は銀行系・食品系が多かったような気がします。
銀行もメガバンクがほとんどで、皆有名な超大手に就職していきました。
野村證券に早々と内定を貰った友人や公務員に就職した友人もいました。
私自身は大学院に進学しました。
卒業後の所感・メッセージ
産業社会学部はとても人数の多い学部でしたので、卒業してから学部で集まったり帰属意識が高まったりということはありませんでしたが、人数が多いからこそ色んな人に出会えました。
さまざまな文化に触れることができ幅広く学べたのはとても有意義だったと感じます。
人間・文化コースを目指した理由
高校在学中より大学では社会系の勉強がしたいと思っていました。
自分のやりたい勉強ができる大学・学科をいろいろ調べたところ、授業や教授陣が充実していて楽しく研究ができると思い、この学部・学科を選びました。
人間・文化コースで学んだこと・役に立っていること
新聞やニュースで報道される事件や出来事を、社会学的に捉えることができ、少し踏み込んだ視点で見ることができるあたりは役に立っているのではないかと思います。
また、大学で取得した単位で「社会福祉主事任用資格」というものが認められているのもメリットです。
人間・文化コースの雰囲気
割と自由な雰囲気です。
学生はいろんなタイプがいてすごくおもしろかったと記憶しています。
また、男女比に関しては、当時にしては女子も多かったです。
学生の意識は勉学に必死に励むというよりは、楽しく気軽に過ごすといった感じが見受けられました。
今はもっと大変かもしれないですけど。
人間・文化コースの楽しかったところ
専門系の講義については、毎回いろんな発見や知識が得られ、とても良い経験になりました。
また、プロゼミ時や3年時以降のゼミの研究活動でも、クラスで旅行に行ったりなど、学生らしい充実した内容だったと記憶しています。
人間・文化コースのつらかった・大変だったところ
レポート課題が出る講義はけっこう期限が間に合わなくなったりして大変でした。
定期試験も科目が多いとそれに伴う試験勉強でけっこう大変だった記憶があります。
試験は、事前に勉強しておけばそれなりの評価がもらえたので、しっかりやっておけば大丈夫でした。
人間・文化コースの卒業後の就職先・進路
自分は社会福祉系の法人に就職しました。周りの友人は、金融系、製造業、マスメディアなどが多かったです。
学生自体が多い大学なので、就職先の候補はたくさんあると思いますが、不況が重なっていたので、いいところに就職するのは大変な時期でした。
卒業後の所感・メッセージ
自分に興味のある勉強や研究ができて、教員や講義も充実している大学です。
最近は国際的にも広がりを見せているので、入学後は充実した大学生活を送ることができると思います。
歴史的な遺産が多く残る京都という場所で学生生活を送るというのも、長い人生の中でよい経験になるかと思います。
現代社会学科を目指した理由
法学部や経済学部のような特定の分野だけではなく、広い視点や考え方で物事を勉強したいと思ったからです。
社会学部は、法学・経済はもちろん心理学や文学・民俗学など、さまざまな学問を学べる教養の高い学部です。
また、当時の18歳の私には特定の分野で勉学を突き進めたいというより、さまざまな方面で学び、その中から自身の興味を強く表現できる分野を見つけたいと思い、社会学を目指しました。
現代社会学科で学んだこと・役に立っていること
民俗学を専攻しましたので、法律的・経済的な点以外からも社会学的・心理学的な視点を勉強し、多角的な視点を養い物事を判断する力が役に立っております。
単純な方面だけではない考え方がグローバルな現代には必要であると実感しております。
就職活動時の自己PRを行う際にも、面接官に学生時代に学んだ考え方や姿勢が大変共感を得られたと思われます。
現代社会学科の雰囲気
教授や学生には、のんびりとした自由な雰囲気があります。
特定の学部を目指す学生より、さまざまな分野を見つけたいと考えている方が多いためか、2年生まではさまざまな授業に自由に参加しております。
そして、3年時になると専門分野を見つけると猛進する姿勢が強くなる傾向にあると思います。
