ネットワークエンジニアの転職理由・他の職場への転職はある?
ネットワークエンジニアが今の職場を辞める理由で多いものは?
ネットワークエンジニアが職場を辞める理由で「ポジティブ」なものとしては、次のようなものが挙げられます。
・収入や待遇をアップさせたいため
・上流工程の仕事に携わりたいため(下流工程をメインで担当する会社の場合)
・同業他社からの引き抜きやスカウトがあったため
・独立しフリーランスとして活躍したいため
・別にやりたいことや夢ができてしまったため
など。
ネットワークエンジニアはスキルが問われる仕事ですが、スキルを磨くことにより、キャリアパスの自由度は上がります。
経験豊富なエンジニアであれば、より大きなIT企業に転職し収入アップを図る人もいますし、なかにはフリーランスとなって一人で仕事を始める人もいます。
続いて、ネットワークエンジニアが今の職場を辞める理由で「ネガティブ」なものとしては、次のようなものが挙げられます。
・技術力不足を感じたため
・常に技術力を磨く日々に付いていけなくなったため
・人間関係でつらいことがあったため
・長時間残業などで体力的に限界を感じたため
・仕事が合わなかったため
など。
ネットワークエンジニアは常に新しい技術を身につけていかなくてはなりません。
自分を高め続けないといけない生活に限界を感じ、辞めてしまう人が一定数います。
また、周囲のメンバーと協力して仕事を進める職業であるため、人間関係的ないざこざも起きやすく、「人」が原因となり辞めてしまう人や病んでしまう人もいます。
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ネットワークエンジニアの転職で気をつけるべきこと(同業界・他業界)
同業界への転職で気を付けるベきこと
同業界の他社へ転職したからといって、必ずしも収入がアップするわけではなく、必ずしも自分のやりたい仕事ができるとも限りません。
場合によっては、前の会社と同じような仕事を任され、かつ収入が下がってしまうケースもあります。
したがって、「なぜあえて同業界の別の会社で働くのか」「いまの会社では目的は実現できないのか」「転職先では期待しているものを本当に提供してくれるのか」をよく整理し、見定めた上で決断することをおすすめします。
またIT業界は意外にも狭いため、転職後にいまの会社の社員と一緒に働くことになる可能性もあります。
そうなったことも考え、できる限り円満退職を図ることが大切です。
他業界への転職で気を付けるベきこと
ネットワークエンジニアは専門的な職種であるがゆえに、その経験やスキルは、他業界では十分に生かせないことが多いです。
他業界へ転職する場合、基本的には新卒の時と同じくまたゼロからのスタートと考えておく必要があります。
同世代もしくは歳下の社員から教育を受ける覚悟も必要となります。
また、他業界へ転職する場合は、ネットワークエンジニアに限らず収入は下がるのが一般的です。
とくに一人暮らしをしている人や家庭を持っている人は、下がった収入で生活を成り立たせることができるかを十分シミュレートしておくことも大切です。
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ネットワークエンジニアの職務経歴書の書き方のポイント
同業界へ転職する場合の職務経歴書のポイント
同業界へ転職する場合は、次のような要素を交え、これまでの職務経歴を具体的に記載することがポイントとなります。
・これまでに担当したプロジェクト案件の概要、規模、担当期間
・これまでに経験したことのある工程や作業内容の詳細
・これまでに習得したスキルや資格
・マネジメント経験やリーダー経験の有無
など。
同業界へ転職する場合は、「これまでどのような案件や工程を担当してきたネットワークエンジニアなのか」「どのような分野を得意としているネットワークエンジニアなのか」の部分を、採用担当者は具体的に知りたがっています。
転職サイトなどで、ネットワークエンジニア向けの職務経歴書のテンプレートがダウンロードできます。
まずはテンプレートを参考に必要事項を埋めていきましょう。
他業界へ転職する場合の職務経歴書のポイント
他業界へ転職する場合は、他業界でも価値となりえる内容を職務経歴書に記載することがポイントとなります。
たとえば「某大手金融企業の運用管理システムを担当、基本設計は〇年、詳細設計は〇年、構築作業は〇年経験しました」といったような情報を記載しても、他業界ではいまいちその価値がわかりません。
「顧客への提案や問題解決の経験」、「チームのマネジメント経験」、「ドキュメント作成経験」など、他業界であっても価値となりえる汎用的な経験や職務経歴を、優先して記載するのが効果的です。
ネットワークエンジニアから他の業界への転職はある?
営業職・販売職・美容師・教師・ドライバーなど、ネットワークエンジニアからまったく別の業界や職種に転職している人もいます。
ただし、そのような関連性の薄い業界・職種への転職は、20代の若い人が中心です。
一方で、ネットワークエンジニアとして培った分析力や問題解決力を生かし、「経営コンサルタント」や「マーケッター」などに転職するケースは意外とあります。
そのような多少なりとも関連性のある業界や職種であれば、30代以上であっても転職が成功することがあります。
ネットワークエンジニアの転職先はどのように探せばいい?
ネットワークエンジニアの転職先の探し方としては、主に次のような方法があります。
・総合転職サイトで探す
・エンジニア専門の転職サイトで探す
・「転職エージェント」を利用する
・転職情報誌や新聞の折り込み求人などから探す
・「ハローワーク」で探す
・企業WEBサイトの「中途採用ページ」から直接応募する
・これまでの人脈を用いて仕事を紹介してもらう
「リクナビNEXT」や「マイナビ転職」といった総合転職サイトで転職先を探すのがポピュラーな方法です。
転職後もネットワークエンジニアとして歩む場合は、「Green」などのエンジニア専門の転職サイトで探すのも一案です。
なかなかよい転職先が見つからない場合は、「転職エージェント」を利用してみるのもおすすめです。
転職エージェントは、好みにあった求人探しのサポートをしてくれると共に、良質の「非公開求人」を紹介してくれることもあります。