人事コンサルタントに向いている人とは? 適性や必要な能力を紹介

人事コンサルタントに向いている性格・適性

人の話をよく聞く人

人事コンサルタントは、クライアントの困りごとを聞き出し、問題解決のための改善策をアドバイスしていきます。

そこでは相手の話をどれだけ確実に聞くことができ、そこから課題の本質を見抜けるかが勝負となります。

決して自分が話上手である必要はなく、むしろ最後まできちんと相手の話を聞くことが重要です。

相手の気持ちに寄り添いながら、相手が本当に伝えたいことを素早く理解できるタイプの人は、人事コンサルタントにも向いているといえるでしょう。

よく気が付く人

人事コンサルタントは、多くの人の話を聞きながら課題を見つけていきます。

企業が抱える問題は千差万別のため、マニュアル通りに事が進むことは少なく、一筋縄ではいかないことが多いです。

そこで重要なのが、人事コンサルタント自身の「気づき」です。

インタビューでのささいな話題や、ちょっとした違和感から問題解決のヒントが見えてくることもあるのです。

よく気が付き、細かいところにも注意を向けられたりする人が向いているでしょう。

人事コンサルタントになるには

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人事コンサルタントに必要なスキル・能力

プレゼンテーション能力

相手の話を聞くことと同時に、人事コンサルタントには、自分の考えや思いをわかりやすく相手に伝える能力も求められてきます。

人材や組織の課題は難しい内容になる場合も多いですが、それらをいかに相手に理解してもらいやすく伝えられるかが、人事コンサルタントの腕の見せ所です。

こうしたプレゼンテーションスキルは一朝一夕で磨かれるものではありません。

人前で話すのは苦手という人もいるかもしれませんが、人の前で何かを発表する経験を積んでおいたり、相手の立場になって考え、伝え方を工夫したりすることで、少しずつ上達することができるでしょう。

論理的思考力

人事コンサルタントの仕事では、あいまいな状態のまま物事を進めたり、感覚で物事を判断したり、勝手に結論づけたりすることはできません。

広い視野と客観的な視点を持ち、筋道を立てて話を進めていく力が求められてきます。

何か答えを導き出すときに、必ず理由を明確にすることや、その理由が妥当であるかを客観的にとらえて話せるような人は、人事コンサルタントとしての適性が十分にあるといえるでしょう。

逆に「何となく」で話を進めてしまうような人は、現状ではあまりこの仕事への適性があるとはいえません。

人事コンサルタントに向いていないのはどんな人?

問題を解決するためには、常に冷静に判断したり、客観的に物事を見たりすることが求められます。

ただし、クライアントに対してあまりに冷淡な態度をとってしまうと、信頼を得ることができません。

人事は多くの人と接するため、企業の中でもとくにさまざまな感情を持つ人が集まる場です。

ときには情熱ややる気を言葉にしたり、相手に親身な態度を見せたりすることで、人事コンサルタントとしての信頼を得ることができるでしょう。