公務員専門学校とは | メリットや学費・就職率まとめ
このページでは、そんな公務員を目指す人が通っている公務員専門学校のさまざまな特徴について紹介していきます。
公務員専門学校とは
公務員試験とは
民間への就職に比べて安定しているといわれる公務員は、相変わらず就職先として根強い人気を誇っています。
そんな公務員を目指す人が通っている公務員専門学校のさまざまな特徴について紹介していきます。
公務員専門学校では、公務員になるにあたって受験しなくてはならない「公務員試験」の合格を目指すための勉強をすることができます。
ひとくちに「公務員」といっても、その職種や仕事内容はさまざまです。
公務員は大きく「国家公務員」と「地方公務員」に分けることができ、国家公務員はおもに中央官庁や出先機関で、地方公務員は県庁や市役所などで働きます。
国家公務員になるには「国家公務員試験」に、地方公務員になるには「地方公務員試験」に合格しなくてはなりません。
なお、実際の公務員試験はさらに細かな区分で実施されています。
公務員専門学校のコース
公務員専門学校は、全国に学校を持つ大手から、その地域に根差した中小規模の学校までたくさんあります。
そのなかには警察官や消防官などの公安系に強い学校や、心理福祉系など専門分野に強い学校など、学校によって多少違いが出ているようです。
また、公務員専門学校には、目指す公務員の種類(職種)に応じた、さまざまなコースが置かれています。
公務員試験は試験区分によって出題内容や傾向が異なるため、公務員専門学校の各試験区分に対応したコースに進学することで、自分の進路の希望に合わせた勉強をすることができます。
これらのほか、民間企業への就職活動にも対応できる、一般教養やビジネスマナー、パソコンスキルなどの勉強もできるコースもあります。
具体的には、次のようなコースが置かれています。
・国家公務員コース
・都道府県庁、市区町村職員コース
・警察官コース
・消防官コース
・裁判所、検察庁、税務署職員コース
・公務員総合コース
・民間就職併願コース
国家公務員のなかでも、「キャリア」の道を進むための中央省庁を目指すのか、それとも一般職の合格を目指すのかなどによって、受験すべき試験区分や難易度も変わってきます。
とくに大手の公務員専門学校では、こうした希望の進路別に細かくコースが分かれていることが多く、自分に合った試験勉強を効率的に進めていくことができるコースを選びましょう。
公務員専門学校で勉強すること、授業科目
公務員専門学校で勉強すること
公務員専門学校では、こうした各種公務員試験に合格するための講義や模擬試験などを受けながら実力を高めていくことができます。
講義では主に、公務員試験で出題される社会科学や法律について学びます。
講義で学んだ内容がどのくらい身についているか確認するための模擬試験もおこなわれます。
また、面接試験対策も行われており、過去の面接試験の内容に基づき、模擬面接を何度も繰り返してコミュニケーションスキルを高めていきます。
公務員専門学校の授業科目
おもな授業科目は社会科学(政治・経済・地理)や日本史、民法、憲法、文章理解、生物、空間把握、数的推理、判断推理など、公務員試験で出題される内容に沿うものとなっています。
過去の出題内容を分析した教材を使用し、講師のわかりやすい指導を受けながら、効率的に公務員試験の対策をしていくことができます。
20代で正社員への就職・転職
公務員専門学校から目指せる職業・仕事
公務員専門学校から目指せる公務員の職種は多岐にわたります。
国家公務員であれば、まず官庁の幹部候補生となる国家公務員や、中央省庁や地方機関で国の業務を支える国家公務員一般職が挙げられます。
さらに、衆議院・参議院事務局職員、外務省専門職員、防衛省専門職員、裁判所職員、国会図書館職員、皇宮護衛官、法務省専門職員、刑務官、入国警備官、財務専門官、国税専門官、食品衛生監視員、労働基準監督官、航空管制官などの多様な職種があります。
地方自治体で活躍する地方公務員のおもな職種としては、広く行政の仕事に携わる一般行政職(事務職)をはじめ、技術職、心理職、福祉職、警察官、消防官、資格免許職(管理栄養士・保育士など)があります。
公務員専門学校の学費、費用
公務員専門学校の学費
公務員専門学校は全国的に見ても数が多く、学費は以下のような項目ごとに異なります。
・専門学校ごと
・コースごと
・受講スタイル(通学制・通信制)ごと
・修業年限(1年制・2年制)ごと
