情報システムの1日のスケジュール・生活スタイル
情報システムの業務スケジュール
情報システムの1日は所属する会社や企業規模によって大きく異なります。
例えば規模の大きな会社であれば部門のスタッフも多いため分担作業ができます。
最上流工程にあたる要件定義や設計に時間を費やす人もいれば、PCのセットアップやソフトウエアのメンテナンスといった社内スタッフのサポートを担当する人もいます。
ちなみに、新卒などの経験の浅い人は一般的な傾向としてサポート業務から始めることが多いでしょう。
一方中小企業の情報システム担当は、ある程度役割が決まっていても一人ひとりの業務範囲が広めになります。
場合により一人で全業務をこなす必要もあり、マルチタスク能力が求められるほか、部門スタッフがお互いの業務をカバーして、社内業務に支障をきたさないようにします。
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中小企業で働く情報システムの1日
働く会社によって情報システムの業務範囲は大きく変わりますが、具体的にどのような仕事をしているか気になるところです。
ここでは社内システム全般を担当することの多い中小企業で働く情報システムのある1日を紹介していきます。
情報システムの勤務時間・残業時間
情報システムの勤務時間は会社ごとに異なります。
定時が設けられている場合は9~18時前後が一般的で、近年は働き方にも多様性が生まれているためフレックスタイム制を導入している会社もあります。
残業時間も会社によって変わりますし、業務内容によって大きく差が出ます。
大企業であれば担当も分かれていますし、納期はあるにせよ緩やかな働き方ができると考えられ、残業は少なめです。
一方、中小企業であれば多様な業務を担当するため比較的残業は多めでしょう。
また、企業規模に関係なくサーバーのメンテナンスやソフトウエアのアップデートなどはほかの社員の業務に支障が出ないよう、業務時間外に行うことも多いです。
当然そうした際は残業、もしくは深夜勤務にシフトして対応する必要が出てきます。
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情報システムに休日出勤はある?
基本的に社内案件を取り扱うため、会社の休日に合わせてしっかり休むことができ、ワークライフバランスを取りやすいでしょう。
しかしサーバーのメンテナンスやソフトウエアのアップデートなど、業務時間外に行う機会が多いため、場合により休日出勤で対応することもあります。
また、システムにはトラブルがつきものです。
地震などの災害発生時にはサーバーがダウンすることもありますし、新たなシステムを社内に導入した場合は想定外のトラブルに見舞われることも多いです。
いずれにせよ緊急対応をしなければならず、当然休日であっても出勤することになるでしょう。