美容部員になるためにはどんな学校にいけばいい?(専門学校・大学)
美容部員になるにはどんな学校へ行く必要があるのでしょうか?
この記事では、美容部員になるための学校の種類について解説します。
美容部員になるための学校の種類
- 大学
- 専門学校
- 民間のスクール
美容部員になるためには、特別な資格は必要ありません。
そのため、美容の専門知識がないまま化粧品メーカーへ就職する人も大勢います。
ほとんどの企業では入社後に新人研修があり、業務に必要な知識などはそこで身につけられます。
ですが、少しでも早めに美容部員に必要な知識やスキルを身につけたい・できるだけ有利に就職したいという気持ちがあるのなら、大学や専門学校・民間のスクールなどに通うことを考えるとよいでしょう。
美容部員になるための大学
数は多くありませんが、全国の大学・短大のなかで「美容」に関する学科を置く学校も存在します。
芸術系や服飾系の学部、生活文化系の学部で講義を行っていることが多いです。
しかし、美容部員に関連するカリキュラムを置く大学や短大は専門学校に比べて選択肢が少ないのが現状です。
美容部員として働く上で、大卒の学歴が求められることはほとんどありませんが、化粧品メーカーで正社員として採用される場合は、大卒や短大卒の学歴が必要なこともあるためあらかじめ調べておくとよいでしょう。
美容部員になるための専門学校
美容部員になろうとする人が進学する学校として最も代表的なのが美容関連の専門学校です。
美容部員だけでなく、メイクアップアーティスト・ネイリスト・ブライダルスタイリスト、エステティシャンなど、美容に関わるさまざまな職業を志す人が集まってきます。
美容部員向けの学科やコースとしては、
- ビューティーコンサルタント科
- 美容学科
- トータルビューティー科
といった名称のものが一般的です。
メイクやスキンケアの基礎からメイクテクニック・エステ技術・接客方法などまで幅広く学びます。
また、美容専門学校に通うメリットとして就職に強いことが挙げられます。
美容専門学校では就職を強く見据えたカリキュラムが組まれており、現場に出てすぐ活躍できるよう実践的な内容を学べます。
また、美容関連の資格取得を目指した授業が行われることもあり、卒業と同時に資格を得られることも少なくありません。
企業もできればあらかじめ専門知識がある優秀な学生を雇いたいと考えているため、化粧品メーカー系列の専門学校であれば、グループ企業への求人を紹介したり求人をあっせんしたりしてもらえることも多いようです。
美容部員になるためのスクール
民間のスクールでも、美容部員に必要なメイクテクニックやカウンセリングスキルを身につけられるところがあります。
スクールは3ヵ月から6ヵ月程度のカリキュラムで構成される場合が多く、短期間で必要なポイントだけ学びたいという人には適しています。
スクールによって、就職サポート体制や講義の内容・学費などが大きく異なるため、自分がどのようなことを学びたいのか、しっかりと考えた上で受講するとよいでしょう。
20代で正社員への就職・転職
美容部員の学校選びのポイントは?
美容部員として働く際に、学歴はそれほど重視されず、高卒からでも就職することは可能です。
ただし、化粧品メーカーによっては、求人条件として「専門学校卒」など必要な場合もあるため注意が必要です。
また、学校に通う場合かかる費用は大きく異なるため予算で選ぶ方法もあります。
専門学校では年間100万円程度の学費がかかることが多いですが、民間のスクールや講座を利用すれば費用も抑えられます。
美容部員になるための学校のまとめ
美容部員になるために特別な資格や、学歴は必ずしも必要でありません。
ですが企業によっては大卒・専門卒などの指定もあるため、行きたい企業によっては注意が必要です。
企業もできれば専門知識がある学生を雇いたいため、専門学校ではグループ企業への求人を紹介したり、求人をあっせんしたりしてもらえることも多く、就活にも有利になります。
また、短期で学びたい人や金銭的な面が気になる方は、民間のスクールでも、美容部員に必要なメイクテクニックやカウンセリングスキルを身につけられます。