ゼミを専攻すると、1・2年時に学んださまざまな授業と専門の分野の組み合わせで個人個人が自分の分野を極めようとします。
人間力の高い、個性的な人々が多い雰囲気に変わり、さまざまな人間と交流が持てるため楽しいと感じます。
現代社会学科の楽しかったところ
個性豊かな人間が多かったため、友人のタイプがさまざまで面白かったです。
人間力が高く、さまざまな意見を聞くことができ大変刺激を受ける毎日でした。
また通常の授業より学校でキャンプしたり、夜中にバトミントン大会を実施する授業があるなど、特異な授業もあったため良い思い出です。
現代社会学科のつらかった・大変だったところ
さまざまな多角的視点を養うため、フィールドワークを行うことが必須であるため、フットワークを軽くし行動に移すことが大変でした。
卒論を作成する際に、さまざまな年齢層の方々を対象として調べるため、若年層から老齢の方々まで実際にインタビューを実施しました。
人見知りでもある私には大変ハードルが高かったのでつらいと感じました。
しかし逆にこのような機会がなければフィールドワークを行うこともできませんでしたし、対応力が養われたため社会人になった際、大変助かりました。
現代社会学科の卒業後の就職先・進路
多種多様な分野に進んでおりますが、大手金融業界や不動産業界が多いと感じます。
私は大手損保会社の総合職に進みましたが、他は銀行・通信業界・不動産・IT・旅行などさまざまです。
学生にも名の知れた企業に行く傾向が強いです。
卒業後の所感・メッセージ
やはり多角的な視点で物事を見る姿勢と行動力が評価されました。
社会人になって仕事をする際、物事の判断は大変重要です。
判断を行う際に、必要なことはその出来事に対しどのように見て分析し行動に移すかが重要です。
仕事を行うときだけには限られません。
これから人生で色々な場面で取捨選択を求められることが多くなるでしょう。
その際は、悔いを残さないためにも、自分で考え、行動しなければなりません。
その考えや行動をどのように身に着けるべきか、を考えた際に、私は大学を利用することが一番だと考えました。
大学で出会う人たちや感じる経験は大変貴重なものです。
今後の人生にも大きく影響を受けると思います。
ぜひ真剣にどうしたいか、今一度見つめなおしてどの学部に行くか考えてみてください。
その考える行為が人としての1歩です。
社会科学科を目指した理由
多くの人がそうであるように、自分もまた進路選択にあたってはこれと言った確固たる意志とか将来のビジョンが固まっていた訳ではありません。
何となく…と言ってしまえばそれまでですけど、強いて理由を挙げれば、新聞を読んだりニュースを見ることに人より少しだけ関心があったからでしょうか。
社会科学科で学んだこと・役に立っていること
私は政治思想史を専攻しました。
「社会科学科」と言うほどですから、文系学問の社会科学的な領域、つまり法学・政治学・経済学・統計学・社会学…etcのおおよそ全領域が1つの学科にまとめられているわけです。
当然在学4年の課程で自身の専攻を絞りこんでいくのですが、最初の2年間は「広く、浅く」これら全領域の基礎的知識を学習させられます。
これっぽっちも興味の抱けない分野であれど問答無用で必修単位に指定されているのがつらいところです。
私には「これを学んでこういう未来を歩むぞ!」といった明瞭なビジョンがないのですが、とにかく義務的にさまざまな分野を教養的に学習したことで、これだ!と思える分野、政治思想史にブチ当たることができました。結果論ですが…。
「役に立っている」ということでは、とにかく好き嫌い問わず、種々の分野の基礎知識を学習させられたことで、たとえ自分自身が理解しきれない・興味の持てない範疇の知識や考え方であっても、それを無意味なものとか不要なものだとは思わなくなったのはとても大きな収穫かなと思います。
一見無関係な情報や知識同士を結びつける・結びつけようと試みる能力は本当に尊く、役に立つものです。
もう少し具体的、かつ政治思想史という分野に沿った話ですと、思想史は文献読解がマストだから、語学力(他言語読解力)がメキメキ伸びたこと。
