フードコーディネーターの志望動機と例文・面接で気をつけるべきことは?
どんなきっかけでフードコーディネーターを目指す人が多いのでしょう。
この記事では、きっかけ・志望動機のポイントを解説します。
フードコーディネーターを目指すきっかけで多いもの
フードコーディネーターを目指すきっかけで多い志望動機が、「料理をすることが好き」です。
フードコーディネーターは、食に関するさまざまな仕事に関わりレシピの考案や試食など自分で調理をする機会も多いため、食事を作ることが好き、食べることが大好きなど食に関心の強い人が向いています。
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フードコーディネーターの志望動機の考え方
フードコーディネーターはあくまでビジネスの世界で、人を喜ばせるために調理をする仕事です。
ただ料理を作って自己満足するだけでなく、自分が考えたり作ったりした料理でクライアントの売上に貢献したり、それをさまざまな視点から、人に驚きや感動・喜びを与えなければなりません。
その部分を理解した上で、料理や食事が大好きな気持ちや、自分のもつ食の知識で人を幸せにしたいといった志望動機を自分の言葉で表現できるようにしましょう。
フードコーディネーターの志望動機の例文
自身の経験をもとにした志望動機
家族や友人が私の料理を食べて喜んでくれるのがうれしく、料理の楽しさをさらに多く人に広めたいと考えるようになり、フードコーディネーターを目指しはじめました。
大学では栄養科に通い、高齢者や障害を抱えた人のための料理を専門に学んでいます。
介護食に強い御社で、病気の人や食事が難しい人でも、少しでもおいしく楽しい食卓を囲めるようなレシピ開発に携わりたいです。」
仕事の魅力を盛り込んだ志望動機
その際に、レシピをプロデュースするフードコーディネーターと出会いました。
盛り付けの仕方やスタイリング、メニューに載せる料理写真の撮り方の工夫を間近で見るうち、同じ料理でもプロの手にかかるとこれほど違うものに見えるのかと驚き、自分でもフードコーディネーターの仕事をしてみたいと思いました。
いまは女性が多く働き、料理にかける手間も時間も減っていますが、少しの工夫で料理がおいしくなること、おいしそうに見えることを多くの人に広めていきたいです。」
人の役に立ちたいという思いが強い志望動機
いろいろな情報を得るうちに、料理がはじめての人でもわかりやすい本と、そうでない本があり、自分も料理が苦手な人のために簡単なレシピや、丁寧な説明をできるようなフードコーディネーターになりたいと思いはじめました。
現在は料理の苦手意識もなくなり、ブログで時短料理の投稿をしています。
ぜひこの経験を活かしてフードコーディネーターとして活躍したいです。」
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フードコーディネーターの面接で聞かれること・注意点
フリーランスならば、企業の就職試験のような面接もなく、志望動機を問われる機会もあまりありません。
ただし、企業で働く場合もフリーランスで働く場合も、「フードコーディネーターとして何をしたいのか? 何ができるのか?」をしっかりと考えておくことは大切です。
フードコーディネーターは、
- 食品企業のコンサルティング
- テレビや雑誌などのメディア
- 講演活動
- 料理教室
- 農業団体
などと協力した地域活性化、さらには教育現場での食育など、多岐に渡る場所で活躍できる仕事です。
仕事の幅が広いからこそ、自分の中で「フードコーディネーターとしてこういうことがやりたい!」という強い意志を持ち、自分で自分の道を切り開いていく気持ちが大切です。
フードコーディネーターの自己PRのポイント
フードコーディネーターを目指す上で自己PRを考えるとき、注意しなくてはならない点はほかの人と差別化を図ることです。
フードコーディネーターを目指すほとんどの人は、料理が好きで得意な人です。
料理の中でも得意料理は何か、興味のある食の分野は何か、将来どんな仕事をしたいかなど、具体的な話ができなくては、ありきたりな自己PRになってしまいます。
その中で自分をアピールしていくには、自分の得意分野を見つけることです。
フードコーディネーターの履歴書で気をつけるべきことは?
フードコーディネーターを目指す上で、飲食店でアルバイトをしている場合は、会社名やお店の名前だけでなく、そこで担当した仕事を具体的に記入しましょう。
たとえば
- ホール内の接客
- キッチンでの調理補助
- 在庫管理や発注
などです。
もしわかるのであれば、店舗の規模(席数やスタッフ数・一日の来客数など)を書き添えると、より採用担当者にもわかりやすくなります。
中途採用の場合は、職務経歴書を作成するとよいでしょう。
「フードコーディネーターの志望動機」のまとめ
フードコーディネーターは、食を通してビジネス面から、人に驚きや感動・喜びを与える仕事です。
志望動機は、自身の経験・仕事の魅力・人の役に立ちたいという思いなど、食の知識で人を幸せにしたいといった点を自分の言葉で表現できるようにしましょう。
また、他の人と差別化を図れるような自己PRを作るには、料理の中でも得意料理は何か・興味のある食の分野は何か・将来どんな仕事をしたいかなど、自分の得意分野を見つけることが大切です。