芸能マネージャーに向いている人とは? 適性や必要な能力を紹介
芸能マネージャーに向いている性格・適性
誰かを楽しませたい人
芸能マネージャーとしてやっていくのであれば、「誰かを楽しませたい」という気持ちが大切です。
マネージャー自身が視聴者や観客と接することはあまり多くありませんが、いつも自分の担当芸能人のその向こうにいる人のことを考え、行動する必要があります。
そのため、テレビや映画、舞台、音楽などエンターテインメント全般が好きなことはもちろん、「自分がこの世界を通して誰かを楽しませ、夢や感動を与えたい」という気持ちを持っている人が適任といえるでしょう。
他人に好かれる人
どんな人からもすぐ好かれるような人も、この仕事に向いています。
芸能人を売り込むには、周りに頭を下げなければならないこともありますし、日ごろから業界関係者とたくさん接するため、コミュニケーション能力が高く、相手に気に入られる人のほうが成功しやすいのです。
常識的な人
マネージャーは担当する芸能人から信頼を得られなければ、決してよい仕事はできません。
そのためには、一般常識を持っていることや約束を守ること、礼儀正しさや場の空気を読む力なども大切になるでしょう。
20代で正社員への就職・転職
芸能マネージャーに必要なスキル・能力
正確な判断力
この業界では予期せぬトラブルや緊急の案件が入ることが珍しくありません。
ドラマの撮影が雨天で中止になることもありますし、イベント直前にタレントが体調を崩したときには同じ事務所の人間がピンチヒッターとして出演することもあります。
マネージャーには、その場その場で状況を判断して臨機応変に動けるような、正確な判断力が求められます。
フットワークの軽さ
芸能界での人脈を作るためにはさまざまな出会いが必要なので、マネージャーはフットワークの軽い人が向いています。
外出や全国への移動もありますし、ときには海外出張もあります。
行動力は必須です。
メンタルの強さ
競争や変化の激しい芸能界では、つらい思いや厳しさを思いを味わうこともあるでしょう。
自分が担当している芸能人が世間で叩かれたり嫌われたりしていたら、マネージャー自身も苦しい思いをすることになります。
しかし、いちいち気にしてへこたれているようではこの仕事は務まりません。
問題が起きても前向きに捉えられる性格や、「何とかなるさ」とドーンと構えられるような懐の広い人もこの仕事に向いています。
芸能マネージャーに向いていないのはどんな人?
芸能マネージャーに向いていないのは、他人と関わるのが苦手な人です。
この仕事に就く以上、自分が担当している芸能人や同じプロダクションのスタッフはもちろんのこと、他の事務所の社員、テレビ局やラジオ局のスタッフや雑誌の記者など、さまざまな人とコミュニケーションを取らなければいけない場面があります。
長期の出張の際には移動中もずっと誰かと一緒に行動しなければいけませんし、電話やメールにも朝から晩まで対応し続ける必要があります。
人見知りをしてしまうタイプの人や他人と話をすることが苦手な人にとっては、仕事が苦痛になってしまうかもしれません。
もちろん、最初は苦手意識があっても、仕事を続けるうちにコミュニケーション能力が磨かれていく可能性もあるので、内気な人でも最初から諦める必要はないでしょう。