心理カウンセラーのやりがい・楽しさ・魅力
心理カウンセラーのやりがい・楽しさ
悩んでいる人を助けることができる
心理カウンセラーの一番のやりがいは、心に不安や悩みを抱える人を助けることができる仕事だということでしょう。
クライアントが抱える心の問題はさまざまです。
その問題は複雑に絡み合っていることも多く、この病気にはこの薬、というような即効性のある解決策が見つからないこともしばしばあります。
それでも、心理カウンセラーはその悩みに日々真っ向から向き合い、相手が前向きな気持ちを取り戻せるようにお手伝いをします。
最初はとても暗い顔をしており、なかなか心を開いてくれなかったクライアントが、何度もカウンセリングを重ねるうちに徐々に明るい表情に変わり、元気になっていく姿を自分の目で見られた瞬間には「この仕事をしていてよかった」と心から感じられることでしょう。
人間について深く考察できる
心理カウンセラーは、決してクライアントに対して「こうしなさい」と指示・命令をすることはありません。
相手を受け入れ、その人が持っている可能性を引き出し、考え方を少しずつ変えていくお手伝いをすることが心理カウンセラーの役割です。
心理カウンセラーはある意味、人の可能性を誰よりも信じながら仕事をしているといえるでしょう。
しかし、心理学の専門知識は簡単に身につくものではないため、いざ働き始めてからも継続的な勉強が欠かせません。
よりよい心理カウンセラーになるために勉強を続けるなかで、「人間」というものについて深く考えるようになり、自分の人生もより豊かになっていくと話す人もいます。
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心理カウンセラーの魅力
実力次第で仕事の幅が広がり、独立も可能
心理カウンセラーは、実力が重視される仕事です。
「心の問題」という難しいものを扱うからこそ、専門性が問われますし、経験が浅いうちは思うようなカウンセリングができずに落ち込むこともあるでしょう。
しかし、実力をつけていくことで、難しいケースにも対応できるようになったり、より多くの人の悩みを解決できるようになります。
そうなれば周囲からも信頼されるようになり、引く手あまたの心理カウンセラーになるでしょう。
実力と自信がつけば、独立開業して自分の相談所にクライアントを迎え入れることもできるようになります。
この世界では勉強に終わりがなく大変な仕事である反面、頑張れば頑張るだけ自分の力になっていくところは、やりがいにもつながります。
人がいる限り、仕事がある
心理カウンセラーの仕事は、人が存在する限り需要があるといっても過言ではありません。
どのような世界で生きている人も、多かれ少なかれ心の問題や悩みを抱えているものです。
だからこそ、心理カウンセラーは特定の分野で活躍する人だけではなく、さまざまな立場の人にアプローチすることができます。
そのなかで、自分の専門分野や得意分野を見つけていくことができれば、他の心理カウンセラーにはない強みを発揮して、どんどん仕事の幅を広げていくことができるでしょう。