医療事務の給料・年収

医療事務の平均年収・給料の統計データ

医療事務の平均年収・月収・ボーナス

医療事務の平均年収は、300万円~350万円前後がボリュームゾーンと考えられます。

女性が多く活躍しており、非正規雇用で働く人も多いことなどから、民間会社員の平均年収と比較するとやや低めの水準です。

ただし、医療事務はレセプト作成などの専門的な知識・スキルが求められる仕事であり、経験豊富の人はよい待遇で採用されることもあります。

地域によっても給料差が出やすく、地方よりは都市部のほうが給与水準が高めです。

医療事務の資格を取得し、長く働いて幅広い業務を一人でこなせるようになると年収500万円以上を得ている人もいます。

求人サービス各社の統計データ

職業・出典 平均年収 年収詳細
医療事務
(Indeed)
291万円 時給 1,164円
日給 1.4万円
月給 19.5万円
医療事務
(求人ボックス)
278万円(正社員) 平均時給
派遣社員:1,201円
アルバイト・パート:999円
医療事務
(転職ステーション)
322万円 -
医療事務
(転職会議)
269万円 20代前半:245万円
20代後半:284万円
30代:268万円
40代以上:279万円
最高:2509万円
最低:150万円
医療事務(スタッフ・管理職)
(マイナビエージェント)
310万円 20代:290万円(男性 351万円、女性 283万円)
30代:364万円(男性 436万円、女性 312万円)
医療事務
(DODA)
284万円 男性:366万円
女性:273万円
20代:266万円
30代:301万円
40代:321万円
50代:353万円
生涯賃金:1億3999万円
医療事務
(給料BANK)
233.2万円~302.6万円 平均給料: 18.6万円
20代の給料:16万円
30代の給料:17.3万円
40代の給料:21万円
初任給:10~万円

求人サービス各社の統計データから、医療事務の平均年収は230万円~320万円ほどがボリュームゾーンと考えられます。

民間会社員の平均年収(約436万円:令和元年分民間給与実態統計調査)と比較すると低めの水準です。

この要因のひとつとして、医療事務はアルバイト・パートなど非正規雇用で働く人も多いことや、比較的年齢が若い人が短期間だけ職に就くケースも多いことなどが考えられます。

ただし、医療事務のなかでも長期にわたって経験を積んでベテランの域に達している人は、上記の平均給料以上の収入を手にしている人もいます。

医療事務の手取りの平均月収・年収・ボーナスは

年収300万円で正社員として働く医療事務の場合、社会保険料や税金などを差し引いた手取り月収は、およそ20万円になるでしょう。

ただし、これはボーナス支給がない場合を想定しており、もし先に挙げた年収がボーナスを含む場合には、手取りはもう少し低くなります。

医療事務の勤務先となる医療機関は全国に数多くあり、各職場で給料や待遇には大きな違いが出ますが、あまり多くの手取りにはならない場合が多いと考えておいたほうがよいかもしれません。

なお、パート勤務などで勤務先で社会保険に加入しない場合は働いた分のお金がそのまま手元に入ってきますが、そこから自分で国民年金保険料や国民健康保険料などを支払う必要があります。

医療事務の初任給はどれくらい?

医療事務になるためのルートはいくつもあり、実際に医療事務になる人の年齢や学歴、スキル、保有資格などもまちまちです。

そのため、初任給はケースによって異なりますが、未経験者の場合は正社員として採用されると月給15万円~18万円ほどになることが多いようです。

職場によっては、最初はパートや契約社員からのスタートになることもあり、その場合はもう少し低い月給になることもあります。

医療事務の福利厚生の特徴は?

医療事務の主要な勤務先である医療機関は、福利厚生が充実しているところが多いです。

正社員に対しては各種社会保険完備、交通費支給、時間外手当(残業代)、有給休暇、制服貸与などの待遇が一般的で、医療機関によっては、医療事務関連の資格を取得している人を対象とした資格手当の支給もあります。

医療事務は女性が多く活躍しているため、産前産後休業・育児休業・介護休業などの制度を充実させているところも目立ちます。

医療事務の給料・年収の特徴

勤務する医療機関や地域によって給料に差が出やすい

医療事務の給料は、おのおののスキルや経験、働き方、また勤務先の病院・クリニックの規模などによりますが、平均月収は10万円台後半から25万円程度と考えられます。

地域差も出やすく、地方病院の場合はフルタイムで働いても月収10万円から15万円くらいと、都市部の医療機関勤務の場合に比べてやや低めの水準といわれています。

また、勤務先が大学病院なのか、それとも個人経営の小規模なクリニックなのかなど、病院の規模や種類によっても給料には差が出てくることが多いです。

ボーナスや諸手当など待遇面も職場によって事情が大きく異なるため、同じくらいの経験を積んだ医療事務であっても、人によって年収が100万円以上変わることも十分にあり得ます。