あとは思考を組み立てるプロセスを絶えず意識する癖がつきました。論理学の入門書なんかは今でも生活の節々で実用性を発揮してくれます。
社会科学科の雰囲気
当校では大規模学科の部類で、一学年に200人超が在籍していました。
男女比は女学生が僅かに上回る程度でほぼ互角。
ウェイウェイからオタク、ぼっち、ゴーイングマイウェイな変人まで、雑多な人種がそれぞれ思い思いに過ごしていました。
「出欠カードや試験情報のやり取りは?!ぼっちでは生き延びられないのでは」、至極全うなツッコミが入りそうですけど、今時珍しい放任主義な先生が多かったです(教務課も然り)。
つまり出欠を取らない(建前上取っていても実際には成績に反映させない)、学生に発言やディベートを強要しない、稀に先生の方が授業に現れない、など。
もちろん、ディベート!グループワーク!プレゼンテーション!ガツガツやってく先生や授業も設置されていましたが、行きたい人たちが自らの意思でそういう雰囲気を選択していた感じです。
全体としては本当に自由、悪く言えば締まりのない学科でした。
それと、これだけ放任主義でありながら、不思議なことに授業中に内輪でバカ騒ぎするタイプの人種はほぼ見当たりませんでした。
誇れる美徳のような、それ自体が学科全体に漂う倦怠感を端的に表してるような…。
社会科学科の楽しかったところ
入学当初はぼっちで不登校(下宿先のアパートで1日中ゴロゴロする生活を送っていました)、専攻を定めゼミに所属して以来は、良い同期と恩師に恵まれそれなりに楽しく過ごしていました。
飲酒して、読書会して、『朝まで生テ○ビ』さながら議論もどきのヤジ大会を開いて、研究室で先生と学生たちとで夜な夜な映画を見て…。
面白かったです。
社会科学科のつらかった・大変だったところ
とにかく専攻分岐までの教養課程がひたすら苦痛でした。
「面白くない」授業を無理矢理取らされるのが本当に不愉快でした。
挙げ句不登校になったくらいです。
思い返せば、未熟な一学部生風情が面白い・つまらないの超絶身勝手な指標を振り回して学問領域を選別するなど傲慢も甚だしい奴だなぁという感じですけど、それでももう一度教養課程をやれと言われたらやっぱりきっとまた不登校になるでしょうね。
裏を返せば、それくらい後に続く専攻に対する打ち込み甲斐が結果見出だせたのですが。
社会科学科の卒業後の就職先・進路
私は他大学の院に進学しました(現在在学中)。
専攻は変わらず、政治思想史です。
周囲の同期を11分割(笑)すると、公務員と民間就職が4:5。
残りの2が進学といったところでしょうか。
志ある有能な人では、海外大学に長期留学で再入学するなんてパターンもありました。
司法試験は、学科のカリキュラムでは網羅しきれない(法学部ではないので)ため、独学または予備校通いで予備試験に挑むか他大法科大学院に進学するかの二択になります。
民間は、これは学科全体の特色というわけではなさそうですが、自分の周囲に限るとマスコミへの就職が目立ちました。
卒業後の所感・メッセージ
大学入学より以前に、大学以降の「学問」について精確に具体的にイメージを膨らませる作業は、現行の教育制度下にあって、多くの人にとって極めて困難を伴う作業です。
また、そんなことをする義務もないと思います(それができる人は本当に図抜けた知能や学際的センスを持っている、もしくはそれを可能たらしめる素晴らしい環境に身を置いているということです。迷わず高みを目指して欲しいです)。
大学は、「大学以降の学問」が何たるかを私たちに知らせる機会と環境を提供してくれます。
私にとって、それは結構な苦痛を伴うものでしたけれど、この「教養課程」を楽しもうが嫌々こなそうが、全力で取り組もうが全力で手を抜こうが、きっと良い専攻に巡り会えると思います(手を抜きすぎて専攻課程に進めないのは駄目ですよw)。
仮に専攻の選択に失敗して後悔しても、もう一度新しい専攻を探せば良いだけです。
それだけの懐の深さとユルさ(敢えて自由とは言いません)がこの学科にはありました。
社会学科を目指した理由
