ファンドマネージャーの勤務時間・休日・仕事は激務?

ファンドマネージャーの勤務体系の種類

日系企業で働くファンドマネージャーは、正社員として働くことが多く、定時は所属する企業によって異なりますが、コアタイムは東京のマーケットが開いている9時~15時になることが多いようです。

しかし、外資系企業で働く場合は実力主義のため、運用成績が悪く結果を出せないと、正社員であっても席がなくなることもあります。

厳しい仕事だといえるでしょう。

また、ファンドマネージャーは契約社員の形で採用される場合もありますが、勤務体系は正社員と変わらず、よほどのことがなければ昼間の勤務がメインで働くことになります。

ファンドマネージャーの勤務時間

「金融マンは朝が早い」と言われますが、ファンドマネージャーもやはり朝型の仕事になっています。

1日24時間、世界中のどこかで株式市場は動いているため、グローバルな経済の動きを知らなければならないファンドマネージャーは、実際に会社にいる時間以外でも情報をチェックする必要があります。

そのため、ニューヨーク市場が終了するのに合わせ、朝5時ごろには起床するという人も少なくありません。

その情報を参考に、日本の市場が開く午前9時までに売買銘柄を判断するので、午前7時頃までには出社して、市場が開く前に1日のトレードの作戦を考えます。

定時は17時から18時までに設定されていることが多いですが、企業の決算時期や新しいファンド立ち上げ前は残業になることもあります。

ファンドマネージャーの休日

転職サイトDODAの調査によると、ファンドマネージャーの年間休日数は、56職種の休日ランキングのうち、20位の「124.3日(有給休暇含む)」という結果になりました。

もちろん会社によって異なりますが、特別に休みが取りにくい職業ではないといえるでしょう。

ただ、「124.3日」の内訳を見てみると、通常の休日が全体平均「102.8日」に対してファンドマネージャーの場合は「101.4日」とやや少なく、同じく夏季休暇は「4.3日」に対して「3.4日」、年末年始休暇は「5.2日」に対して「2.3日」と、かなり少なくなっています。

しかし、有給休暇のみに関しては「14.5日」で、平均の「10.1日」よりかなり多くなっているため、比較的有給休暇の取得に関しては自由がきく職場が多いようです。

一般的な会社員とは時期をずらして、比較的長期の休暇を取るというのが、ファンドマネージャーのスタンダードになっているといえるでしょう。

ファンドマネージャーの残業時間

日中に業務が集中するファンドマネージャーの仕事は、普段は残業で遅くまで働くようなことはありません。

ただし、ファンドを新しく作るときは銘柄を選んだり、顧客に紹介する資料を作ったりと、より良い仕事をするために、発売直前までバタバタすることもあります。

そうなると、夜遅くまでアナリストに銘柄について確認したり、上司と相談したりと残業が増えることになります。

また、企業が決算を出す決算期は、決算の善し悪しが株価に影響を及ぼすことが多いので、銘柄の入れ替えを考える必要があり、忙しくなります。

ファンドマネージャーに夜勤はある?

ファンドマネージャーで夜勤をすることはほとんどありません。

しかし、外国株を中心に組み込んだ運用をする場合は海外のマーケットが開いている日本時間の夜中にトレードをしたり、動きを注視したりしなくてはいけません。

このような場合は夜勤をすることもありますが、ほとんどの企業は昼間の勤務がメインです。

ファンドマネージャーは忙しい? 激務?

ファンドマネージャーの仕事は、朝が早いだけに仕事が終わる時間も早いかというと、そうではありません。

株式市場のチェック以外に、トレーダーとの打ち合わせ、社内ミーティング、投資先の会社訪問、予想株価の計算…など、デスクワークや外出などで1日はめまぐるしくすぎていきます。

上記でも説明しましたが、とくに企業の決算シーズンや新しいファンドを設立するときなどは終電近く働くこともあります。

「華やかで給料がよい」というイメージを持たれがちなファンドマネージャーですが、実際の仕事は激務なので、好きでなければなかなか務まりません。

ファンドマネージャーの休日の過ごし方

ファンドマネージャーは休みの間もマーケットの動きに注意する必要がありますし、世界中のニュースを暇さえあれば確認します。

土日は会社が休みになることが多く、家族との時間や趣味、旅行を楽しむこともできますが、上記の通り情報収集をする必要があり、完璧に休むということは難しいです。

また、英語力を磨くために英会話スクールに通ったり、MBAを取得するために週末ビジネススクールに通ったりと自己啓発に時間を使う人も多いです。