絵本作家になるための学校と学費(大学・専門学校・スクール)

絵本作家になるための学校の種類

絵本作家になるために学歴は必要ありません。

とはいえ、絵本作家には技術やセンスが求められますから、デビューの可能性を少しでも高めるために、大学や専門学校などの学校に通うのが一般的です。

しかし、こうした学校に通っても必ずデビューできるわけではないという点は理解しておくことが大切です。

絵本作家になるには

絵本作家になるための大学

大学で絵本作家に関連することを少しでも学びたいのであれば、美術大学あるいは総合大学の芸術系学部で絵画やイラストを学ぶか、文学系の学科で児童文学を専攻する道が考えられます。

数は多くありませんが、なかには「絵本制作コース」といった、絵本作りに深く関わることを学べる大学もあります。

また児童文学や児童文化を学ぶなかで、絵本の創作技法を身につけられる大学もあるようです。

絵本制作には幅広い知識や視野の広さが必要とされるため、4年間という大学生活のなかでさまざまな経験を積み、そこで培ったものを作品づくりに生かしていくのもよいでしょう。

美術大学の平均学費は160万円程度といわれ、4年間で600万から700万円ほどかかるのが一般的です。

絵本作家になるための専門学校

デザイン系の専門学校の中に絵本作家志望者向けの学科やコースを置く学校が全国にいくつか存在します。

専門学校では、おもにイラストレーションを学び、より実践的な絵の技術や独創性を磨いて実力を高めていきたい人には向いているといえるでしょう。

絵本制作を学ぶ専門学校は2年制もしくは3年制が一般的で、学費は一年間に100万円ほどかかるところが多いようです。

絵本作家になるためのスクール

民間のスクールの場合、大学や専門学校のように毎日通うわけではなく、週に数回習い事のような感覚で通えるものも多く、初心者で絵本作りに触れてみたい人もよく通っているようです。

スクールによってカリキュラムや授業の方針などが異なり、なかには仕事をしながら、学校に通いながら通えるものもあるため、さまざまなスクールを比較してみるとよいでしょう。

絵本作家になるための講座・通信講座

絵本作家になるための講座

絵本作家志望者向けの講座は、習い事感覚で学べる完全に初心者向けのものから、ある程度は絵に触れたことがある人を対象としたもの、あるいはプロ志望で絵を勉強したことがある人向けのものまで、さまざまな種類のものがあります。

講座によって、カリキュラムや授業のスタイル、受講回数や期間なども異なりますし、内容によって学費も異なります。

講座の内容

絵本作家志望者向けの講座では、デッサンの基礎や画材の知識、ストーリーの発想法、絵本の構成について、文章の書き方、キャラクター設定の方法、そしてパソコンのソフトを使ったイラスト制作の方法などまでを学ぶのが一般的です。

知識を身につけたうえで、実際に物語を作ったり、イラストを描いたりして表現する力を養っていきます。

できあがった作品は発表し、講師からアドバイスを受けてより良いものにしていくことができます。

絵本作家になるための通信講座

自宅にいながらにして学べる「通信講座」もあります。

通信講座はテキストを中心に、DVDも利用して学ぶものが多いようです。

通学する時間をとるのが難しい人や、もっと気軽に絵本制作の基礎を学んでみたいという人にはおすすめです。

たいていの講座では作品を講師に添削してもらうことができるため、しっかり計画立てて学んでいく気持ちさえあれば、たとえ通信講座であっても自分の力になるでしょう。

絵本作家の学校選びのポイントは?

イラストの技術を身に付ける

美術大学や専門学校では、基礎から実践まで、イラストの画力を上げるためにさまざまな技法を学びます。

絵やイラストをメインに学びたい人はこうした学校を選ぶとよいでしょう。

絵本作りのための知識を身に付ける

絵本作家として活躍し続けるためには、世の中のニーズに応えた内容のストーリーを打ち出すことも重要なポイントのため、子どもの心理や大人の購買心理を学ぶことは、絵本作家にとってもプラスになります。

またマーケティングを学べば、作品を出版社などに売り込む時に必要なプレゼンテーション力、コミュニケーション力を培うことも可能です。

こうした幼児心理学やマーケティング理論など、絵本作りのための知識を身に付けるのもよいでしょう。