・課程(昼間部・夜間部)ごと
よく見られる「昼間部・通学制・2年制」の学校では、年間の学費は70万円~100万円程度がボリュームゾーンとなり、卒業までには150万円~200万円程度必要になることが多いようです。
また、入学時には学費のほかに、入学金も必要です。
公務員専門学校の費用
入学金、学費のほかに、次のような費用がかかります。
・教材費、模試検定料
・健康診断費、学生保険料、
・校外研修費、卒業旅費など
また、一人暮らしをして通う場合には家賃や生活費が必要になりますし、公共交通機関を使う場合には学校への交通費もかかります。
進学の際には、こうした費用についても考えておく必要があります。
学費サポートについて
公務員専門学校では、さまざまな学費サポート制度が用意されています。
たとえば多くの学校で学費減免制度があり、奨学生(特待生)に選ばれると入学金や授業料が全額または一部免除されたり、兄弟など家族の誰かが同じ専門学校に在籍・卒業した場合にも、学費の一部が減免となることがあります。
このほか、国の教育ローンや各種奨学金制度によって、経済的に就学が困難な場合にも対応できるようなしくみが用意されています。
学校によって学費サポートの内容は違うので、詳しくは各学校の情報を調べてみてください。
進学する際のお金について考えるときは、つい金額が大きな学費に目がいってしまいがちですが、諸経費や交通費など、学費以外にかかるお金もさまざまなものがあります。
最近では各学校が学費サポート制度を充実させていますので、必要に応じてそのようなものも活用しながら、目標に向かって進んでください。
公務員専門学校の就職先、就職率、卒業後
公務員専門学校の就職先
公務員専門学校で勉強を続けている多くの学生が、卒業後は希望通り公務員となって活躍しています。
公務員を大きく分けると、中央官庁に勤める「国家公務員」と地方自治体に勤める「地方公務員」の2種類があり、それぞれの関連する勤務先は以下のようなものが挙げられます。
国家公務員
中央省庁、裁判所、労働局、財務局、国税局、国会およびその周辺施設など
地方公務員
都道府県庁、市役所、区役所、町村役場、公立学校、警察署、消防署など
ただし、公務員試験は試験区分によっては難易度が高く、かなりの高倍率になるものもあります。
万が一、不合格になってしまった場合は、もう一年かけて再チャレンジする人もいますが、民間企業への就職に進路を変える人もいます。
公務員専門学校の就職率
公務員専門学校の就職率については、公務員試験における一次試験の合格者数が「合格者数」という形で発表されていることが多くなっているようです。
大手の学校になると数千人単位の数字が書かれているため、一見、ものすごく合格率が高いように見えるでしょう。
ただし、大手はそもそもの学生数が多く、また公務員試験は試験区分によって試験内容や難易度に差があるため、すべての試験を一概に比べることはできません。
また、警察官や消防官などの公安系に強い学校や、心理福祉系など専門分野に強い学校など、学校によって多少違いが出ているようです。
目指している試験区分が決まっていれば、その試験の合格者数もチェックしたほうがよいでしょう。
公務員試験は、試験区分によっては難易度が高く、かなりの高倍率になるものもあります。
そのため、残念ながら不合格となって公務員になれない人も出てきます。
公務員をあきらめて民間企業へ進む人も少なからずいるという事実は知っておいたほうがよいでしょう。
公務員専門学校の入試、志望動機、面接
公務員専門学校の入試の種類
公務員専門学校では、「推薦入学」「AO入学」「一般入学」が行われることが一般的です。
まず、推薦入試ですが、さらに「指定校推薦」や「自己推薦」などの種類があります。
また、学校によってはクラブ活動やボランティア活動経験を生かした推薦、あるいは在校生や卒業生による推薦などの制度を設けていることもあります。
なお、推薦入学で受験する場合は、別の学校との併願ができないことがあるため注意が必要です。
次にAO入学では、たいてい他の入学方法よりも早期にエントリーすることができ、合格決定のタイミングも早いことが特徴です。
選考方法はエントリーシートや面接のみとなっていることが多く、熱意や意欲など人物重視の採用が行われます。
AO入学も、基本的にはその学校を専願とする人が応募できるものとなっています。
最後に一般入学ですが、学歴などの出願資格を満たす人であれば、誰でも自由に応募することができる入学方法となっています。
