庭師のつらいこと、大変なこと、苦労

雨の日は商売あがったり

庭師の仕事のほとんどは屋外で行われるものです。そのため、雨や雪の日は作業をすることができず、休みにしなければなりません。

また、庭師は庭木の剪定等、高所での作業が多いため、強風の日も仕事を制限されます。以前から作業を予定していた日であっても悪天候の場合は安全面の理由から、延期にせざるをえないのです。

その分、請け負える案件の数が減ってしまうため、中小規模の造園業者の多くが梅雨や台風の時期に収入面で受ける打撃は甚大なものになります。

害虫の恐怖と隣り合わせ

庭木の剪定の際、季節によっては害虫の被害に悩まされることになります。中でもチャドクガは園芸植物に被害を与えるだけでなく、刺された場合長期間にわたってしつこい痒みに襲われます。

なお、チャドクガは刺される回数を重ねるごとに症状が重くなっていくため、これが原因で庭師の職を辞す新人も少なくありません。

その他、毛虫や蜂の被害も多いため、庭師は夏場であっても害虫対策として原則長袖を着用することになります。

しかし、それが仇となり大量の発汗が原因で汗疹で苦しむ庭師も多いのが現状です。

また、毒や棘のある植物による被害も後を絶ちません。

庭師の愛用品の一つに防虫器というものがあります。早い話が持ち運び可能な蚊取り線香のようなもので、庭師はこれを腰にぶら下げて作業をしています。

収入は、けして良くはない

前述のように、個人の庭師は日当で賃金が発生します。理由はどうあれ、仕事のない日は原則、賃金が発生しません。

そのため、1年を通じて仕事を完全に切らさないようにするのが大変であると考えている庭師がほとんどです。

個人で活動している庭師は皆、チラシやHP等での営業活動に地道に取り組むなど、自力で日々の仕事を得なければならないことに苦労を感じています。

体力勝負の重労働

庭師の仕事は体力がなければ務まりません。そのため、日々の体調管理には人一倍気を使っている職種です。

厳寒日も猛暑日も屋外で作業しなければならないため、過酷な労働環境であるともいえるでしょう。とくに夏場の熱射病には十分な注意が必要です。

また、石材や砂などの重いものを運搬する際などに腰を痛めてしまうこともあります。

経験を積むことで筋力や体力は自ずとついてくるため、これらは新人であればあるほど感じる苦労であるといえそうです。

基本動作を守って怪我回避

庭師は高所作業も多いため、落下等による怪我の危険性があります。さらにチェーンソーやトリマーなどの危険機器は重大な事故を招く恐れがあります。

とくに慣れない見習いのうちは生傷が絶えないことを覚悟しておく必要があります。

しかし、基本的な動作を怠らなければ、ほとんどの怪我は回避できます。少しの手間を惜しんだ結果、大怪我につながったというケースが多いようです。