ソーシャルワーカーの1日のスケジュール・勤務時間や休日についても解説
本記事では、ソーシャルワーカーの1日や生活スタイルを紹介します。
地域包括支援センターで働くソーシャルワーカーのある1日
20代で正社員への就職・転職
医療ソーシャルワーカーのある1日
ソーシャルワーカーの1日
ソーシャルワーカーは医療施設や福祉施設、行政機関など、さまざまな場所で働いています。
どの職場でも業務内容は多岐に渡り、1日のスケジュールはばらばらということが多いようです。常勤(正職員)として働く場合、基本的には朝から夕方まで、1日の実働は8時間程度です。
施設によってはシフト制で、夜間の時間帯も含めて他のスタッフと交代で勤務するケースもあります。
とくに特別養護老人ホームなどで相談員と併せて介護の仕事も担当する場合には、日勤に加えて宿直が入ることもあるようです。
なお、非常勤や嘱託員として働くソーシャルワーカーはは1日5~6時間と短い時間で勤務します。
面談や打ち合わせなど内勤の日もあれば、利用者や関係施設を訪問するなど、外勤ばかりの日もあります。
さまざまな人を相手にさまざまな場所で業務をするため、臨機応変な対応やマネジメント能力が求められます。
大抵の職場は日勤ですが、ごくまれに宿泊型の施設の場合は、夜間勤務を任されることもあるようです。
長時間の残業が求められるケースはあまりなく、定時で仕事が終わる日も珍しくありません。
ただし業務後に講習会や勉強会に参加したり、利用者の都合に合わせて夜間に打ち合わせをしたりなど、残業が発生する場合もあります。
20代で正社員への就職・転職
ソーシャルワーカーの休日
ソーシャルワーカーの勤務先では土日が休みとなる「完全週休2日制」をとっているところが多く、これ以外の休みとして、祝日や年末年始、夏季休暇や有給休暇があります。
そのほかの制度については、勤務先によって異なるのでしっかりと確認しておきましょう。
なお、地域包括支援センターでは土曜日も窓口を開けているところが多く、土曜日は交代での休みになるケースもあります。
ソーシャルワーカーの残業時間
施設によって異なりますが、急な相談が舞い込んだ場合や、対応に時間がかかってしまった場合などには残業もあります。
問題が解決しないままソーシャルワーカー側の都合で面談を途中で終わりにすることもできないため、どうしても時間外にまでかかってしまうこともあります。
ソーシャルワーカーの中でも、とくに医療ソーシャルワーカーは忙しいようです。
ただし勤務先によっては残業ほぼなしのところもあるなど、勤務先によってだいぶ異なるため、しっかりと確認しておくことが大切です。
ソーシャルワーカーは忙しい? 激務?
ワークライフバランスが取りやすい
ソーシャルワーカーは基本的に日勤の仕事であり、また体力的な負担もさほど大きくありませんので、ワークライフバランスを取りながら働きやすいといえるでしょう。
多少の地域差や施設差はありますが、連日深夜残業や休日出勤に追われるほどの激務になることはほとんどありません。
月末や月初めの仕事は多い
ソーシャルワーカーは、相談対応業務だけでなく、行政機関をはじめとして、地域にある各施設と連携するための情報共有業務も大切な仕事です。
このため各施設への報告書類作成量が増える月末・月初めは相対的に忙しくなりやすいのが特徴で、とくに年度末・年度初めはデスクワークが多くなります。
また、この時期は転職や失業、引っ越しなどでライフスタイルが変わる人が多く、利用者からの相談も非常に増えるため、年度末・年度初めは残業が発生しやすいといえるでしょう。
ソーシャルワーカーの休日の過ごし方
ソーシャルワーカーが相手とする人は、介護が必要な人や障害を抱えた人、家庭内や学校で問題を抱える人などさまざまです。
扱う問題も深刻なものが多いため、休日でも頭を切り替えられず利用者のことが頭から離れられないという人も少なくありません。
ソーシャルワーカーは激務ではありませんが精神的な負担は大きいため、適度に休んだり趣味を楽しんだりしてリフレッシュすることが大切です。
ソーシャルワーカーの1日・生活スタイルのまとめ
ソーシャルワーカーは医療施設や福祉施設、行政機関など、さまざまな場所で働いています。
どの職場でも業務内容は多岐に渡り、1日のスケジュールはばらばらということが多いようです。
長時間の残業が求められるケースはあまりなく、定時で仕事が終わる日も珍しくありません。
ただし業務後に講習会や勉強会に参加したり、利用者の都合に合わせて夜間に打ち合わせをしたりなど、残業が発生する場合もあります。