基本的に、別の学校を併願することも可能です。
公務員専門学校の志望動機、面接
入試では、書類審査や面接を中心とした選考が行われていますが、志望動機はエントリーシートや面接で必ずといっていいほど問われます。
公務員専門学校を目指す人は、「公務員になりたい!」という強い気持ちを抱いているはずです。
ただし、公務員といってもさまざまな職種や仕事があるため、将来は公務員としてどのような仕事に携わりたいのか、なぜその仕事がしたいのかを考え、その夢を実現するために専門学校で勉強したいという思いを言葉にまとめておくとよいでしょう。
また面接では、公務員専門学校が全国にたくさんあるなかで、その学校を選んだ理由を明確にすることも大事です。
たとえば「志望する公務員試験に対して高い実績がある」「体験授業がわかりやすかった」「担任制などの学習サポートが充実している」など、自分が魅力を感じたことを洗い出してみてください。
各学校の特色を調べて、自分が魅力に感じたことをまとめてみましょう。
公務員専門学校の面接のポイント
面接では難しい質問をされるわけではなく、あくまでも受験生が本気で勉強したいと考えているのか、公務員試験に向けて頑張れる気持ちがあるかどうかが判断されることがほとんどです。
あまり気構えずに、その学校で学びたいという気持ちを素直に伝えるように心がけるとよいでしょう。
公務員専門学校の入試内容は、学校ごとに異なっています。
詳しくは各学校の最新の募集要項をよく確認し、しっかりと事前準備をして入試に臨んでください。
公務員専門学校のオープンキャンパス
公務員専門学校のオープンキャンパスとは
公務員専門学校は大手から中小規模のところまでたくさんあるため、学校選びに悩んでしまう人もいるようです。
そのようなときには、オープンキャンパスに参加してみるのもよいでしょう。
公務員専門学校のオープンキャンパスでは、実際に学校を訪れることで、学校の内部を見て回ったり、カリキュラムの説明を受けたりすることができます。
また、公務員のさまざまな仕事について話を聞くこともできるので、公務員に興味はあるけれど、どのような仕事があるのかよくわからない人や、どのようなコースに進むか迷っている人にもおすすめです。
公務員専門学校のオープンキャンパスの内容
公務員専門学校のオープンキャンパスでは、模擬授業が行われる学校もあります。
模擬授業では、実際に専門学校で行われている講義の一部を体験的に受けることができます。
公務員試験合格に必要な科目は、高校までに学習したことと全く違う内容のものもありますから、模擬授業を受けることで、入学後の学習のイメージをつかみやすいでしょう。
公務員専門学校のオープンキャンパスに参加する際の注意点
公務員専門学校のオープンキャンパスは、基本的に自由参加が可能ですが、学校によってはホームページ上からの事前申し込みが必要な場合があります。
また、オープンキャンパスを複数日程開催する学校では、日によってプログラム内容が異なる場合があるため注意が必要です。
なお、全国各地に教室がある大手の専門学校の場合は、各地域でオープンキャンパスを実施していることが多いです。
事前に各学校の開催スケジュールをよく確認してから参加してください。
公務員専門学校のオープンキャンパスは、学校説明会や進路相談会を兼ねているものが多くなっていますので、ぜひ参考にしてください。
夜間の公務員専門学校
夜間の公務員専門学校とは
公務員専門学校では、大手の学校を中心に「昼間部」だけでなく「夜間部」を置く学校が目立ちます。
夜間部では平日の夕方以降や週末に授業が行われるため、公務員を目指す大学生がダブルスクールで、あるいは社会人として働いている人が転職を目指して通うケースが多いようです。
夜間部は昼間部に比べて1日の授業時間が短く、密度の濃いカリキュラムで勉強することができたり、学費が昼間部よりもやや抑えられていることが特徴です。
夜間部のメリット・デメリット
夜間部の良いところは、やはり時間帯の問題で昼間に専門学校へ通うのが難しい人でも、夕方以降に通学して勉強ができるところだといえるでしょう。
現在の学校や仕事、アルバイトを辞めずに公務員試験合格を目指せるというのは、とても魅力があると感じる人も多いでしょう。
また、学費については昼間部よりも夜間部のほうが安くなっていることがほとんどです。
学校によっては、夜間部の学費は昼間部の半額程度ということもあり、経済的負担の違いは大きなものとなるでしょう。
