宇宙飛行士に向いている人、適性

適性が重視される職業

宇宙飛行士は、宇宙という特殊な環境で確実に任務をこなさなければならないため、他の職業に比べると、適性がより重視される職業です。いくら宇宙に行きたいという思いが強くても、向いていないと判断されてしまえば、残念ながら宇宙飛行士になることはできません。

では、宇宙飛行士にはどのような資質が求められ、どのような人が向いているのでしょうか?

状況認識能力

宇宙飛行士に最も必要なこととも言われています。飛行中は予期せぬ事態に直面することもありますが、そんな時、もしパニックになっておかしな行動をとれば命を落とす可能性もあります。

どんな場面でも正確に現状を把握して今後の動きを予測し、行動計画を立てる力が求められます。

トラブルがあった際に落ち着いて行動できる人、現状だけではなく、先を見越して判断することができる人は、現時点での状況認識能力が高いと言えるでしょう。

リーダーシップ

現在、そしてこれからの宇宙飛行士には、世界の優秀な宇宙飛行士たちと肩を並べ、さらにそのトップに立つことが求められています。宇宙飛行士になれば、想像を絶するような難しい局面にさらされることもあります。

しかしリーダーになれば、常にメンバーたちの意見をまとめ、最終的な決断を下さなければなりません。

真のリーダーシップを発揮するのは難しいですが、まずは熱意や勇気、判断力、幅広い教養などを身につけることが大切です。

協調性・コミュニケーション能力

宇宙飛行士は、仲間たちと協力して任務を遂行します。日本人だけではなく、外国人の宇宙飛行士と共同で作業することもあるため、異なる考え方や価値観を持った人ともコミュニケーションをとり、協調性をもって行動しなければなりません。

さまざまな人が集まる場で過ごすことや、周囲の意見を聞くのが得意な人は、宇宙飛行士に向いています。また、相手に自分の意見をわかりやすく伝えようとすることも大切です。

安定した精神力

宇宙飛行士は、閉鎖環境で長期間生活するため多大なストレスを受けます。そのため、怒りっぽかったりすぐに落ち込んでしまったりする人よりも、いつも精神的に安定している人が向いています。

不安や孤独感、緊張感を抱えやすい環境でも、集中力を欠かさずに作業を続けられるかどうかも大事なポイントです。