ジュエリーデザイナーの志望動機と例文・面接で気をつけるべきことは?
ジュエリーデザイナーを目指すきっかけで多いものは?
ジュエリーデザイナーになりたいと考えるきっかけは、もともとジュエリー(宝飾品)が好きだったり、すぐれたデザインのジュエリーを目にしたことだったりするでしょう。
しかし、ジュエリーデザイナーという仕事を志望するのであればジュエリーが好きなのは大前提です。
どれぐらい興味があるのか、本当に仕事として突き詰めていきたいのかを考える必要があります。
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ジュエリーデザイナーの志望動機の考え方
ジュエリーデザイナーとして仕事を確立するためには、長いあいだの修行や地味な作業の連続を経験する必要があります。
安易な気持ちで志望していないかどうか、ジュエリーが好きであるという思いは本物なのかどうか、まずは自分自身で志望動機を深く見つめ直してみるといいでしょう。
また、宝石学やジュエリー業界の歴史、現在の動向などを調べてみるのもひとつの方法です。
ジュエリーデザイナーの志望動機の例文×3
志望するきっかけを盛り込んだ志望動機
ある映画で、有名な女優が身につけていたジュエリーに目を引かれ、ジュエリーに興味を持ち始めました。
調べるうちに、そのジュエリーをデザインした貴社と、ジュエリーデザイナーの存在を知りました。
そのジュエリーがつくられた背景や宝石の扱い方などを知るうちに、デザインのコンセプトに共感し、ぜひ自分もジュエリーをつくりたいと考え始めました。
自己PRを盛り込んだ志望動機
貴社の商品を初めて見たのは、海外に住む友人のSNSでした。
貴社の商品は海外でも非常に人気が高く、今後外国人によるインバウンドが増えるにつれて、よりグローバルな活躍ができるのではないかと思い志望しました。
得意の英語を生かしてコミュニケーションをとり、多様化するニーズに合わせた商品を作れるようになりたいです。
企業の強みを盛り込んだ志望動機
貴社のジュエリー商品の企画・デザインから生産、販売、アフターサービスなどをすべて自社で行っているところに惹かれています。
数年前、母が結婚の際に買った貴社商品の指輪が入らなくなってしまい、宝石部分を外して新しくリペアをしてもらいました。
自社ですべてを行っていることから、一度かったジュエリーを長年大切に扱えるのが魅力だと感じています。
今後はこうしたリユース・リサイクル・リメイクの需要も増えてくると考えられるので、元の形を生かしたりお客様の要望に応えられたりするようなデザインをしていきたいです。
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ジュエリーデザイナーの面接で聞かれること・注意点
ジュエリーデザイナーの求人募集はけっして多いとはいえず、経験者にかぎられる場合もあります。
面接の際には、デザイナーならではの持参物としてポートフォリオが必要な場合があります。
ポートフォリオとは作品集のことです。
「デザイン画」のほかに「サムネイルスケッチ」(アイデア出しの覚え描き)や「ラフスケッチ」(しっかり描き込んだスケッチ)も準備したほうがいいでしょう。
「デザイン画」とは、平面図・正面図・側面図の三面図という投影図(第三角法)によって表現される「製図」と完成予想図の「レンダリング」のふたつのことです。
未経験者であれば、ジュエリー製作をしたことはないかもしれませんが、少なくともポートフォリオは作成したほうがいいでしょう。
面接ではジュエリーデザイナーとしてのセンスはもちろんですが、まずはデッサンが描けるか、デザインソフトが使えるかなどの基本的なスキル(能力)が重要視されます。
手描きとパソコンの両方に対応できると採用される確率も高まるでしょう。
ジュエリーデザイナーの自己PRのポイント
ジュエリーデザイナーというと、はなやかなイメージがありますが、実際の仕事は地味な仕事の積み重ねです。
マーケティングやデザイン画の作成、企画の立案などコツコツと努力をしなくてはならない仕事も多いです。
こうした仕事に役立つ情報収集力、プレゼンテーション能力、コミュニケーション能力などをアピールするとよいでしょう。