高校生の時点で自分の興味が何なのかいまいちはっきりしなかったため、法学部や経済学部のようにガチガチではないが、文学部みたいに漠然としすぎていないという点で社会学部に興味を持ちました。
その中でも社会学科は分野が広かったため、受験しました。
社会学科で学んだこと・役に立っていること
メディア専攻だったので、マスコミなどテレビや新聞の捉え方は自分の人生に大きく影響しました。
ワイドショーやニュース番組で騒ぎ立てていることには全然興味を持たなくなり、その裏で何が起こっているかを考えるようになりました。
社会学科の雰囲気
社会学部社会学科はどちらかというとチャラチャラした感じのギャル男や髪を巻きまくったお姉系が多かったです。
男女比は4:6で女性の方が多く、可愛い子のレベルも高かったように思います。
他学部からは羨望の的でした。
社会学科の楽しかったところ
試験はテスト形式よりもレポート提出が多く、難易度もそこまで高いものではありませんでした。
講義も寝ていたりサボって遊んでいても余裕で単位がとれるレベルでした。
体育の授業が必修でしたが、レクレーションのような感じで楽しかったです。
社会学科のつらかった・大変だったところ
社会学部というと何をやっているのか疑問に思われることが多く、就職の面接でもその点を突っ込まれることが多かったように思います。
また、何故か思想が社会主義とか左寄りとかに勘違いされることが多く、特に年配の方のイメージはあまりよくありませんでした。
社会学科の卒業後の就職先・進路
新聞社やテレビ局、広告代理店などのマスコミ関係が多かったです。
一部の優秀な人間は全国紙やキー局に行きましたが、地方紙やローカル局、中小代理店が多かったように思います。
その他ではメーカーは少なく、銀行、生保がほとんどでした。
卒業後の所感・メッセージ
学生時代は単位習得も楽で、天国のような気分でしたが、卒業後は社会学部ということで得したということは薄いような気がします。
サラリーマンになるのであれば、むしろ経済や商学部系が就職にも出世にもお得かと思います。
社会科学科を目指した理由
高校時代に大学で学びたいことを一つに絞れませんでした。
ですので大学に入った後でも自分の学びたいことを柔軟に変更できる社会科学部を志望しました。
社会科学とは政治、経済、法律、文化などといった学問をすべてひっくるめた学問のことを指します。
大学入学後はこの中から自分が興味ある学問のみを取捨選択していくことが可能です。
社会科学科で学んだこと・役に立っていること
マスメディアの研究を行うゼミに所属していました。
今の時代において中心となるメディアといえばやはりウェブになりますので、OBが勤務するウェブ系のベンチャー企業に新しいウェブ・サービスを企画提案するというフィールドワークが大変ためになりました。
ウェブの世界のプロたちがどういう視点でモノを見るのかがわかってよかったです。
社会科学科の雰囲気
社会科学という幅広い学問を扱う学部のせいか、つかみどころがない学生が多いです。
よく言えば自由な気風なんですが、悪く言えば何をやりたいのか自分でもわかっていない感じというか。
おまけに理工学部に匹敵するくらい女子の少ない学部でしたので、私立とは言え華やかさ成分は少なめです。
社会科学科の楽しかったところ
自分のやりたいことや自分なりのテーマがある程度定まった時に、自分自身の力でカリキュラムを作り上げていけるところが楽しかったです。
私はウェブの仕事に興味を持ちましたので、メディア研究に加えてプログラミングや、メディアにまつわる法律などを積極的に勉強することができました。
社会科学科のつらかった・大変だったところ
必修科目が少ないところが非常に大変です。
社会科学部オリジナルの科目というのが多くないのです。
ですので、政治経済学部や法学部、さらには文学部、理工学部などの科目の中から自分のやりたい科目を選ばなければなりません。
適当に選んでしまうと支離滅裂な時間割が完成してしまいます。
社会科学科の卒業後の就職先・進路
商社、通信業界、マスコミ業界、IT業界へ就職する人が多いですが、傾向のようなものはもしかしたらあまりないかもしれません。
