医療事務になるための学校(大学・短大・専門学校・スクール)

医療事務になるルートを考える

病院やクリニックといった医療施設で働く医療事務は、事務職のなかでも専門知識が求められる仕事です。

しかしながら、特定の専門学校や大学を卒業して国家試験を受けなければいけないというわけではなく、実際、未経験者の募集も多く行われています。

とはいえ、医療事務には「診療報酬明細書(レセプト)」の作成など一般事務とは異なる業務があるため、医療事務に関連する資格や専門知識を持っていれば、就職や転職の際、あるいは待遇面でも有利になることが多いです。

こうしたことから、医療事務を目指す人のための学校やスクールに通ったうえで、就職を目指す人も少なくありません。

医療事務を目指す人向けの専門学校やスクール

医療事務を目指す人向けの学校としては、大きく「専門学校」と「スクール」が挙げられます。

これらの場では、おもに医療保険制度の仕組みや診療報酬明細書(レセプト)の作成方法、電子カルテの取り扱い方法など、医療事務の業務についてひと通り学ぶことができます。

また、医療事務は患者さんとのやりとりをする際に「病気のことを話してはいけない」などのルールを守ることが求められます。

専門学校やスクールでは、そのような決まりごとや、看護師および医師とのやりとりの方法についても学ぶことができます。

また、医療事務には「診療報酬請求事務能力認定試験」や「医療事務技能審査試験(メディカルクラーク)」などの多種多様な民間資格があり、学校によってはこれらの資格取得に向けて学ぶこともできます。

学校やスクールのスタイル

医療事務を学ぶための学校やスクールは、大きく分けて「通学するもの」と「通信講座で学ぶもの」の2つのタイプがあります。

通学制の専門学校の場合、1年制あるいは2年制になっている場合が多く、みっちりと時間をかけて医療事務としてのスキルを磨きます。

学校によっては、病院実習がカリキュラムに含まれており、在学中に医療事務の仕事とは何かを肌身で感じることができます。

民間のスクールであれば、数ヵ月程度の短期間だけ通うものもあります。

専門学校やスクールは全国にあり、それぞれ授業料やカリキュラムなどが異なるため、自分の目的にあった学校やスクールを選ぶことが大切です。

一方、通信講座の場合、学習期間は1ヵ月程度の短期集中のものから、2ヵ月や3ヵ月といったいくつかのコースが用意されているものなど、比較的短期間で資格取得を目指すものが中心です。

医療事務を目指すうえで、専門学校やスクールに通うことは必須ではありません。

しかし、たいていの学校では就職サポートや進路相談も行っているため、未経験者であれば心強い存在になるでしょう。

大卒から医療事務になるべき?

医療事務として働くうえで、学歴はさほど重要視されないことが多いです。

しかし、大きな総合病院の一部では「大卒」であることを応募条件にしていることもあり、大学を出ていれば就職先の選択肢は広がるでしょう。

医療系学部に進む道もありますが、学科や学科は一般的に問われません。

短大では、医療事務を目指すための学科やコースを設けている学校もあります。

早くから医療事務への進路が固まっている場合には、そうした学校を選択肢に入れてみてもよいでしょう。

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