ヨガインストラクターになるためにはどんな学校に行けばいい?(スクール、養成講座)
しかし、人に指導する立場という点から、ヨガインストラクターの養成スクールや講座で、トレーニングや訓練を学ぶ人は多いです。
また、時間がない人は通信講座で学ぶこともできます。
この記事では、ヨガインストラクターになるための学校・スクール・養成講座について解説します。
目次
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ヨガインストラクターになるための学校の種類
ヨガインストラクターになるために、必ず通わなくてはならない学校やスクールはありません。
特別な資格がなくてもこの職業に就くことは可能ですが、ヨガは身体に負荷をかけたり、呼吸や意識体系にまで働きかけていく運動メソットです。
インストラクターが正しい知識を持って、生徒に対して適切に伝えられなければ、生徒が身体を痛めたり、体調を崩したりすることがあります。
もしヨガインストラクターとして多くの生徒と接し、ヨガの魅力を広く世の中に伝えていきたいと考えているのであれば、一度はヨガインストラクターの養成スクールや講座で、きちんとしたトレーニングや訓練を受けておいたほうがよいでしょう。
現在、ヨガインストラクターの養成スクールや講座は、大都市を中心に数多く存在します。
プログラムによって学べる内容は多少異なり、カリキュラム修了後に取得できるヨガインストラクターの民間資格にも違いがあります。
ヨガインストラクターになるためのスクール・養成講座
スクールや養成講座で学ぶことは?
ヨガインストラクターのスクールや養成講座で学ぶ内容は、以下のようなものとなります。
- 「ヨガとは何か」「ヨガの意味」といったヨガ哲学
- ヨガの歴史
- ヨガの種類や流派に関する知識
- 正確なポーズの取り方
- ヨガのポーズの指導方法
- 正しい呼吸法
- 呼吸法を教えるときの注意点
- 解剖学など人体についての基礎知識
- 指導メニューの作り方
ヨガインストラクターになるためのスクールや養成講座と、フィットネスクラブなどで開催しているヨガレッスンの最大の違いは、スクールや講座では「ヨガの楽しみ方を教える」というよりも「ヨガの指導方法を教える」ことに重点を置いている点です。
ヨガインストラクターのスクールや養成講座で学べば、ヨガに関する知識を深めると同時に、ポーズや呼吸法など、正確で豊かな技術を身につけられます。
最も有益なのは、生徒に教える際の注意点やコツを、実際にポーズを取りながら講師から具体的に指導してもらえることです。
本で読んだだけではなかなか伝わりにくいことでも、実体験しながら覚えていけるでしょう。
短期集中や合宿で行われるプログラムも
ヨガインストラクターのスクールや養成講座によっては、短期集中で所定のカリキュラムを修了して資格取得を目指すことが可能です。
また、短期集中プログラムでは、合宿のスタイルで開催されるものもあります。
こうした短期のプログラムはたいてい2週間~3週間程度で、沖縄で行われる場合が多く、ヨガと深く向き合いながらヨガインストラクターに必要な知識・技術を一気に習得します。
合宿によって、世界70ヵ国以上で通用する「全米ヨガアライアンス」の資格取得が目指せる養成講座もあるため、少しでも早く資格をとりたい場合には、ぜひ詳しく調べてみてください。
ヨガインストラクターになるための通信講座
通信講座でもヨガインストラクターの勉強ができる
ヨガインストラクターの養成講座は、学校やスクールに通って学ぶもののほか、通信講座もあります。
通信講座ではテキストやDVD教材などを使って、自分で勉強を進めていくことになります。
学ぶ内容は、
- ヨガの基礎知識や歴史・哲学
- ヨガのポーズや指導法
- 人体の構造
- ヨガインストラクターの仕事のはじめ方
といったものが中心です。
ポーズ写真を撮影して送ると、講師が改善点やトレーニング方法をアドバイスしてくれたり、相談や質問があればメールで対応してくれる講座もあるようです。
あらかじめ決められた日時に教室に通わずとも勉強ができるため、通信講座を利用してヨガインストラクターを目指す人も多いようです。
通信講座のメリット・デメリット
通信講座を利用するメリットは、自分の空き時間に、どこでも、いつでも勉強できることです。
大学などの学校に通ったり、仕事をしながらヨガインストラクターを目指そうとする場合、トータルで50時間、あるいはそれ以上の受講が必要なスクールでの受講は難しい場合もあるでしょう。
そんな人には、自宅で自由な時間に学習できる通信講座が便利です。
また、通信講座は4万円~10万円程度のものも多く、スクールに通ってインストラクター養成講座を受講するのに比べると安価に講義が受けられます。
費用面でも安い通信講座であれば、勉強を続けやすく、ヨガ教室でヨガレッスンを受けながら通信講座でヨガインストラクターの勉強をする人もいます。
一方、デメリットとしては、自主的に勉強をしなくてはならないため、人によっては怠けて勉強が進まないという点でしょう。
他の生徒との交流も、通学制の学校・スクールに比べるとしづらいといえます。
独学でヨガインストラクターになれる?
独学で市販されている書籍やテキストを読んだり、DVDや動画などの映像で正しいポーズの指導方法を学ぶことも可能です。
しかし、それだけではヨガ指導の現場を体験することはできません。
そこで、独学でヨガを学ぶのに加えて、どのように指導しているかを研究するために、ヨガスクールを利用するとよいでしょう。
講師が生徒に指導するときのコミュニケーションの方法など、「自分が教えるとしたら」といった視点を持ちながらレッスンを受けると、参考になることがたくさんあるはずです。
実際、ヨガインストラクターを目指す人のほとんどが、一度はヨガスクールでレッスンを受けた経験を持っているそうです。
ヨガインストラクターの学校選びのポイントは?
ヨガインストラクターの学校は、スクールや講座の種類によって学ぶ内容が異なってきます。
ひとくちに「ヨガ」といっても、「パワー・ヨガ」や「ホット・ヨガ」「アヌサラ・ヨガ」といった種類や流派がたくさんあります。
したがって、まずは自分がどのようなヨガを教えたいかを具体的に決めてから、学校や講座を選ぶとよいでしょう。
また、取得したい資格がある場合には、その資格が確実に取得できるのかどうかをよく確認して学校選びをする必要があります。
学校によっては、
- 資格取得後の独立
- 開業サポート
なども充実していますので、そのようなポイントも注目してみてください。
もし自分の通うヨガスクールやヨガスタジオで、ヨガインストラタクー養成講座も設けていれば、慣れ親しんでいる安心感からそこを選ぶのもいいでしょうし、ヨガの先生に相談してみるのもよいでしょう。
ヨガインストラクターになるための学校のまとめ
ヨガインストラクターになるために、必ず通わなくてはならない学校やスクールはありません。
もしヨガインストラクターとして多くの生徒と接し、ヨガの魅力を広く世の中に伝えていきたいと考えているのであれば、ヨガインストラクターの養成スクールや講座で、きちんとしたトレーニングや訓練を受けておいたほうがよいでしょう。
ヨガインストラクターのスクールや養成講座で学べば、ヨガに関する知識を深めると同時に、ポーズや呼吸法など正確で豊かな技術を身につけられ、生徒に教える際の注意点やコツを実際にポーズを取りながら講師から具体的に指導してもらえます。