地元に戻って地方公務員になる人も一定数います。
ちなみに私はベンチャー系のIT企業にエンジニアとして就職しました。
大学2年の時から理工学部の科目であるプログラミングの授業を受講していたためです。
社会科学部自体は文系の学部ですが、理系の科目も選択できるのでそういう進路へ進むことも可能です。
卒業後の所感・メッセージ
社会について幅広く学びたい人にとってはうってつけの学部となるかもしれませんが、何かを専門的に学びたい人にとっては不向きとなる可能性が大きいです。
社会科学部で法律のことを学ぶことはできます。
ただやはり専門学部である法学部と比べると、選べる科目に違いが出てきてしまいます(法学部の科目を全部は選べない)。
ですので、社会科学部を志望するのであればそういう弊害もあるということを理解しておいてください。
メディア学科を目指した理由
私はもともと記者や編集者といった出版系の仕事に就きたいと思っていました。
そこで、ニュースやジャーナリズムについて学ぶことができたり、労働問題や環境問題といった社会的なトピックスに詳しくなれそうな社会学部を選びました。
メディア学科で学んだこと・役に立っていること
「社会」というものの切り分け方やさまざまな概念を学び、世の中を見る目がより精細になったと感じます。
たとえば、ブラックなアルバイトの問題を社会全体の労働問題と結び付けて考えるなどという風に、アルバイトの中でも労働問題という側面にフォーカスした視点を持てるようになりました。
メディア学科の雰囲気
社会学部は昔から女子が多いと言われていて、実際に男女比としては若干女子が多いと思いました。
クラブに遊びに行くような派手めな人や、おしゃべりが好きな賑やかな人が多いですが、大人しい人も普通にいるので安心してください。
メディア学科の楽しかったところ
考え方や概念的なものが学べるところです。
昔の学者が考えた、社会をどのようにとらえるか?といった枠組みを知り、そういうことは今の現代社会でも起こっているなあ、という風に学びを広げていけるところも魅力的だと思います。
メディア学科のつらかった・大変だったところ
必須ではありませんが、社会学の中で社会調査を行うことがあります。
アンケートを実施したり、インタビューを行ったりすることです。
これがきっちりと決められた手順でやらなければならず、手間もかかるのでなかなか大変です。
メディア学科の卒業後の就職先・進路
自分も含め、サービス業で就職する人が多く、金融やメーカーでの勤務がそれに続く形です。
メディア学科の特性上、新聞社や出版社といったマスコミに行く人も一定数いますが狭き門であるため、あまり多くはありません。
卒業後の所感・メッセージ
良かったところは学生時代にはなかなか実感が持てない社会や働き方といったことについて授業で学ばせてもらえることです。
また、実際に社会を見たり話を聞きに行くという名目でフィールドワークが豊富なのもいいところでした。
いまいちなのは、自分が大学時代に何を学んだか?ということがはっきり言いづらいところです。
高校生の皆さんには、自分が学びたいことをはっきりさせ、軸を定めて講義を取ることをおすすめします。
メディア社会学科を目指した理由
大学では視野を広げたいと考えていたので、ジャンルにとらわれずに幅広く世の中のことを学べると思って社会学部に興味を持ちました。
その中で将来的には広告業界で働きたいと考えていたのでメディア社会学という学科を選択しました。
メディア社会学科で学んだこと・役に立っていること
希望通りに広告会社に就職できたということが大前提として役に立っています。
それ以外ですと日常生活でマスコミに流されなくなりました。
マスコミの仕組み、狙いなどについて心理学も含めて勉強してきたので情報の信ぴょう性を自分で判断できるようになりました。
メディア社会学科の雰囲気
メディア社会学科はマスコミや広告業界志望者が多かったので華やかな雰囲気はどこかありました。
常にアンテナを高く持っている学生が多く、新しいことをやってやろうという気概がありました。