ただし、夜間部は昼間部よりも短時間で、ポイントを押さえた勉強をしていかなくてはなりません。
とくに大学に通いながら、あるいは仕事をしながら夜間部にも通う場合は、日々の疲れや忙しさに追われながらも継続的に勉強を続ける意思が求められます。
昼間部と夜間部で迷っている人は、カリキュラムや時間割などを比較しながら、通いやすさや自分の生活スタイルに合うほうを選んでください。
社会人・大卒向けの公務員専門学校
社会人・大卒向けの公務員専門学校とは
公務員試験には年齢制限がありますが、年齢上限に達しておらず、それ以外の要件を満たしていれば、学歴や資格、現在のキャリアなどは関係なく受けられる試験も多くあります。
年齢制限は25歳くらいから35歳くらいまでとなっているものが多く、一定期間以上の社会人経験者がある人を対象とした試験も行われています。
そのため、一度は社会人として民間企業などへ就職したものの、公務員への転職を目指して公務員専門学校に通う人もいます。
社会人や大卒の人が公務員専門学校に通う場合には、「夜間部(コース)」や「週末(土日)コース」「通信コース」「民間経験者採用試験向けコース」などを選択するケースが多いようです。
通信コースでは専門学校オリジナルの教材(テキスト・DVD・オンラインなど)を利用して、自宅で好きな時間に学ぶことができます。
ただし、学校によって使用する教材や時間割、カリキュラムは異なるため、各学校の特色をよく確認したほうがよいでしょう。
このような、社会人や大卒の人が公務員を目指す場合に適したカリキュラムを用意している公務員専門学校があります。
社会人・大卒向けの公務員専門学校の特徴
社会人・大卒向けの公務員専門学校の各コースは、昼間部の本科生よりも1日の授業時間が短かったり、短期間で集中的に学ぶカリキュラムとなっているものが多く、限られた時間で効率よく公務員試験対策をすることができます。
とくに社会人が仕事を続けながら公務員専門学校に通うことを考える場合、多忙な日々の中で継続的に試験勉強をしていけるかどうかが重要なポイントになってくるといえるでしょう。
学校によって使用する教材や時間割、カリキュラムも異なりますので、パンフレットやホームページなどで内容をよく確認してください。
1年制の公務員専門学校
1年制の公務員専門学校とは
多くの公務員専門学校が2年制となっていますが、なかには1年で合格を目指す1年制の課程もあります。
入学時期は、1年制の場合は4月であることが多く、同じ年の秋に行われる公務員試験に向けて学習するスケジュールが一般的です。
実質、専門学校に入学してからは5ヵ月程度の学習期間となりますが、短期集中型で学んでいくことが可能であり、入学前から特別講座を受けられるような学校もあります。
1年制と2年制どっちがいい?
公務員専門学校への進学を考えるとき、1年制にするか、それとも2年制を選ぶかで悩む人もいるかもしれません。
「どちらでなくてはならない」というわけではありませんが、受験予定の試験区分によって、どちらが適しているか変わってくるといえます。
たとえば、公務員初級程度試験の標準学習期間は半年程度となっており、警察官や消防士についても、3ヵ月程度集中して学習すれば、1次試験に合格することはさほど難しくないとされています。
これらの受験予定であれば、1年制でも十分に対策ができるといえるでしょう。
ただし、国家公務員や地方上級試験などは先に挙げたような試験よりも難易度が高く、2年制の過程でじっくりと学習するほうが望ましいといわれています。
また、2年制であれば公務員試験の勉強と併せて民間就職対策ができたり、パソコンやビジネスマナー、簿記といった各種スキルを身につけるための勉強ができるような学校もあります。
1年制のメリット・デメリット
1年制のメリットのひとつは、短期間で試験勉強を行い、最短距離で合格を目指していくことができる点だといえます。
2年制に比べて学費も安く抑えられるため、経済面で不安がある人にも魅力的だといえるでしょう。
なお、もし1年制で入学して公務員試験に不合格になった場合には2年制の課程に入り直せたり、2年制に入学しても1年目で合格すれば2年次の学費は不要というような制度を設けている学校もあります。
しかし、1年制ならではの大変なところもあります。
1年制では、ある意味「詰め込み型」の学習になりやすく、講義は2年制よりもハイペースで進んでいくため、日々の予習復習は不可欠だといえます。
