CMプランナーに向いている人とは? 適性や必要な能力を紹介
CMプランナーに向いている性格・適性
流行やトレンドに敏感な人
CMづくりには、流行やトレンドの要素が欠かせません。
若い世代だけでなく、子育て層、高齢者層など、それぞれの年代がどのようなものを求めているのか、またそれぞれの世代で何が流行っているのかなどを常に把握しておかなくてはなりません。
流行やトレンドに敏感で、CMを見る視聴者層のことをしっかりとわかっている人は、適切なCMを作ることができるでしょう。
個性やオリジナリティがある人
広告業界で求められるのは個性やオリジナリティです。
どれだけ素晴らしいCMをつくったとしても「似たようなCMを見たことがある」「誰にでもできるようなCMだ」といわれてしまえば、評判は下がってしまいます。
CMプランナー自身のセンスや感性、CMづくりの基礎なども必要ですが、個性やオリジナリティを大切にし「自分にしかできない」CMを作り出すことが大切です。
次々とアイデアが思い浮かぶ人
私たちが目にするテレビやインターネットの動画サイトには常にさまざまなCMが溢れています。
しかし、多くの視聴者はCMを目的に見ているわけではなく、ドラマやアニメなど自分が目的としているコンテンツとコンテンツの合間に流れるものとしてCMを認識しています。
CMに興味がない人の目を惹きつけて内容に好感を抱いてもらうためには、あの手この手で興味を引くための工夫が必要です。
どんな俳優やモデルを起用するのか、どんなストーリーにするのか、どんな演出にするのか。
常に斬新でユニークなアイデアを次々思い浮かぶようなアイディアマンであれば、CMプランナーとして第一線で活躍していくことができるでしょう。
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CMプランナーに必要なスキル・能力
表現力
自分の頭の中にあるイメージを形にして表現したいという欲求がある人は、CMプランナーに向いているでしょう。
企業の商品の魅力やキャンペーンを紹介するCMを作るためには、インパクトのある映像や音楽、キャッチコピーなどを考えなければいけません。
絵を描くのが好き、物語を作るのが得意、文章力がある、楽器が弾けるなどもともと表現することが好きな人は、それを武器にして自分だけの表現につなげていくことができるでしょう。
構成力
CMというのは非常に尺の短いコンテンツです。
テレビドラマやアニメ、ミュージックビデオのように数分から数十分の時間の中でストーリーを作るのではなく、数十秒という短い時間の中で伝えたいメッセージを的確に伝えなければいけません。
たとえば飲料メーカーの新商品のCMを作る場合、味や価格や栄養素について長々と説明をすることはできません。
商品の魅力を端的に表すキャッチコピーや、象徴的なシーンを描き出すことでクライアントである広告主の思いを代弁しなければいけないのです。
どのようなストーリーならばそれが可能なのか、鋭い嗅覚で見つけ出すことができる構成力のある人が、CMプランナーに向いているのです。
CMプランナーに向いていないのはどんな人?
CMの最終目標は、多くの視聴者に見てもらい、商品やサービスの売り上げをアップさせたり、ブランドイメージを向上させたりすることです。
仕事をする上では、たとえあまり知らない商品であったり、好きではなかったりするサービスに対してCMをつくらなくてはならないこともあります。
しかし、CMを作る際にはこうした感情を殺してプロモーションに当たらなくてはなりません。
もちろん場合によっては仕事を断ることもできますが、どのような商品を扱うことになっても、仕事をする上ではビジネスライクに徹し、自分の役割を全うすることが大切です。