男女比はほぼ半々でした。情報交換をする機会も多かったのでコミュニケーション能力が高い人が多いイメージです。
メディア社会学科の楽しかったところ
社会学部全体だと興味の分野もさまざまに別れているので個性的な学生が多くてとても刺激になりました。
講義も単位の対象になるものでも種類が豊富だったので、メディア系の講義以外も多く受けることができてとても勉強になりました。
メディア社会学科のつらかった・大変だったところ
卒論を含めて研究をする時には常に膨大な量のアンケートが必要でした。
アンケートをするからには仮説を立てて、その項目から何を知ることができるのかをしっかりと考える必要があり、コツを掴むまでは苦労しました。
集計も慣れないと上手く分析に生かせないので、調査研究の難しさを思い知らされました。
メディア社会学科の卒業後の就職先・進路
私の学科ではやはりマスコミや広告関係に進んだ人が多かったです。
会社の規模は誰もが知っている大手に就職をした人もいますし、一度就職した後ではありますが広告会社を立ち上げた人もいます。
大学院に進む人はあまり多くはなかったです。
卒業後の所感・メッセージ
世の中の大きな仕組みを学生のうちに学ぶことができたのは良かったと思っています。
少し具体性に欠ける学部ではあったために、何かを極めたとう感覚は持つことはできませんでしたが、入学前の望み通りに視野を広げることはできました。
もし自分の将来について具体的な展望が見えていないのであれば、社会学部で興味を持てるものを探すのも良いと思います。
社会学科を目指した理由
高校生の頃に漠然と名前がかっこいいと思ったので、一橋大学を志望していました。
その後、マスコミへの興味があったので、その分野の研究をやっている社会学部を希望するようになりました。
私の場合は、志望理由に関しては漠然としてました。
社会学科で学んだこと・役に立っていること
社会学の中で私は言語社会学を専攻していました。
私の入ったゼミでは沖縄でのフィールドワークを積極的にやっており、若年層への沖縄方言の使用度に関する調査など年に1回行っておりました。
年に一回沖縄旅行ができたのでいい経験になりました。
社会学科の楽しかったところ
社会学部は定義があいまいな学部でもあるので、その分比較的に自由に幅広い分野の授業を受けることができました。
労働問題や社会問題などの分野もあれば、都市や歴史、スポーツに関するものまでいろいろなことが学ぶことができ楽しかったです。
社会学科のつらかった・大変だったところ
学部の自由度が高い分、自分の興味関心や研究しようとおもっていることなどを明確にしなければなりませんでした。
授業を受けて漠然と研究の方向性を決めていくというよりも、自分が何を知り、何に興味があるのかを明確にして研究をする必要があり大変でした。
社会学科の卒業後の就職先・進路
自分はメーカー企業の営業職に就職しました。
周囲では、商社やメーカー、金融など幅広い分野の企業に就職しています。
職種も営業、経理など色々ありました。
学部内の研究の幅が広い分就職先もそれぞれバラバラになるという印象です。
卒業後の所感・メッセージ
社会学部は自分の身の回りで生じていることや、日々感じていることがそのまま研究対象にもなる学問であると知りました。
自分が生活している中で問題意識を持っていることをそのまま深めていくことができるので、面白いと思います。
社会学科を目指した理由
中学高校時代は、歴史や政治経済といった科目が得意だったので、得意な物を活かそうと考えて志望先を決めました。
入学した大学以外でも受験した学部は、法学部、経済学部、社会学部などでした。
結局受かった中で一番偏差値が高かったとこに入学しました。
社会学科で学んだこと・役に立っていること
社会学が扱う範疇は多岐に渡るので、一言で言い表すのは難しいです。
あえて言うなら、物事の見方についてや「学ぶ」という行為自体について学ぶことができます。
自分や社会について客観的に見る目が養われたと思います。
ニュースや時事問題に触れる機会が多いので、そちらの分野には強くなれます。
