フードコーディネーターの年収はいくら? 給料についてくわしく解説

フードコーディネーターはフリーランスとして活躍する人が多く、活動内容や仕事の量によって、収入にも大きな差があります。

また企業に勤めているフードコーディネーターと、フリーランスのフードコーディネーターとでも収入に違いがあります。

この記事では、フードコーディネーターの給与・年収を解説します。

フードコーディネーターの給与・年収の統計データ

求人サービス各社の統計データ

職業・出典 平均年収 年収詳細
フードコーディネーター
(転職ステーション)

324万円
料理教室講師
(転職ステーション)

373万円
フードコーディネーター
(Indeed)

- 月給21.8万円
時給1,336円
フードコーディネーター
(求人ボックス)

368万円 月給31万円

フードコーディネーターの手取りの平均月収・年収・ボーナス

各社の統計データをもとに算出すると、フードコーディネーターの平均年収は350万円前後です。

企業勤めの場合、ボーナスを3ヶ月分として考えると、月額総支給額は23万円、ボーナスは年間70万円ほど支給されていると考えられます。

東京都で勤務するフードコーディネーターは、独身の人の場合、交通費などを除外して考えると月の手取り額は20~21万円ほどです。

現在、日本人全体の平均年収が約420万円と言われていることから考えると一般的な職業よりも給与水準は若干低めですが、フリーランスとして活躍する場合はこの限りではなく、あくまでも目安となります。

人気のフードコーディネーターであれば更に年収は高いでしょう。

フードコーディネーターの初任給はどれくらい?

一般的に大卒でフードコーディネーター職に就職した場合、年収は300万円ほどと言われています。

ボーナスを3ヶ月分として考えると、月額総支給額は20万円、ボーナスは年間60万円ほど支給されていると考えられ、実際の手取りは18万円程度です。

フードコーディネーターの福利厚生の特徴は?

企業勤めの場合は各種社会保険、有給休暇、懐妊・育児休職制度、各種休職・休暇制度などがあり、女性が中心の職場となることから、女性が働きやすい制度を整えているところも多くあります

フリーランスであれば、自分ですべて整えます。

20代で正社員への就職・転職

20代で正社員への就職を目指す(PR)

「Re就活エージェント」は、第二新卒・既卒・フリーター・ニート向けサービス。20代未経験OKの求人が多数。

20代登録比率No.1

フードコーディネーターの給料・年収の特徴

給料は平均的

多くの場合、フードコーディネーターの肩書きをもつからといって、桁違いの収入を得られることはほとんどありません。

企業勤めの場合は、他の職種の社員と同程度の給料となることが多いようです。

活躍の場を広げて収入を増やす

ある程度の実力がついて人気が出てくると、テレビや雑誌などのメディアで活躍できることもあります。

毎日のようにテレビに出ていたり、大手食品メーカーの商品開発やアドバイザーの役目を担うようになれば、多くの収入を見込めます。

また、自分で書籍を執筆したり、セミナーの講師を務めたり、SNSや動画サイトで料理レシピやコーディネートを紹介して収入を得る人もいます。

フードコーディネーターはさまざまな働き方があるため、活躍の場を広げることによって、大きな収入を得ることが可能です。

フードコーディネーター企業勤め・フリーランス・アシスタント別の給料

企業勤めのフードコーディネーター

食品メーカーなどに就職する場合は、他の職種の社員と同程度の給料となり、経験や実力に応じて昇格すれば給料は徐々に上がっていきます。

ボーナスの有無や待遇の内容は勤務先によって異なりますが、キャリアを積んで行くことで安定した昇給が望めるでしょう。

フリーランスのフードコーディネーター

フリーランスの給料は固定給ではなく、企業から請け負う仕事に対して「報酬」をもらいます。

仕事内容やその人のスキルレベルによって報酬額は異なるため、人により収入には大きな差があります

企業勤め時代よりも稼いだり、個人事務所を立ち上げたりするほど売れっ子になるフードコーディネーターもいますが、仕事がなければ収入は0円です。

アシスタントのフードコーディネーター

フードコーディネーターは、有名なフードコーディネーターのアシスタントとして働き経験を積むことも多くあります。

この場合、給与は師事するフードコーディネーターが決めることになりますが、アシスタント時代はあくまで勉強期間・下積み期間として考えられているため、他にアルバイトをしないと生活が成り立たないこともあります

収入面から考えると先にフードコーディネーターの資格を取得して企業に就職し、経験を積んで独立という方法をとる人は多いですが、最初からアシスタントとなった場合は、現場の仕事や雰囲気を間近で見られるという大きなメリットがあります。

アシスタントとなった場合、先輩フードコーディネーターの仕事を見て教えてもらいながら、数年間の勤務を経験し、その後ひとり立ちするという人が多いようです。

20代で正社員への就職・転職

20代で正社員への就職を目指す

「Re就活エージェント」は、第二新卒・既卒・フリーター・ニート向けサービス。20代未経験OKの求人が多数。

20代登録比率No.1

フードコーディネーターが収入を上げるためには?

フードコーディネーターは、「食」に関する幅広い知識が求められる仕事です。

フードコーディネーター認定資格をはじめ、調理師栄養士ソムリエなどさまざまな資格を取得するために勉強すれば、知識が広がり、多方面で活躍できるようになるでしょう。

とくにフリーで活動する場合、どのように仕事を展開していくかは自分次第です。

日々勉強し、身に付けた知識やスキルが結果的に収入アップにつながります

「フードコーディネーターの給料・年収」のまとめ

フードコーディネーターの平均給料・年収は一般的な職業よりも給与水準は若干低めですが、企業勤めのみでみると、ほぼ平均的です。

多くの場合、フードコーディネーターの肩書きをもつからといって、桁違いの収入を得られることはほとんどありません。

フリーランスであれば、テレビ出演や書籍・SNSや動画サイトで料理レシピやコーディネートを紹介するなど、活動の幅を広げれば収入を増やすこともできます。

企業勤めの場合はキャリアを積んで行くことで安定した昇給は望めますが、経験や実力をつけて独立し、収入を増やす人もいます。

また、フードコーディネーター認定資格をはじめ、さまざまな資格を取得すれば多方面で活躍できるようになるため、収入アップにつながります。