シェフの求人・募集の状況

シェフの就職先にはどんなところがある?

 
シェフのおもな就職先や活躍の場としては、以下が挙げられます。

  • ホテル
  • レストラン・カフェ
  • 独立・開業(個人店)

それぞれについて紹介します。

ホテル

ホテルは宿泊を目的とした来客のほか、レストランでの食事や結婚式・披露宴・宴会などのパーティーなど、食事を目的とした利用客も多いことが特徴です。

ホテルの規模によっては100人、1000人単位の料理を調理することもあり、そのなかで、シェフには大勢のスタッフを指揮する高いマネジメント能力が求められます。

ホテルは、レストランなど他の職場に比べて人員体制に余裕があり、シフト制が導入されているため、労働時間は比較的少なめで年間休日も多い特徴があります。

福利厚生がしっかりしている職場が多い一方、ホテルは基本的に年中無休のため、年末年始も出勤となる可能性が高いです。

レストラン・カフェ

小規模なレストランやカフェの場合、スタッフの数が少なめで、場合によってはシェフ一人のみで厨房に立つこともあります。

本来、シェフは調理を行う「コック」とは別の存在ですが、これらの店ではシェフ自ら調理を行うこともあります。

店の営業時間・曜日に合わせて働くため、ランチ営業の有無により勤務時間が変わってきます。

独立・開業(個人店)

料理人として経験を積んだら、自分の店を開くことを目指すシェフは多いものです。

自分の店を持てば、提供する料理はもちろん、店の外装・内装・営業スタイルまで自分で決めることができるため、自分の世界観を表現できます。

成功すれば年収も一気に上がるため、やりがいを感じる人もいるでしょう。

一方、飲食店は開業から3年で約7割が廃業し、10年後も営業しているのは1割といわれるほど厳しい業界です。

他の店にはない新メニューの開発、美味しい料理というシェフの腕前だけでなく、経営者としての視点が大切になります。

仕入の際に原価をいくらにすればいくら利益がでるかというコスト感覚を養う必要があります。

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シェフの求人の状況

常に募集は出されている

外食産業は全体的にはやや減少傾向にあるものの、レストランは横ばい状態で、変わらず需要はある状況です。

シェフの求人においても、ある求人サイトでは、正社員扱いの料理長候補が首都圏エリアだけで700件超あります。

業態はレストランからカジュアルなカフェまでさまざまですから、働きたい業態を狙って応募するとよいでしょう。

求人情報は、一般的な求人誌のほか、飲食専門のインターネット求人サイトでも見つけられます。

あるいは在籍している店の常連客から、コネクションを通じて引き抜きされる場合もあるなど、人づてで職場を見つけることも多い世界です。

求人情報に頼るのも大切ですが、常連客を大切にしたり、他の店へ食べに行ったり、同業または他業種のシェフと交流を持ったりするなど、アンテナを広げて人脈を増やすことが大切です。

中途採用も活発

飲食業界は、さらに腕を磨きたい、いろいろな技術を学びたいなどの理由で転職する人が多い業界です。

よりよい待遇を求めて転職を考える人もいます。

飲食店は日本全国に数えきれないほどあり、特徴もさまざまです。

自分が将来どのような料理をどんな風に提供したいかを考えたときに、その準備ができそうな店、または自分のビジョンと似ている店を事前に見つけなくてはなりません。

転職は自分をレベルアップさせるためのステップだと考えて、条件に合うお店を探すことが大切です。

シェフの就職先の選び方

応募するときは味を見てから

 
料理人として前職の店とは異なる業態にチャレンジしてみたい、より自分の腕を磨きたいといった場合は、気になる店へ料理を食べに行くことをおすすめします。

料理の見せ方や味はさることながら、どのような立地条件のもとで営業しているかや、外観・内装・サービスの内容についても確かめたうえでジャッジをしましょう。

将来のビジョンがはっきりしていればいるほど、そのビジョンに近づける店を自分の足で選ぶことが大切です。

運営母体から選ぶ

個人店や小規模レストランに勤務する場合、人手が足りていない場合が多く、本来のシェフの業務だけでなく、調理や接客までやらなくてはいけないこともあります。

お客さまとの距離の近さは魅力ですが、本来のシェフ業務以外をストレスに感じるのであれば、分業体制が確立しているホテルや大規模店を選ぶほうがよいでしょう。

またホテルは比較的人員に余裕があり、シフト制を導入しているため、他と比べて労働時間が少なく、年間休日も多い傾向にあります。

体力的に負担が少ないほうがよいと考えるのであれば、ホテルを見てみるとよいでしょう。

将来のキャリアプランから選ぶ

 
将来、自分がどういうシェフになりたいか、どのように働きたいかをイメージしながら、就職・転職先を選ぶのも手です。

たとえば女性シェフの場合、将来的に子どもを育てながら働きたいと考えているのなら、子育てに理解があるレストランやホテルを選んだほうがよいでしょう。

また、将来は独立を考えるならば、有名ホテルやレストランで働き、箔をつけるのもいいでしょう。

独立した後の店舗運営手法を学びたいのであれば、小規模店で働き、店の回し方やお客さまとの距離感のとり方を体得していくのもおすすめです。

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シェフの志望動機・面接

 

志望動機・自己PRの注意点

料理人として働く人は、多少の差はあるものの、食に興味があり、食べることが好きで、手に職を持ちたいと思っている人たちばかりです。

そんななかで「食に興味があるから」では志望動機としては弱く、採用の決め手に欠けます。

志望動機の考え方として、なぜ、その応募先で働きたいのかをよく考えてみるとよいでしょう。

「店の味を知っていて、自分も同じ味を作ってみたいと思った」といった理由であれば、店主は「自分の店の味を好きで来てくれた」「味の傾向を理解した上で応募してくれた」と好意的に受け取るでしょう。

または「将来は自分の店を持ちたい」などの動機も有効です。

しっかりとした目標を持っているということは、ゴールに向かって自分が何をしなければいけないか、何を学ぶべきかが見えていると店主は解釈するからです。

仕事に前向きに取り組める、真剣な思いと意欲があることは、店にとってプラスになります。

店主はスタッフを育てることも仕事のひとつですから、少しでも前向きに取り組む姿勢のあるスタッフを採用したいと考えます。

志望動機を自己PRと合わせて構成すると、筋が通ったものになりやすくおすすめです。

面接の注意点

シェフは食べ物を扱う仕事であるため、清潔感は大切にしなければなりません。

ぼさぼさの頭、伸びた爪や髭の状態で面接に臨むことは避けましょう。

女性の場合、髪はすっきりとまとめ、ネイルアートは避けます。

実際に働き出した場合、仕事中の化粧はNGというところもありますが、面接では社会人のマナーとしてナチュラルメイクで行くとよいでしょう。

就職先はどのように探したらよい?

 
個人店の場合、横のつながりで採用されることが多いです。

専門学校の先輩や職場の先輩が開業するときに、技量・性格までわかったうえで「うちで働いてみないか?」と誘われることがよくあります。

一方、ホテルや大手レストランでは、求人サイトや自社HPを通じて募集をかけることが多いため、こまめにチェックしましょう。

また転職の場合、飲食業界に強みがある転職エージェントを使うのもおすすめです。

自分のスキルや経験、今後のキャリアプランに合う企業を紹介してもらえるため、効率よく応募先を探せます。

一方、「どうしてもこの店で働きたい」「憧れのシェフのもとで働きたい」という考えがあれば、直接交渉して雇ってもらうのも手です。