管工事施工管理技士のやりがい、魅力
人々の暮らしや社会を支えることができる
管工事は、私たちが普段生活しているなかでは、あまり意識することがない分野かもしれません。
しかし、建物にとってさまざまな管設備は必要不可欠なものです。
住宅はもちろん、オフィスビルやショッピングモール、ホテル、駅など、人が暮らしたり働いたり買い物をしたりするあらゆる建物において管設備が整えられています。
たとえばトイレやお風呂では水を流す管が必要ですし、エアコンなどの空調も照明機器なども、いずれも管工事を行うことによって使うことができるのです。
見えない部分ではありますが、管工事は建物を完成させるうえでなくてはならないものであり、その分野のプロフェッショナルとして活躍することは、まさに人々の暮らしと社会を支えることでもあります。
こうした責任ある仕事に携わることにやりがいを感じている技術者は多くいます。
20代で正社員への就職・転職
活躍の幅が広い
建設工事には、配管工事や設備工事を専門とする管工事施工管理技士の存在が欠かせません。
管工事では給排水やガス、下水道に加えて、空調や冷暖房、照明といった各設備まで幅広く手掛けていくことが特徴です。
また、携わる建物の種類も多彩で、1級の資格を持っていれば大規模な建物にも関わることができます。
住宅やビルだけではなく、ときに鉄道の車両基地や大きな製造工場、重要文化財のある建築物など、なかなか一般の人には足の踏み入れられない場所の工事を担当することもあります。
求人も多数あり、資格を生かしてさまざまな案件に携わっていくことができるのは、この仕事の魅力といえるでしょう。
収入アップも期待できる
管工事施工管理技士の資格を取得すれば、建設業法で定められる「主任技術者」や「監理技術者」として活躍することができます。
この資格は一般建設業や特定建設業許可を取得する際に必須の要件となっており、建設業界の企業では、資格者が優先的に採用されています。
資格があれば高く評価されやすく、資格手当の支給があったり、昇進をして収入をアップさせたりすることも可能になります。
転職時にも資格があると優遇されるケースが多く、技術者としてさらにステップアップしていきたい人は、さらにモチベーションを上げて働くことができるでしょう。