福祉用具専門相談員のやりがい、魅力
利用者の笑顔や感謝の言葉
福祉用具専門相談員にとっての一番のやりがいは、お客さまであるサービス利用者や、そのご家族の方に喜んでいただくことだといえるでしょう。
相手が困っていることを正しく理解し、自分の提案によって困りごとを解決させることができれば、自然と「ありがとう」や「助かった」といった声をかけてもらえるようになります。
目の前の人が喜んでくれることで、もっと頑張ろうという気持ちになりますし、自分が世の中の役に立っている実感を味わうことができるでしょう。
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人と顔の見える付き合いができる
福祉用具専門相談員の仕事は、何よりも人と人のふれあいが重要な仕事です。
数多くの福祉用具のなかから利用者に合うものを選ぶ必要があり、相手の身体状況や生活環境、介護をする人によって、必要な福祉用具が変わってきます。
マニュアル通りにはいかないことも多く、一人ひとりの方と真剣に向き合ってこそ、相手を本当に助けることができます。
そして、利用者がいざ福祉用具を使い始めてからも、定期的な訪問による利用状況の確認などを通して、徐々に利用者と関係を築き上げていくことができるのも、この仕事の魅力といえるでしょう。
一回ごとの出会いを大切にし、利用者と長きにわたって顔が見えるお付き合いができることをやりがいに感じている人が多くいます。
他の専門職との信頼関係
福祉用具専門相談員は、介護のケアプランを作成するケアマネジャーから話を受けて仕事を進めていくことがしばしばあります。
したがって、日ごろからケアマネジャーと対等に話せるだけの専門知識は持ちあわせておかなくてはなりませんし、場合によっては他の福祉や介護の専門職との連携も必要になってきます。
福祉用具専門相談員は、「福祉用具のプロフェッショナル」としての役目を果たすことが求められるため、自分のスキルを磨いて周囲から頼られる存在になれることができれば、さらに大きなやりがいを感じられるようになるでしょう。