需要はあるが高収入を得るのは難しい

医療事務は専門的な知識・スキルが求められますが、一般事務と比べても、そこまで高い収入は得にくい仕事です。

というのも、医療事務の職場環境は一般企業に勤務する正社員のように「昇進」のシステムが整っていないことが多く、どこかで給料が頭打ちになりやすいからです。

もちろん経験・スキルを高めていくことで多少は昇給しますし、なかには役職制度を導入して医療事務のリーダー的なポジションが用意され、キャリアアップすると給料が跳ね上がることもあります。

それでも一部の人を除き、年収1000万円ほどの収入を望むのは難しいと考えておいたほうがよさそうです。

とはいえ、医療事務は医療機関にとって不可欠な職業であり、また日本全国どこでも一定の需要があります。

比較的時間の融通がききやすいパートや派遣社員の求人も多く出ているため、手に職をつけつつ、自由なライフスタイルも実現させたい人には魅力が大きいと感じられるでしょう。

医療事務の正社員以外の給料・年収

派遣社員

医療事務は、正社員だけでなく派遣社員のニーズも大きな仕事です。

派遣社員を求める医療機関は、基本的に「即戦力」として活躍できる人を募集します。

したがって、医療事務としての経験豊富でスキルが高い人ほど、よい条件で働ける職場を紹介してもらいやすいです。

ただし、なかには未経験者でも研修を受けて働ける場合もあります。

給料は「時給制」になることが一般的で、時給1,000円~1,500円程度が相場とされています。

派遣の場合、事前に定められた契約期間だけ働くのが通常ですが、働きぶりが認められれば派遣から直接雇用へ切り替えとなったり、紹介予定派遣といって、3ヵ月程度の派遣期間を経たのち正社員として採用されたりするケースもあります。

アルバイト・パート

医療事務のアルバイト・パートの給料は、たいていの場合、派遣社員と同じように「時給制」です。

時給には地域差がありますが、900円~1,100円くらいが相場とされています。

なお、診療時間が長い病院ではシフト制の勤務体系となっており、深夜帯でのアルバイト・パート募集もあります。

深夜時間の時給については深夜料金が加算(25%)されるため、日勤よりも高収入が得られます。

なお、同じ医療事務としてのアルバイト・パート募集でも、求められる役割や担当業務は医療機関によって異なります。

高いスキルをもつ人は第一線で活躍できることが多いですが、なかには受付や雑用メインの仕事を任される場合もあるため、給料・待遇と合わせて仕事内容をよく確認しておくほうがよいでしょう。

医療事務の働き方の種類・雇用形態

医療事務が収入を上げるためには?

現状、医療事務の平均年収はそこまで高いものとはいえませんが、長年働いて手早く業務をこなせるベテランになると、医療機関側も「この人には長く活躍してほしい」との思いから、よい待遇で採用されるチャンスが増えます。

したがって、地道に実務経験を積んでスキルを磨くことは大前提として、自信がついたら昇給の交渉をしたり、転職をきっかけに収入アップを目指したりするのもよいでしょう。

医療事務の大きなメリットは、資格を生かして長く勤務しやすい点です。

一度取得した医療事務関連の資格は全国どこでも有効なため、何かの理由で一度現場を離れてしまっても、職場復帰しやすいという特徴があります。

そのため、医療事務はとくに女性から人気があり、何年、何十年というように長く勤務している人も多くいます。

なお、医療事務の仕事は残業や早出はあまりありませんが、月末になると行うレセプト請求期間は事務処理が増えるため、残業が発生する場合があります。

この場合、きちんと残業手当が支給される職場で働いていれば、その分だけ給料は高くなります。

医療事務の待遇は病院によってだいぶ異なるため、とくに収入重視で働きたい人は、基本給以外の待遇面にも注目して勤務先を選ぶことをおすすめします。

医療事務の「給料・年収」の口コミ投稿

  • 給料・年収
    3.50
    給料・年収
    3.50

    医療事務 hissa515さん

    27歳 女性 経験5年 東京都

    退職済み(正社員)


    25歳〜27歳までの2年間、月収30万前後で、社会保険がなかったため天引きもなく額面通りの給料を受け取っていました。

    保険は国民健康保険に自身で加入していました。月収が高かった分ボーナスなどはなく、自身で貯金するなどして対策をしていました。