社会学科の雰囲気
社会を扱う学問なので、ニュースやポップカルチャーに精通している学生は多い傾向にあります。
自分の進む道が明確になっていない人が進学してくることも多いので、進路について悩んでいる人もよく見かけました。
男女比は、男性の割合がやや多めです。
社会学科の楽しかったところ
学べる分野の範囲がとにかく広いところです。
社会学が扱う範囲は多岐に渡るため、教授陣の経歴や入学してくる学生は多種多様です。
色々なタイプの人で出会えるので刺激になります。
文系の学問に興味があるけど具体的に何をしたいかわからない、という人にはおすすめの学部です。
社会学科のつらかった・大変だったところ
「社会」という漠然とした広い領域を学ぶので、同じ学部でもほかの人が何をやっているかイマイチわからないことも。
自分で研究テーマを見つける必要に迫られたとき、何をやっていいかわからなくなってしまう学生もいます。
また、社会に出てすぐ使える能力や資格を身に着けられるわけではないので、就職では自己PRに苦労しました。
社会学科の卒業後の就職先・進路
卒業後の進路で多いのは、銀行・金融関係、地方・国家公務員、マスコミ関係などです。
社会学は良くも悪くも就職に直結するような学問ではないので、就職先は多岐に渡ります。
民間企業に行く場合、営業職や事務職に就く人が多かった記憶があります。
卒業後の所感・メッセージ
社会学部は就職に直結する学部ではないので、予算も削減傾向で世間の風当たりも強いです。
そのかわり、自分について社会についてじっくりと考えることができ、広い視野を身に着けることができます。
やりたいことが見つからないという人は、比較的マイペースに自分の道を探ることができる社会学部を検討してみてはいかがでしょうか。
社会情報学科を目指した理由
この学部は、5つのカリキュラムから自分が興味あるものを選択して授業を受けられるので、これと言ったやりたいことが今現在の時点で明確じゃない人でもこの学部に入ってから将来を考えることが可能だと思ったからです。
社会情報学科で学んだこと・役に立っていること
私は食品系とファッション系を主に受講していました。
食品の授業は簡単に言うとカップラーメンには2日分の摂取量の塩分要素が入っているなど、普段の生活に役立てるようなことが多かったので、今でも思い出します。
社会情報学科の雰囲気
男女の比率は、社会学部は女性が6割の男性、4割くらいで、女子がちょっと多いかなという感じです。
授業内容がファッションとかあったので、奇抜なファッションが好きな人とかいたり、将来栄養士になりたい人など、将来は別々になりそうなくらい個性がたくさんありました。
社会情報学科の楽しかったところ
結構真面目な人が多かったので、男女はとても仲が良く、クラスがバラバラでも良くみんなで遊んでいたりしました。
週に一回以上は社会学部全体や、社会情報学科全体の授業があったので、喋ったことはなくても顔はみんな知ってるというような感じでした。
社会情報学科のつらかった・大変だったところ
英語が苦手で、特に将来英語を使う道に行く人じゃなくてもかならず英語の単位は獲らなければいけません。
それが毎回あるので4年間英語の勉強をするのがつらかったです。
もし単位を落としてしまえば、翌年にその英語の授業をもう一度必ず取らなければいけません。
社会情報学科の卒業後の就職先・進路
女の子は基本的に、飲食店・アパレル・専門職・コールセンター・受付とさまざまですが、一番多かったのは事務職でした。
男子もさまざまで、メトロやHONDA、不動産や飲食店や自分がやりたい道に行っているという感じでした。
卒業後の所感・メッセージ
将来何になりたいというのが明確に決まっていれば、その学部が入っている学校を選ぶのをおすすめします。
なぜならそれだけを専門的に学べて他いらないものは十授業にないからです。
まだ将来が決まってなければ、将来どの道でも行けるようにいろんな分野が入っている学校に行くのをお勧めします。
私は卒業した後、ネイリストになり転職してITの事務職をしていますが、学校で習ったことを生かすことができてます。