書店員の現状と将来性

活字離れに見る書店の危機

活字離れが指摘されてから長い歳月がたっていますが、未だ著しい改善は見られないのが悲しい現状です。人々が活字から離れれば書籍の売り上げも下がります。

このような面を考えると、この時代は書店員を志す人にとってはやや厳しい状況であるといえるかもしれません。

インターネットの功と罪

この時代の特徴の一つとして挙げられるのが書籍の購入にインターネットを使用する人が増加しているという点です。

実際に書店に足を運ぶことなく商品を購入することができる便利さが何かと忙しい現代人のライフスタイルに合っているのでしょう。目当ての商品を探す手間が省けるのは時短にもつながります。

また、電子書籍の市場参入により、いわゆる紙の本を利用しない人も増えてきました。書店を取り巻く状況はこの辺りとどのように折り合いをつけていくかということが課題であるといえそうです。

デジタルとアナログの両面から

これからの時代を担う書店員には集客のための創意工夫が期待されます。書店に行くとスタッフが心をこめて作ったPOPに目を奪われます。これはウェブ上ではできない経験です。

とくに購入するつもりはなく、ぶらりと立ち寄っただけの方もPOPを見て購買意欲をそそられるということもあるでしょう。目的のものとは違う書籍を追加で購入していく人も少なくありません。

陳列の仕方等でも人々の目を惹く工夫をすることもできます。

また、SNSを上手に利用して、購買層の嗜好やブックレビューなどを閲覧し、集客に生かすことも可能です。自らがブログを開設し、書評をアップすることで人気を集めている書店員もいるようです。

他にも催事の案内や各種イベントの通知などもSNSを利用すれば効果的に拡散できると思います。

ウェブ上で情報を発信するスキルを身につけておくことで将来的に長く活躍できる書店員になれるかもしれません。

仕事体験談