インテリアプランナーの1日のスケジュール・生活スタイル
インテリアプランナーの業務スケジュール
インテリアプランナーの仕事の範囲は、クライアントとの打ち合わせにはじまり、インテリアの企画・デザイン、設計、工事監理、さらにはアフターメンテナンスと多岐にわたるのが特徴です。
まずはクライアントにヒアリングを行って、クライアントが何を望んでいるのか把握するところからスタートです。
そこから空間をイメージし、実際に形にしていくための図面や提案書を作成し、仕様や設備まですべて決定したら工事の着工になります。
工事中も設計図通りに工事が進められているか監理を行い、インテリアの完成まで全般的に関わっていきます。
完成後、インテリアの使用中に問題が発生したり、クライアントがリフォームを希望されたりする場合には、再びインテリアプランナーの出番です。
経験の浅いうちは、一部の業務だけを担当することもありますが、経験豊富なインテリアプランナーになると、インテリアプランニングの全体に責任を持って関わっていくことになります。
20代で正社員への就職・転職
建築設計事務所で働くインテリアプランナーのある1日
インテリアプランナーの勤務時間
インテリアプランナーの勤務時間は、勤務先の企業によっても変わりますが、基本的には1日8~9時間です。
しかし、この仕事ではオフィスや事務所内で図面や提案書を作成したり、お客さまとの打ち合わせに出かけたり、建築現場に出向いて監理したりするようなこともあります。
現場の状況やお客さまの都合によっては、定められた勤務時間外に働かなくてはならないこともしばしばです。
また、案件が立て込んでいたり、突発的なトラブルやお客さまからの要望が入ったりすると、残業をして対応しなくてはなりません。
インテリアプランナーのなかには建築士の資格を持っている人もおり、活躍の幅が大きく広がる一方、毎日忙しく働くことも珍しくありません。
20代で正社員への就職・転職
インテリアプランナーの休日
休日対応をすることも
インテリアプランナーの勤務先にもよりますが、建設業界では完全週休2日制、または不規則で月に6日~8日程度の休みとしているところが多いです。
ただし、現場でトラブルがあった場合には休日返上で現場にかけつけることもあります。
とくに建築現場を監理する仕事を任されている場合は、現場によって朝早い時間や深夜に現場に出向くこともあり、不規則な生活になりやすいため注意が必要です。
勉強や研究は欠かさない
インテリアプランナーは、建築やインテリアに関する幅広い知識を備えることはもちろんですが、美的感覚やセンスも必要不可欠な仕事です。
そのため、休日にも有名な建築物を訪れたり、話題の展覧会や美術展などに足を運んだりする人が多く、つねに新しい技法や流行を学ぼうとしています。
仕事に対する高い意識を持つ人が多く、勉強や研究を続けているほど活躍しやすい世界でもあります。
「好きなことを仕事にしている」人が大半であるため、仕事とプライベートの区別をあまりつけずに過ごしている人も多いです。