航海士のやりがい・楽しさ・魅力
本記事では、航海士が達成感を得る瞬間や魅力を紹介します。
航海士のやりがい・楽しさ
海を相手にする仕事
海を相手に仕事をする航海士は、大海原でその技量を試されることになります。
海の気象条件や潮流は常に変化しとどまることがありませんし、時化るときもあれば台風に遭遇することももちろんあり、さまざまな困難を乗り越えていかなければならない仕事です。
その反面、前回の航海でできなかったことが、今回の航海では対処できるようになった、その瞬間に感じる喜びはとても大きなものです。
刻々と変化する大自然を相手に、問題を解決することにやりがいを感じる航海士は多いようです。
さまざまな人との出会い
外航船で勤務すると海外のさまざまな港を巡ることになり、普段の生活では出会えなかった人と知り合い、珍しい土地に訪れこれまで知らなかった文化に触れることも航海士ならではの楽しみです。
フェリーで勤務する場合には、乗船してくれたお客さまと接する機会も多く、実際に感謝の言葉を言われることもあります。
航海士の仕事は危険と隣り合わせの仕事ですが、逆に言えばお客さまや積み荷を安全に目的地まで運ぶことは、この仕事の大きなやりがいでもあるのです。
人の命や重要な財産を預かっているのだと言う自覚と誇りをもって仕事ができるのはとても嬉しいことです。
20代で正社員への就職・転職
航海士の魅力
自らの道でキャリアを積む
一般的な就職の場合学歴に左右されることが多く、就職や転職の際にどこの高校・大学出身であるかが問題にされることは少なくありません。
しかし船の仕事の場合、自らの努力で道を切り開き上級試験にも挑戦し、コツコツと乗船実績を積み続ければその努力は正当に評価してもらえます。
学校で学ぶことはもちろん大切ですが、乗船中の訓練や船員仲間との共同生活を経験して学ぶことのほうが多く、その経験を仕事に生かすことができるのが航海士です。
たとえ高学歴や好成績でなくても、乗船中の勤務態度と自分自身の努力によってどんどんキャリアを積んでいけるのはこの仕事の大きな魅力で、中卒・高卒からこの仕事にチャレンジするという人も非常に多くいます。
給料が高い
航海士の給料は一般企業に比べると非常に高く設定され、船長クラスになると年収が1,000万円を超えることもめずらしくありません。
これは危険と隣り合わせの仕事であることや責任の重い仕事であることや、航海中にはさまざまな手当てが加算されることによります。
保険や年金の補償も手厚く、航海士の仕事をしていて生活に困ることはまずないでしょう。
また船の上での生活には基本的に金銭がかからないため、自然と貯蓄額も増える傾向にあります。
海上での生活と陸上での生活を繰り替える特殊なスタイルのため家族や友人となかなか会えない、自由な時間が少ないなど不便な点もありますが、多くの収入を得たい人や自分の努力で給与をアップさせたいという人には非常に魅力的な職業といえるでしょう。
航海士のやりがいのまとめ
海を相手に仕事をする航海士は、大海原でその技量を試されることになります。
刻々と変化する大自然を相手に、問題を解決することにやりがいを感じる航海士は多いようです。
外航船で勤務すると海外のさまざまな港を巡ることになり、普段の生活では出会えなかった人と知り合い、珍しい土地に訪れこれまで知らなかった文化に触れることも航海士ならではの楽しみです。
また、人の命や重要な財産を預かっているのだと言う自覚と誇りをもって仕事ができるのはとても嬉しいことです。
学校で学ぶことはもちろん大切ですが、乗船中の訓練や船員仲間との共同生活を経験して学ぶことのほうが多く、その経験を仕事に生かすことができるのが航海士です。
たとえ高学歴や好成績でなくても、努力によってどんどんキャリアを積んでいけるのはこの仕事の大きな魅力ですし、給与の高さもやりがいのひとつといえるでしょう。