バリスタの志望動機と例文・面接で気をつけるべきことは?

バリスタを目指すきっかけで多いものは?

バリスタを目指すきっかけとしてよく言われるのは、もともと自分自身コーヒーが好きで、もっとコーヒーのことを知りたいという気持ちから、この職業に興味を持ったということです。

いまトップで活躍するバリスタたちも、たいていは「コーヒーを飲むことが好き」というところからスタートしています。

そこから豆の種類や焙煎方法、抽出方法による味の違いなどに興味を持ち、コーヒーの奥深さに魅了され、どんどんのめりこんでバリスタになることを決意したということが多いようです。

なかには、お気に入りの店でのバリスタとの出会いをきっかけに、「自分もこんな風になりたい」と憧れて、バリスタになる人もいます。

バリスタは、毎日ひたすらコーヒーと向き合う仕事だからこそ、コーヒーが好きであることは絶対に必要な条件といえます。

そして「コーヒーの素晴らしさを多くの人に伝えたい」という情熱が、バリスタとして成功する原動力になるはずです。

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バリスタの志望動機の考え方

バリスタの志望動機を考える際には、自分とコーヒーとの出会いや、コーヒーが好きである理由などを深く見つめなおしてみるとよいでしょう。

また、コーヒー愛好家は世の中にたくさんいますが、自分自身が趣味の領域を超えて、コーヒーのプロフェッショナルであるバリスタになりたいと思った理由が必ずあるはずです。

志望動機は、一人ひとり違うものになるのが当たり前です。

自分とコーヒーとの関わりについてあらためて考えていき、そこからバリスタという職業のどこに魅力を感じるのか、自分はどのようなバリスタを目指していきたいのかといったポイントについて考えていくとよいでしょう。

バリスタの志望動機の例文

経験者の場合

「私は前職でも3年ほどバリスタとして勤務していました。

前の職場は個人経営の小さなカフェで、毎日のように来店してくださる顔なじみのお客さまも多く、バリスタとして多くのことを学ばせてもらいました。

しかし今回、さらなる成長の機会を求めて転職することを決意しました。

こちらの店舗は前の職場の3倍ほどの席数があり、週末には行列ができるほどの人気店であると認識しています。

厳しいこともあると思いますが、新たな環境に身を置くことで、これまでには出会えなかった方々からも刺激を受けながら、大きく成長できるチャンスだと考えています。

そして、バリスタとしてさらに魅力的な人材になりたいと考えたことが、こちらを志望した理由です。」

未経験者の場合

「私は大学生の頃からコーヒーが好きで、自宅でもハンドドリップをしてよく飲んでいました。

最初は趣味程度だったのですが、チェーン店のカフェでアルバイトをするうちに、さまざまな種類のドリンクやコーヒーのことをもっと知りたいと思い、自分でも勉強するようになりました。

そのなかでバリスタという職業があることを知り、「これこそが自分がやりたいことだ!」と気付きました。

まだバリスタとしての経験はありませんが、コーヒーを好きな気持ちは周囲の人に負けない自信があります。

日々勉強を続けて、1日でも早く一人前のバリスタになり、たくさんのお客さまに幸せと満足を与えていきたいと考えています。」

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バリスタの面接で聞かれること・注意点

バリスタの面接は、実際の勤務先となる店舗で行われるのが一般的で、そこまで堅苦しいものではないことが多いでしょう。

よく聞かれるのは、バリスタとして、あるいはカフェやその他の飲食店での勤務経験があるかどうかということです。

未経験者でも積極的に採用している店舗であれば、応募時点でのスキルや経験はほとんど問われません。

ただし、一部の店舗では即戦力となれる人材を求めており、その場合には職務経験を詳しく聞かれることもあるようです。

バリスタの面接では服装も自由であることがほとんどですが、バリスタの仕事はお客さまと接するサービス業であることから、清潔感があり、明るい雰囲気を出せるように心がけるとよいでしょう。

バリスタの自己PRのポイント

バリスタの自己PRでは、自分がバリスタとしてふさわしい個性や強みを持っているところをアピールできるとよいでしょう。

バリスタは、コーヒーの専門知識やエスプレッソの抽出技術を持つ技術職であるとともに、お客さまに心地のよい接客・サービスを提供する仕事でもあります。

バリスタとしての経験があれば、それを存分にアピールしたいところですが、もし経験がなくてもアルバイトなどで何らかの接客経験があったり、普段人と接するときに気を付けていることや、人とコミュニケーションをとることが大好きだということを伝えられるとよいでしょう。

また、この仕事は日々練習やトレーニングを重ねてスキルアップしなくてはなりません。

向上心があり、本気でバリスタとして成長していきたいという思いも伝えていくように心がけたいものです。

バリスタの履歴書で気をつけるべきことは?

バリスタの採用試験時に必要となる履歴書は、市販されているごく一般的なフォーマットのものを使えばよいでしょう。

合否を決定するうえで履歴書そのものが重視されることはほとんどなく、面接時に、履歴書の情報を確認しながら話を進めていくといった程度になることが多いようです。

履歴書作成の際には、字をできるだけ丁寧に書く、空欄がないようにきちんと項目を埋めるといった基本的なことに気を付ければ問題ないでしょう。