受験予定の公務員試験の難易度がどれくらいかを確認し、専門学校のカリキュラムや学習スケジュールを確認して、1年制と2年制のどちらが自分に向いているか考えてみてください。
高卒向けの公務員専門学校
高卒向けの公務員専門学校とは
公務員試験は応募要件として年齢が定められていますが、学歴に関しては問われない試験も多くあるため、高卒の人でも公務員になることは十分に可能です。
高卒の人が公務員を目指す場合、国家公務員一般職(高卒程度)や、各自治体で実施される地方初級試験、あるいは警察官、消防官などの試験を受験することが多いとされ、大手予備校を中心に、こうした試験を目指す人向けコースも設置されています。
修業年限は2年制が基本となっており、日中に授業が行われる昼間部が一般的ですが、昼間にアルバイトなどをしながら学べる夜間部や通信制のコースを置いている学校もあります。
高卒向けの公務員専門学校の選び方のポイント
高卒の人が公務員専門学校を選ぶ場合、まずはその学校にある各コースがどのような種類の公務員試験に対応しているのかを確認すると、適したものを見つけやすいでしょう。
また、高卒の人が多く学んでいる学校は、そのような実績も発表していることがあります。
たとえば高卒程度試験や警察官試験、消防官試験などの合格実績をホームページ上などに掲載している学校もあるので、その数字を確認してみるのもよいでしょう。
公務員専門学校は数が多く、学校によって設置コースやカリキュラムの特徴などは異なるので、まずは各学校の情報を集めてみてください。
高卒向けのコースがあり、サポートが充実している学校を選べば、安心して試験対策ができるでしょう。
公務員専門学校の口コミ・体験談
公務員専門学校 国家公務員・地方公務員コース卒業生の体験談・口コミ
公務員専門学校を目指した理由
役所などの地方公務員として働きたかったので、公務員の専門学校を目指しました。
さまざまな学科がありましたが、地方公務員の勉強をしていれば全てに対応することが可能なため目指しました。
はっきりとした目標があったので公務員コースを目指しました。
公務員専門学校で学んだこと・役に立っていること
公務員専門学校の国家公務員・地方公務員コースで学びましたが、基本的な教養も学ぶことができるので経済ニュースや政治に関するニュースも理解することができています。
特に経済に関することは難しい単語でも理解できるようになりました。
公務員専門学校の雰囲気
国家公務員・地方公務員コースになるため、落ち着いた雰囲気のある男性が多かったです。
女性の方もいましたが、女性も落ち着いた方が多かったので勉強しやすかったです。
男女比としては、男性8対女性2くらいの割合でした。
公務員専門学校で楽しかったところ
みんなで盛り上がることはありませんでしたが、一般教養を学ぶことができたためニュースで使用されている単語も簡単に理解することができています。
自分で検索して理解することもなく、記憶に残っているので勉強して良かったです。
公務員専門学校でつらかったところ・大変だったところ
国家公務員・地方公務員コースは、幅広い分野を学ぶ必要があります。
そのためすぐに忘れてしまうことも多々あったので、復習をしなければならないことは大変でした。
予習と復習をしなければ、忘れてしまうので勉強量は多かったです。
公務員専門学校の卒業後の就職先・進路
役所に就職を決める人が多かったです。
また警察官や消防などに進路変更をする人も見かけました。
国家公務員・地方公務員コースは、警察官などの試験にも対応しているため、進路を決めかねている人も多かったんだと思います。
公務員専門学校卒業後の所感・メッセージ
国家公務員・地方公務員コースは、幅広い分野を勉強することになるため本気で勉強しなければすぐに忘れてしまうことになります。
予習や復習は絶対にしなければならないため、ある程度時間を確保するようにした方が良いです。
公務員専門学校 全日制学科卒業生の体験談・口コミ
公務員専門学校を目指した理由
母方の祖父が公務員をしていたこと、親戚にも、土木系の会社で働いている者がおり、公共性の高い仕事に将来就きたいとずっと思っていたからです。
また、就職先が公務員だけに限定されず、公共物を事業対象とする一般企業にも向いており、将来的な選択肢の幅が限られないことがメリットに感じたからです。
公務員専門学校で学んだこと・役に立っていること
