管工事施工管理技士のつらいこと、大変なこと、苦労

体力勝負の面もある

建設や土木工事の仕事はどれもそれなりの体力を要しますが、管工事の場合、狭い場所での作業が多かったり、屋外で作業をすることもしばしばです。

工事は年間を通じて行われており、気象条件によっては仕事がしづらいこともあります。

猛暑の中や真冬の冷気に耐えながらの作業は、いくら体力に自信がある技術者であっても、つらいと感じるかもしれません。

しかし、工事を安全に進めていくには、つねに健康な身体を保っておくことが必要不可欠です。

普段から体力増強に努め、健康管理には人一倍気遣っておくことが重要です。

20代で正社員への就職・転職

20代で正社員への就職を目指す(PR)

「Re就活エージェント」は、第二新卒・既卒・フリーター・ニート向けサービス。20代未経験OKの求人が多数。

20代登録比率No.1

さまざまな人の間に立つ苦労

管工事の現場では、数多くの技術者たちが協力しながら働いています。

また、建築や内装関連の各業者と顔を合わせることも多く、大きな現場になればなるほど関わっていく人の数も増えます。

そのなかでも管工事施工管理技士はチームの責任者としての役割を担うことが多いため、経験も価値観も異なる現場の人間たちをうまくまとめ上げ、コントロールしていかなくてはなりません。

職人のなかにはこだわりが強く、頑固な人もいるため、コミュニケーションをとるのに苦労することもあるかもしれません。

さらに、この仕事では役所などの関連機関や発注者などとの交渉事にあたる場合もあります。

さまざまな立場の人の間に立ってうまく物事を進めることは、管工事施工管理技士の仕事の大変な一面だといえるでしょう。

ステップアップのための勉強が必要

管工事に携わること自体に資格は必要ありませんが、さらなるステップアップのために管工事施工管理技士の資格取得を目指す人は多くいます。

そこからも経験を積んで知識や技術を身につけ、「配管技能士」や「建築設備士」といった関連資格を取得することで、仕事の幅は大きく広がります。

この業界は個々の技術力も重視されやすく、長く第一線で活躍できる技術者になるためには、仕事をスタートしてからも勉強を重ねて資格を取るといった努力が求められてきます。