男性でも野菜ソムリエ資格を取る人はいる?

男性の資格取得者も増えている

「野菜ソムリエ」というと、食や健康に関心のある女性が中心の資格とイメージされることが多いようですが、男性でもこの資格取得を目指して勉強する人は少なくありません。

また、実際に野菜ソムリエとして活躍している人も増えています。

日本野菜ソムリエ協会が発表しているデータによれば、野菜ソムリエ講座の受講者のうち、男性の割合は約21%となっています。

「女性ばかり」と考えていた人にとっては、意外にも男性で野菜ソムリエを目指す人が多いことに驚くかもしれません。

20代から50代以上まで、幅広い年齢の男性が野菜ソムリエになるために勉強しているようです。

近年、野菜ソムリエの知名度は急激に高まっていますが、「料理男子」や「主夫」なる言葉も一般的になっている現在、この先は男性の野菜ソムリエもさらに増えていくかもしれません。

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男性の野菜ソムリエの強み・弱み

男性の野菜ソムリエの強み

男性が野菜ソムリエの資格を取得する目的は、単純に自身や家族の食生活を豊かにするために、あるいは食を通じた健康管理のために、という場合もあるようです。

そのほか、食品関係や農業の仕事に従事していたり、料理教室の講師や料理研究家といった方面で活躍するために、野菜ソムリエの勉強をする人もいるようです。

このような事情は、女性と大きくは変わらないといえます。

食に関わる仕事をするうえで、野菜ソムリエとして身につけた知識はおおいに生かすことができるでしょう。

男性の野菜ソムリエとして実際に活動している人はまだそこまで多くないため、もし世の中に出て野菜や果物の魅力を広める活動をしていけば、かなりの注目を集めることができる可能性があります。

男性の野菜ソムリエの弱み

野菜ソムリエは資格としての人気は高いですが、職業としてそこまで確立されたものとはいえないため、いざ資格を取っても成功が保証されているわけではありません。

その先の生き方は自分で考えて、道を切り開く必要があります。

そういった意味では、野菜ソムリエは、男性でも女性でも「仕事」としてやっていくのは厳しい面もあるといえます。

女性であれば、結婚・出産後に家庭の中で、あるいは地域のボランティア活動などで野菜ソムリエとしての知識を生かせる場面が多々出てくるでしょう。

それはもちろん男性も同様ですが、一生の仕事としてきちんと稼げる仕事をすることを考えると、野菜ソムリエの資格があるだけでは厳しいのが実情です。

しかし、新しい職業のひとつとして、あらゆる方向へ進んでいける将来性は存分にあるといえるでしょう。