一般教養はもちろんのこと、公務員試験に出題される独自問題に焦点を当てた授業を徹底的に受けることができたのは、ペーパーテスト対策につながり、役立ちました。
また、職業柄、人当たりが良いことも印象が良くなるため、そうした模擬面接を重点的に受けることができたのも、自分だけでは克服しづらいため、本番で役立ちました。
公務員専門学校の雰囲気
大半が公務員志望の学生のため、ボランティア精神の高い性格の人が多かった気がしています。
もちろん、自身の給料のことはありますが、それ以上に、社会に役立ちたい、周りの人達に尊敬されながら働きたいと考える学生が多かったです。
男女比については、おおよそ8対2でした。
公務員専門学校で楽しかったところ
授業や模擬面接に関しては、皆真剣に受けていて、私も同様だったのですが、授業合間の休憩時間に、将来の仕事に対する夢や希望を語り合えたのはお互い刺激になって、良い意味で触発されました。
たわいもない話を交えながら、熱く語り合う何気ない会話が良き思い出となっています。
公務員専門学校でつらかったところ・大変だったところ
ペーパーテスト対策の授業に関しては、中学校のテスト対策同様、覚える重要語句や科目ごとの問題文に対する解法等、テクニック的な部分を学ぶため、興味を持ちながら、励むことができたのですが、面接対策は、人を相手にアピールし、自分の良さを表現することが必要になったため、気疲れをしたことが大変でした。
公務員専門学校の卒業後の就職先・進路
私の場合は、公務員ではなく、土木系の民間会社に勤めることになったのですが、やはり大半は、地方公務員の道へ進んだ生徒が多かったです。
基本的に自宅のある県内の県庁や市役所、もしくは、隣接する都道府県のお役所に進路を決めた生徒が多かったです。
公務員専門学校卒業後の所感・メッセージ
たまたまかもしれませんが、私の教室では、草食系の学生が多く、夢や希望を語り合いながら勉学に励む生活を送ることができたのは、貴重な財産になっています。
自分とウマの合う生徒が多かったことは、幸いにも環境に恵まれていました。
将来的な仕事に直接関連することに焦点を当てて、専門学校選びをするのも大切ですが、どういった性格の人たちが多そうかなど、自分のカラーに合いそうな専門学校を検討するのも、良いかと思います。
公務員専門学校 公務員科卒業生の体験談・口コミ
公務員専門学校を目指した理由
私は、幼い頃から、父親と同じ職場である地元の市役所で働きたいと考えていました。
そこで、そのためにはどうしたら良いかと考え、調べたところ、専門学校の公務員科でいろいろと学べるということを知り、目指しました。
公務員専門学校で学んだこと・役に立っていること
その専門学校で学んだことは、高校の延長のようなことで、高校時代までで学んだことの復習的なことから、面接の練習のことなど、実際の試験でいかせるような実践的なことを学ぶことができ、とても役に立ちました。
公務員専門学校の雰囲気
その専門学校では、だいたい同じ年代の人が多く、とても親しみやすい雰囲気でした。
みんな、それぞれに将来の夢に対しての考えを持っており、非常に意識の高い集まりであると思いました。
男女比は男性7割、女性3割という比率でした。
公務員専門学校で楽しかったところ
楽しかったところは、周りの人達との年代が近い人がとても多かったため、趣味や話の内容が合う人が多く、とても親しみやすかったところです。
休日などは、一緒に遊んだりすることも多く、楽しかったです。
公務員専門学校でつらかったところ・大変だったところ
つらかったところは、一日の流れが、高校時代までと全く同じで、日常生活にあまり変化が見られなかったことです。
他の大学に行った人などは、高校時代までといろいろと違った生活をしていることを考えると、もっと生活に変化がほしかったです。
公務員専門学校の卒業後の就職先・進路
卒業後の就職先は、ほとんどの人が就職先が公務員でした。
もともと公務員を目指すための人達が集まる学校だったので、そうなるのは必然なのですが、目標が変化することがなく、そのまま公務員になる人が多数でした。
公務員専門学校卒業後の所感・メッセージ
良かったところは、将来の夢に対しての専門的な勉強を行えるところです。
高校までとは違って、公務員試験に対しての勉強を行えるので、将来の目標が決まっている人などにはとてもお勧めします。
公務員専門学校 法律ビジネス卒業生の体験談・口コミ
公務員専門学校を目指した理由
