「絵」が好きな人に向いている職業・資格(読了時間:2分25秒)

「絵が好き」だという人には、大きく分けて「絵を描くのが好き」という人と「絵を見るのが好き」という人の2パターンがあるようです。では、それぞれのタイプについて、どのような職業があるのかを考えてみましょう。

絵を描くのが好き

「絵を描くのが好き」な人がなりたがる職業として、画家、マンガ家、絵本作家などといった職業があげられます。

美大や専門学校で絵の基礎を学んだりする人が多いようですが、学校を出たからといって必ずなれる職業ではありません。

実力勝負の世界であり、ごく一握りの才能を持つ人しか、まともに生活していくことはできない厳しい仕事です。

新人賞に応募して受賞することがほとんど唯一の道ですので、地道にコツコツと努力をして、応募し続けることが必要になります。

また他にも、広告チラシ用などにイラストを描く「イラストレーター」、広告ポスターや商品パッケージなどのデザインをする「グラフィックデザイナー」、コンピュータグラフィックスを使って画像やイラスト、動画を作成する「CGクリエイター」といった職業もあります。

これらになるためには美大や専門学校で学んだあと、広告制作会社などに就職することが一般的です。

絵を見るのが好き

「きれいな絵を見ているだけで幸せ」「自分で絵を描くことはできないけど、絵に関わる仕事がしたい」という人に向いている仕事として、学芸員、ギャラリスト、美術修復家といった職業があげられます。

学芸員とは美術館や博物館に所属して、作品・資料の収集・保管・調査・研究などを行なったり、展覧会の企画や開催を取り仕切ったりする職業のことです。

資格が必要ながら人気が高く、就職が難しい職業でもあります。また、正規雇用が少ないのも悩ましいところです。

ギャラリストとは画廊やギャラリーを経営して、絵画などの芸術作品を売っている人のことです。

一般的な募集はあまりなく、コネなどを利用して職を得るのがほとんどで、海外の人とやり取りをすることも多いことから語学力も必要な職業です。

美術修復家というのは、傷ついた美術品を修復する専門家のことです。専門家に弟子入りするか、美大の保存修復過程で学ぶ必要があります。

職人的な地道さや謙虚さ、薬品・最先端技術の知識が必要になることもあり、「絵を描くのが好き」というだけでこの道を選んで後悔する人も多い職業です。

絵に限らずきれいなものが好き

「絵に限らずきれいなものが好き」という人向けの仕事として、書道家彫刻家、人形作家、刺青師、工業製品を企画・設計するインダストリアルデザイナー、雑誌や書籍のレイアウトを行うエディトリアルデザイナーファッションデザイナージュエリーデザイナー、フラワーデザイナー、ヘアメイクアップアーティストなど、たくさんの職業があります。

全て美的センスが必要になりますので、「絵が好き」という気持ちが活かせるでしょう。

どのような職業でもそれぞれに厳しい部分というものはあるのですが、絵に関する職業も同様に厳しい部分が存在します。「絵が好き」というだけでは乗り越えられない壁もあるかもしれません。

しかし、その壁を乗り越えたところにたどり着いてこそ、「この仕事を選んでよかった」という満足感を得ることができるというのも事実です。はじめのうちはつらくても、いつかいい思い出に変わるのではないでしょうか。