福祉用具の営業はやりがいがあるが仕事内容に変化がない

投稿者プロフィール

福祉用具の営業(福祉用具専門相談員) グリオさん

30代前半(就労時) 男性経験:4年0ヶ月 福岡県

退職済み / 正社員

投稿者の仕事満足度

総合満足度
3.50
仕事内容
4.00
やりがい
5.00
働きやすさ
4.00
給料・年収
3.50
休日・待遇
1.00
成長・将来性
3.00
メッセージ

福祉用具専門相談員は介護に携わりたいけど、直接的な介助、排泄、入浴などに抵抗ががある人にはうってつけです。

ただ一方で、営業という側面も強いので、仕事を取ってこないと新規の利用者さまに携わることはできないので営業スキルは求められる。

そこの認識の違いでやりがいは変わってくると思います。

介護という意識が強すぎと、なかなか数字は上がらないかもしれない。

反対に営業マンしすぎると、介護の現場からは嫌われるかもしれない。そこのバランスが求められると思います。

仕事内容

仕事内容は、ケアマネジャーさんがいる事務所に営業に行くことから始まる。

その際にケアマネさんと仲良くなり、仕事をもらう。

そして利用者様宅に訪問し、必要な、福祉用具の選定と提案を行う。

このルーティンを永遠に繰りかえす。

また、福祉用具だけでなく、住宅改修の提案と役所への申請のために書類をそろえる業務もある。

仕事内容的には難しくないので、すぐ覚えられるが、仕事をもらうまでが大変。

ただ、業務自体は難しくはない。

なるには

前職は介護職として働いていたが、営業をしてみたいと思い、介護の経験を活かせる営業職ということで、うってつけだと思った。

資格は必要だが、受講するだけで得られるので難しくはない。

どこも人が足りていない状況なので入るのは難しくない。

やりがい

基本的にはお年寄りの役に立てる仕事なので、直接感謝の言葉を掛けて頂けることが多い。

また、なかなか仕事をくれなかったケアマネジャーさんから、初めて仕事を貰えたときは、認めてもらえたことを実感できるので、達成感がある。

例えば、一年以上通って仕事を頂けなくても、あることがきっかけでかなりの仕事をもらえる時もある。

きっかけづくりは、自分で考えて動くことが重要なので、それが当たると嬉しい気持ちになる。

インセンティブを貰えることもこの仕事の魅力だと感じる。

つらいこと

介護ベッドや昇降座椅子などかなり重たいものを運ばないといけないので、力仕事でもある。

そのため、夏の暑い日などはかなり辛い。

また、かなりの汚部屋に訪問することもあるので、潔癖症気味の人は、かなり辛く感じると思う。

向いてる人

営業なのでメンタルが強い人はやはり強い。

相手にどう思われているか、あまりに気にする人は合わない。

数字を追いつつ、知識なども含めて、常に学ぶ姿勢がある人に向いていると思う。

営業しながら、隙間時間を有効に使える人はすぐに成果が出るでしょう。

志望理由

介護職員の時に、スーツで現場に来ていることに憧れを受けた。

そのため前職を退職するときに一番に頭に浮かんだのは福祉用具専門相談員だった。

実際に働いてみるとかなり前職の経験が活きたので、他の経験のない人よりもかなり、アドバンテージとなった。

働きやすさ

職場の雰囲気は営業所によって、かなり異なる印象。

管理者の考えや人柄でかなり左右される。

営業にはほとんど女性がいない職種だが、事務員などほぼ女性なので、働きにくいことはないと感じる。

その部分どう捉えるかでかなり異なる。

給料・年収

営業にしてはかなり低いが、数字次第ですぐに上がる。

一年目は、年収で300万。2年目は、400万。3年目と4年目は変わらず。数字のみの評価だっため、数字さけ上がれば下からごぼう抜きできた。

成績次第では3年目かでも500万も可能だった。

休日・待遇

休みはかなり少なかった。年間で100日を切っていた。今時の会社としてはかなり少ないと思う。

ただし、土曜日も電話が良くなるため、致し方ないとは感じた。

プライベートとのバランスは難しくなるため、がっつり仕事をしたい人ではないと厳しいかもしれない。

就職・転職

この業界に転職するなら、土曜日を休みなのかということをきちんと確認が必要です。

また、介護の現場なので社内携帯も持って帰ると、休み日にも電話にでないといけない。

就職先を選ぶ際は、休みの日も本当に対応することはないかの確認は重要だと思います。

恋愛・結婚

男性の人は結婚していても、仕事しかしてない人も多いと思う。

そのため、家族の時間はかなり短い人が多かったように思う。

女性の育休等は取得率は高かったように思うので、女性には良い環境だったように、思う。

反対に男性は昔ながらのお父さんといった感じ。

成長・将来性

仕事を通して、自身が成長できるかは正直微妙なところ。

良くも悪くも仕事内容には変わりがないので、常に新しいことをしたいと考えている人は厳しいかも。

ただ超高齢社会の中、求められている仕事なのて、業界的には悪くない。

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