アプリケーションエンジニアの勤務先、働き方
勤務先の種類
アプリケーションエンジニアの代表的な勤務先は、Webシステム・アプリ開発、その他のソフトウェア開発を手掛けるITやWeb系の企業です。
ITの発展とともにこれらの企業は増えており、大小多くの企業がアプリケーションエンジニアにとって勤務先としての選択肢となります。
同じIT・Web系の企業でも、会社によってスマホアプリをメインに作るところもあれば、業務系システムを扱うところもあり、携わるプロジェクトによって使用するプログラミング言語も異なります。
また、案件の種類として、クライアントから依頼を受けてニーズに沿ったシステムの開発を行う受託案件もあれば、自社商品・サービスを企画して開発する案件もあります。
企業によって受託のみ、自社開発のみ、あるいは両方を手掛けているところもあり、同じアプリケーションエンジニアといっても、勤務先によって業務の進め方などはだいぶ変わってくるでしょう。
20代で正社員への就職・転職
働き方・雇用形態はさまざま
アプリケーションエンジニアの雇用形態はさまざまです。
もちろん、正社員としての求人もたくさん出ていますが、応募の際に、正社員と契約社員のどちらかを応募者が自由に選べる形をとっている会社も少なくないようです。
また、ITエンジニアとして派遣登録をし、派遣先の企業で仕事をする人もいます。
IT・Web業界のエンジニアは需要がありますが、個々の持つ技術力や経験が最大の武器となります。
プログラマーとして多様な開発経験を積み、さらに上流工程の理解や顧客対応、プロジェクトマネジメントもできるスキルを備えていれば、多くの企業に求められるようになるはずです。
この業界に限らず、一般的には正社員が最も安定した働き方ができるといわれますが、ITエンジニアはあえて自由に動きやすい派遣社員やフリーランスの形を選び、短期間にでさまざまな種類のプロジェクトに携わりながらスキルアップを目指すことを望む人もいます。
また、正社員でなくても、高度なスキルや専門性を持つエンジニアになれば高単価の案件に携わりやすくなり、場合によっては正社員以上の収入を得ることも可能です。