バスガイドの志望動機と例文・面接で気をつけるべきことは?

バスガイドを目指すきっかけで多いものは?

バスガイドを目指すきっかけとして、とくに多く見られるのが「旅が好きだから」というものです。

バスガイドは、ツアーに参加されたお客さまと一緒に、さまざまな観光地を巡ります。

プライベートではなかなか行けないところにも行ける可能性があり、旅好きの人にとっては、まさに天職といえます。

このほかには、「子どもの頃に見たバスガイドさんに憧れたから」という人もいます。

遠足や修学旅行など、バスガイド付きのツアーを幼少期に体験したことがある人は多いはずです。

その際に、優しいバスガイドさんの人柄に惹かれたり、楽しい旅行の思い出が残ったことなどによって、バスガイドを志望する人も少なくありません。

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バスガイドの志望動機の考え方

「旅好き」だけでは志望動機として弱い

バスガイドの志望動機として「旅好きである」という点は、たしかに理解できるものです。

しかし、それだけでは、いざ就職活動で述べるバスガイドの志望動機としては、どこか決定打にかけてしまいます。

旅好きであることをアピールするだけでは「それならプライベートで旅に行けばいいじゃないか」と一蹴されたり、「バスガイド以外にも旅に関わる仕事はあるよね?」と思わたりする可能性もあります。

バスガイドの志望動機を考える際に重要なことは、「なぜ旅が好きで、なぜバスガイドを目指すのか?」という部分です。

さまざまな観光系の職業があるなかで、「なぜバスガイドになりたいのか?」という点を志望動機として強くアピールしましょう。

バスガイドの志望動機の例文

修学旅行のバスガイドの姿に憧れて

「私は高校生の時の修学旅行で、初めてスツアーを体験しました。

その際に出会ったバスガイドさんの姿はキラキラと輝いており、まだ幼い私たちにも、きめ細やかな心遣いで接してくださったことが印象に残っています。

それを機にバスガイドになることを決心し、大学でも観光学を専攻しました。

貴社を志望する理由は、この地域で最も多くのバスツアーを手掛けていることを知ったからです。

たくさんのお客さまと出会い、一人でも多くのお客さまの心に感動や喜びを残せるバスガイドになりたいと考えています。」

趣味のバス旅行とバスガイドの姿

「私は旅行が大好きですが、とくに、車窓からの風景を満喫しやすいバス旅行は非常に魅力的なものだと感じています。

これまで全国さまざまな場所をバスツアーで巡りましたが、バスガイドさんの説明のおかげでその地域の特色など、観光するだけではわからない知識もたくさん知ることができました。

今までのバス旅行での経験も糧にしながら、お世話になったバスガイドさんのように、旅行者の旅の満足度を高められる仕事をしたいと思い、バスガイドを志しました。

まだまだ知識不足だと感じていますが、これからさらに広く深い観光の知識を身につけて、バスガイドとして人々に充実した旅行を提供できるように努力します。」

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バスガイドの面接で聞かれること・注意点

観光の知識以上に人間性が重視されやすい

バスガイドの採用試験では、面接試験が重視されます。

面接においては、バスガイドとして働くうえで重要な「人間性」が重要視される傾向にあり、思いやりや人当たりの良さといった点が高評価のポイントとなります。

一方、観光関連の知識については、身につけていて損はないものの、採用試験においてはさほど重要視されない傾向にあります。

業務で必要な知識は就職後の研修や勉強で学べるため、「適性」や「人間性」のほうが重視されやすいと考えておきましょう。

「歌」を歌うこともある?

バスガイドの面接では「歌を歌うこと」を要求される可能性があります。

これは、バスガイドの業務中に、車内でお客さまを楽しませる目的で歌を歌う機会があることに由来しますが、決して歌唱力の高さが判断されるわけではなく、あくまでも「ツアー客からの突発的な要求に応えられる能力」を確認するためです。

このほかにも「面接でそんなことやらされるの?」という内容が要求される可能性もありますが、応じられる範囲で、笑顔で応じるように心がけてください。

バスガイドの自己PRのポイント

バスガイドになりたいという熱意を伝える

バスガイドの仕事はハードであり、体力勝負な部分も少なくありません。

そのような厳しさがあっても、どうしてもバスガイドになりたいのだという熱意を、面接や志望動機でしっかりと伝えられるようにしておきましょう。

仮に「体力に自信はあるか?」と聞かれたら、多少自信がなかったとしても頑張る姿勢をみせることが重要です。

人を喜ばせる・楽しませることの重要性を理解していること

バスガイドの仕事は、自分が旅を楽しむという目的ではありません。

「ツアー客に旅を楽しんでもらう仕事である」ということをしっかりと認識しておき、自己PRを通して、それを理解していることが伝わるような内容にすることも大切です。

バスガイドの履歴書で気をつけるべきことは?

バスガイドは、丁寧な行動やしぐさが要求される場面が多いです。

履歴書の字が雑だったり、誤字脱字が目立っていたりすると、どうしても雑で不真面目な印象を受けてしまいます。

履歴書が人となりすべてを表すわけではありませんが、バスガイドの仕事は一期一会で、たった一度の出会いが、そのバスガイドの評価を決定づけてしまう可能性が高いです。

採用担当者への第一印象となる履歴書にも、ぜひ力を入れましょう。