高校3年生まで全くといっていいほど勉強しておらず、入れそうな大学がなく、かといって就職はしたくなかったので、とりあえず試験のない専門学校なら行けるかなと思いました。
専門学校の法律ビジネス学科を選んだ理由は、公務員を目指す学校の進学なら両親がOKを出してくれると思ったからです。
安定した生活を送れそうな公務員になってくれることを以前、親が希望していたからでした。
公務員専門学校で学んだこと・役に立っていること
ここでは基本的に公務員試験対策をしていました。
入学1年目は主に簿記検定の対策や漢字検定など、就職に役立ちそうな資格を取ることを目的としていました。
2年目は主に就職試験の面接の練習などを学び、身だしなみから始まり、履歴書の書き方、話し方、面接官に好印象を持たれるような受け答えの練習をしました。
公務員専門学校の雰囲気
雰囲気は大学とは違い、高校の延長のような空間でした。
席はいつも同じ場所と決まっていて、たまに席替えがあるくらいでした。
学生は真面目なタイプからオシャレで遊び人タイプまでさまざまでしたが、ヤンキーっぽい柄の悪い生徒はいませんでした。
男女比は男性7割、女性3割でした。みんな地元の市役所や裁判所、海上保安庁など目指していました。
公務員専門学校で楽しかったところ
楽しかったところは、部活動があったことです。
応援団の所属していましたが、年に1回各支部から大阪の甲子園球場に集まり野球部の応援に行くことがとても楽しかったです。
和気あいあいとした雰囲気で仲間と良い思い出を築くことができました。
また、学園祭やシンガポール、タイなど海外旅行も経験でき、面接時に役立ちました。
公務員専門学校でつらかったところ・大変だったところ
つらかったことは、高校のように毎日朝の始業時間から終業時間まできっちり出席しないといけなかったところです。
大学のように今日は何時限目は休もうということが気軽にできる雰囲気ではなかったです。
また、資格試験もいくつか受けないといけないので、勉強勉強の毎日ではありました。
公務員専門学校の卒業後の就職先・進路
卒業後の就職先は6割が希望する公務員関係、3割が民間企業、1割がJRという具合でした。
自衛隊に入隊する学生もいました。
私は希望する市役所は落ちてしまい、結局普通の民間企業(宮城県仙台市)に就職しました。
一般事務で給料もそこそこ良く、楽しい職場だったので結果オーライでした。
公務員専門学校卒業後の所感・メッセージ
本当に公務員になりたくて入るにはピッタリの学校だと思います。
先生は若めで明るく熱心な方が多く、いろいろ相談にも乗ってくれます。
しかし、私のようにとりえず進学しようと思って軽い気持ちで入るにはお勧めしません。
公務員になれれば親も嬉しかったでしょうが、結局なれなければお金の無駄だと思うからです。
入るからには親に感謝しながら絶対に公務員になってやる!という熱い意思を持って入学することをお勧めします。
公務員専門学校 技術職学科卒業生の体験談・口コミ
公務員専門学校を目指した理由
将来は公務員の技術職として働くことを志望していたので、専門的な知識が学べる本校に入学することを決めました。
入学する前には一度体験授業を受けたのですが、その時の講義が分かりやすかったのも、本校に入学する決め手になりました。
公務員専門学校で学んだこと・役に立っていること
講義は専門的な授業が多かったのですが、卒業してから仕事で役に立つことばかりでした。
特に設計図面の描き方については、今でも当時の参考書やノートを見返すことがあるほどです。
また、数学や物理といった基礎科目も勉強することができたので、仕事上で強度計算するときには役に立っています。
公務員専門学校の雰囲気
クラスの雰囲気はとても良かったです。
授業を聞くときはみんな集中していますが、休み時間は笑い声が絶えない教室でした。
また、私が所属していたクラスは1クラス40人ほどでしたが、女子は3名だけで、ほとんどが男子学生でした。
公務員専門学校で楽しかったところ
座学だけでなく、実技を通したグループワークの授業があったので、飽きずに楽しく過ごせました。
特にグループワークはクラスメイトと仲良くなるきっかけにもなるので、そこで仲良くなった生徒とは卒業した今でも交流があります。
決して勉強だけで終わらないのは、本校の良さだと思います。
公務員専門学校でつらかったところ・大変だったところ
公務員に特化した授業を毎日受けれるのはありがたかったですが、卒業したら全員が公務員になれるわけではありません。
