カメラマンの勤務時間・休日
カメラマンの勤務時間
カメラマンの勤務時間は、働く場所や雇用形態、具体的な業務内容によって変わってきます。
新聞社や出版社などで勤務しているカメラマンの場合は、その会社の就業規則にのっとって、毎日だいたい決められた時間で働くことが一般的です。
一方、フリーランスの人や仲間と事務所を作って働いている場合などは、自分が請け負う仕事に応じて働く時間が変わってくることも多いです。
また、会社勤務の場合でも、新聞社などに勤めている報道カメラマンのは、事件が発生すれば夜中でも起こされて出勤する場合もあります。
風景写真を専門にしているカメラマンの場合、目的の写真を撮影するために、明け方から撮影に出かけたり、夜中に撮影をすることもあるでしょう。
カメラマンは、人によっては不規則な生活になる可能性があります。
20代で正社員への就職・転職
カメラマンの休日
会社勤めのカメラマンの場合は、その会社で定められた休日に休むのが普通です。
休みは土日祝日になることが多いようですが、それも仕事内容や担当業務によっては出勤となることがあります。
休日出勤をした場合は、その分、代休をとるなどで対応します。
フリーランスのカメラマンの休日は、勤務時間と同じく仕事次第といえるでしょう。
フリーランスになると基本的に自分ですべて仕事のスケジュールを管理するので、仕事が入ってない日に休みます。
また、たとえば午後から夜中まで撮影が入っている日は、午前中は休んで午後から仕事をする、といったような動きをしている人も多いです。
カメラマンの残業時間
カメラマンというと日々忙しく働くイメージが強いかもしれませんが、店の営業時間が決まっているフォトスタジオで働くカメラマンなど、勤務先によっては残業がほとんどない場合もあります。
結婚式の撮影を専門に手掛けるブライダルカメラマンは、勤務時間は事前に決めやすいものの、長時間勤務になりやすいといわれています。
新聞社や出版社のカメラマンは、業務量が多く、締切に追われながら撮影をしていくため、どうしても残業時間が増えてしまうことがあるようです。
とくに報道カメラマンになると事件や事故などの突発的な出来事にも対応しなくてはならず、残業時間が長くなったり、急な仕事が入ったりする可能性もあります。
20代で正社員への就職・転職
カメラマンは忙しい？ 激務？
カメラマンは激務といわれることが多い職業です。
その背景には、もともと重い機材を持ち運んであちこちに移動して撮影するなど体力勝負の仕事であることや、撮影は長時間かかることもあり、どうしても労働時間が長くなりがちなことがあるのかもしれません。
また、一人前になるまでの下積み時代は先輩のサポートや雑用のようなことを多く任されて、長時間働かなくてはならない割に給料が安いということも、カメラマンが大変だといわれる理由のひとつでしょう。
カメラマンは憧れる人が多い職業ですが、勤務先や担当業務によっては不規則な生活になる覚悟も必要です。
カメラマンの休日の過ごし方
カメラマンは日々、決定的瞬間を撮り逃さないように神経を尖らせて仕事に向き合っているため、休日はできるだけゆっくりとしたいと考える人が多いようです。
カメラマンにはインドア派の人もアウトドア派の人もおり、休みになると趣味を思いきり楽しんだり、家族と一緒にのんびりと過ごしたりする人もいます。
もともと撮影が趣味だったというカメラマンも少なくありませんが、休みの日もカメラを使っているかどうかは人によって異なります。
