イベントプランナーのつらいこと・大変なこと・苦労
しかし、地味な業務も多く、裏方としての仕事に責任を持てる人でないとなかなか務まらない仕事です。
何のかたちもないところからイベントを企画・運営し、成功させなくてはならないため、思い通りに事が運ばず、多くの苦労や焦りを感じることもあります。
本記事では、イベントプランナーとして働くうえで大変なことやイベントプランナーが抱える悩み、イベントプランナーを辞める理由などを紹介します。
イベントプランナーのつらいこと・大変なこと
イベントプランナーは、何のかたちもないところからイベントを企画・運営し、そして成功させなくてはなりません。
その過程は決して楽しいことばかりではありませんし、思い通りに事が運ばず、多くの苦労や焦りを感じることもあります。
イベントといっても、
- ほぼ自分ひとりで取りしきる小さな自治体規模のイベント
- 時間や人材を多く割いて計画を詰めていく世界的規模のイベント
などさまざまあります。
一般的に規模が大きくなればなるほど、そこに関わる人の数も増え、
- 音響
- 照明
- 美術
- デザイン
その他さまざまな分野においてそれぞれのプロフェッショナルが集結し、ひとつのイベントの完成を目指します。
イベントプランナーの場合、常にイベント全体の動きを見て、
- 必要なスタッフの手配や準備
- 当日の進行の様子
まで確認していかなくてはなりません。
忙しく走り回っていることが多く、イベントが重なる時期は残業が続くこともあります。
華やかな印象を持たれがちなイベントプランナーの仕事は、地味な業務も多く、裏方としての仕事に責任を持てる人でないと、なかなか務まらない仕事です。
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イベントプランナーの悩み
イベントプランナーは、
- 幅広い知識
- 世の中の動きに対する興味関心
- センス
などが問われます。
こういったものを身につけるには、
- 日ごろから多くのイベントに足を運ぶ
- 芸術に触れる機会をもつ
など自分の引き出しを増やしていくしかありません。
また、イベントはその時代の流行とも密接に関わっているところがあります。
いくら「完璧なものができた!」と思っても、クライアントや観客が求めるものを提供できなければ、イベントが成功したとはいえません。
社会のニーズや流行は時代とともに変化していくため、
- 常に新しい情報を仕入れる
- 自分の感性を磨き続ける
といった努力も必要でしょう。
現状に満足することなく、忙しい中でも貪欲にさまざまなことを吸収し続ける必要があるため、仕事を心から好きになれないと苦労を感じるかもしれません。
イベントプランナーを辞める理由で多いものは?
労働時間が長くなりがち
イベントプランナーは土日祝日の勤務が多く、繁忙期には遅くまで残業することも珍しくないため、労働時間が長くなりがちです。
また、トラブルが発生したりクレームがあったりした場合には休日でも出勤しなくてはなりません。
こうした過酷な環境に耐えられずに離職・退職する人もいます。
キャリアアップやスキルアップを目指して
イベントプランナーを経験し、さらに「キャリアアップしたい」、「スキルアップしたい」と転職する人も多くいます。
イベントプランナーとして独立するために
- 企業を退職する人
- イベントプランナーの仕事を通して広報・営業など違う分野の仕事に興味を持ち転職する人
もいます。
また、自分の好きなイベントを手掛けたいという思いから、
- 専門性のあるイベント制作会社に転職
- 自分でイベント制作会社を立ち上げる
といったこともあります。
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「イベントプランナーの苦労」のまとめ
華やかなイベントの裏で奔走するイベントプランナーには、思うように仕事を進められないストレスをはじめ、センスやスキルを常に磨き続けなければならないプレッシャー・長時間労働など、多くの悩みがあります。
耐え切れずに辞めていく人もいる一方で、スキルアップを狙った転職や独立というかたちで退職する人もいるでしょう。