そのため、万が一公務員になれなかったときのことを考えると、専門学校で過ごした日々が無駄になってしまうのではないかと不安でいっぱいでした。
そういった不安と戦わなくてはいけないのは非常につらかったです。
公務員専門学校の卒業後の就職先・進路
公務員の専門学校なので、卒業後の就職先は公務員の方が多かったです。
私も卒業後は公務員技術職に就職しました。
しかし、全員が公務員になれるわけではないので、公務員になれなかった方は浪人するか、メーカーなどの技術系の企業に会社員として就職するかの2択でした。
公務員専門学校卒業後の所感・メッセージ
公務員になるには必ずしも専門学校に通う必要はありませんが、合格してから長く働くことを考えれば、学校に通うのも選択肢の一つです。
特に専門学校であれば、公務員に特化した授業を毎日受講でき、自分と同じように公務員を志す生徒と切磋琢磨しながら日々を送ることができます。
公務員になりたい方は、専門学校に通うことも是非考えてみてください。
公務員専門学校 公務員初級コース卒業生の体験談・口コミ
公務員専門学校を目指した理由
私が専門学校への進学を目指した理由は警察官になるためです。
父が警察官であるため、職場の雰囲気ややりがい等をよく話してくれました。
また、事件が起きたときには休日だろうと現場に駆けつける姿をよく見ていました。
最初は、家庭より仕事を優先することに不満がありましたが、父の街の安全を守る確固たる執念を見て格好良く思い、いつしか自分も父のようになるため専門学校進学を決意しました。
公務員専門学校で学んだこと・役に立っていること
専門学校では、警察試験で課される現代文、古文、数的処理、判断推理、物理、化学、生物、地学、日本史、世界史、地理を勉強しました。
また、漢字検定やビジネス検定の勉強、体育などがありました。
結果的に警察官ではなく違う仕事に就きましたが、専門学校で学んだ教科や検定試験の勉強は警察官だけでなく社会に出たら必要最低限の知識なので今の仕事に大いに役立っています。
公務員専門学校の雰囲気
専門学校の雰囲気ですが、生半可の気持ちで警察官を目指す人は一人もいませんでした。
みんな、毎日自習室で警察官になることを目標に黙々と勉強していました。
男女比は9対1です。女性で警察官を目指す人は少ないです。
公務員専門学校で楽しかったところ
とにかく、女性求人が少ないせいか女子学生は少ないです。
その分、とても濃い関係を築けました。
今でも、職業は異なりますが、会って近況状況を話す仲です。
公務員専門学校でつらかったところ・大変だったところ
専門学校では、勉強だけでなく、学園祭、体育祭、旅行、サークルと充実していました。
警察官の採用面接で勉強のことだけしか話せない学生は採用されにくいとの理由で専門学校側が勉強以外のことをアピールする機会を設けてくれたのですが、勉強との両立は非常に大変でした。
公務員専門学校の卒業後の就職先・進路
やはり、警察官がほとんどです。
神奈川県警、警視庁、千葉県警、静岡県警などです。
中には、消防士、警察事務などに就職された方もいました。
自分のように公共関係から全く関係のない株式会社に勤めたのは少数でした。
公務員専門学校卒業後の所感・メッセージ
私が通っていた専門学校は採用試験に合格するため学問の勉強だけでなく、学園祭、体育祭、旅行、サークルととにかく充実していました。
理由は先程も書きましたが、勉強だけのアピールでは合格しにくいからです。
しかし、警察官採用試験に限らず今は積極的に行動できるか、協調性はあるか、自分一人で考えて行動できるか、採用側はそのような点に目を光らせて採用活動を行っています。
その全てを満たすため、専門学校はいろいろな行事を通し学生が成長できる機会を作っています。
当時、勉強と行事の両立は大変でしたが、そのおかげで正社員として採用して頂くことができました。
私は、2年間専門学校に通い、知識だけでなく人間として成長できたのだと今では感じています。
この記事のまとめ
公務員専門学校では、合格を目指したい公務員試験に向けて、専門の講師の講義を受けながら的を絞った効率的な学習を行うことができます。
ひとくちに「公務員」といっても、さまざまな職種や試験区分があり、どれを目指すのかによって勉強すべき内容も少々変わってきます。
最適な学校選びのためにも、まずは公務員としてどのような仕事がしたいのかをよく考えてみてください。
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