【2021年版】トラック運転手の年収・給料はどれくらい? 初任給やボーナス、統計データも解説

トラック運転手の平均年収・給料の統計データ

トラック運転手が正社員として働く場合、基本的に給料は月給制ですが、一部では日給として支払っている会社もあります。

の給与体系は「固定給」が基本ですが、このほか「固定給+歩合」や「完全歩合制」をとっている会社もあります。

トラック運転手の平均年収・月収・ボーナス

賃金構造基本統計調査

厚生労働省の令和2年度賃金構造基本統計調査によると、トラック運転手の平均年収は下記のようになっています。

営業用大型貨物自動車運転者

・平均年齢: 49.4歳
・勤続年数: 11.8年
・労働時間/月: 176時間/月
・超過労働: 35時間/月
・月額給与:347,400円
・年間賞与: 368,800円
・平均年収: 4,537,600円

営業用貨物自動車運転者

・平均年齢: 46.4歳
・勤続年数: 10年
・労働時間/月: 176時間
・超過労働: 31時間
・月額給与: 317,400円
・年間賞与: 383,200円
・平均年収: 4,192,000円

出所:厚生労働省「令和2年度 賃金構造基本統計調査」
※平均年収は、きまって支給する現金給与額×12ヶ月+年間賞与その他特別給与額にて計算。
※本統計はサンプル数が少ないため、必ずしも実態を反映しているとは限りません。

求人サービス各社の統計データ

職業・出典 平均年収 年収詳細
配送ドライバー
(Indeed)
4,810,570円 時給1,663円
日給24,346 円
月給340,596円
セールスドライバー
(Indeed)
4,048,685円 時給1,840円
日給 22,972円
月給 286,654円
トラック運転手
(転職ステーション)
395万円 -

各社のデータより、トラック運転手の年収は400〜550万円の間となる実態が見えてきます。

トラック運転手の手取りの平均月収・年収・ボーナスは

大型トラック運転手の年収は、400万円前後が相場とされています。

厚生労働省の統計調査より、ボーナスが年間でおよそ1ヶ月となっていることから、月額総支給額は30万円、ボーナスは年間30万円ほど支給されていると考えられます。

東京都で勤務するトラック運転手で、独身の人の場合、交通費などを除外して考えると月の手取り額は24〜25万円ほどになると見込まれます。

現在、日本人全体の平均年収が約420万円と言われていることから考えると、一般的な職業と同程度といえます。

全体として、地方よりも都心部の物流会社や運送会社、そのなかでも大手企業は給与水準が高めとなっており、中型や小型トラックを運転する場合は、年収300万円台がボリュームゾーンとなっているようです。

トラック運転手の初任給はどれくらい?

初任給に関しては、郵便局の輸送を担う日本郵便輸送のドライバー(正社員)の場合は、地域により月給 22万円~26万円とされています。

ヤマト運輸の乗務系総合職の場合は、新卒の初任給は大卒で東京23区在住在勤の場合21万4,900円(地域手当2万6,000円含む)とされています。(2019年度実績)

佐川急便のセールスドライバー職の場合は、初任給は230,000円とされています。(2021年度実績)

営業用大型貨物自動車運転者の勤務先の規模別の年収(令和2年度)

営業用大型貨物自動車運転者の年収は、勤務先の規模が大きくなるとやや高くなる傾向があります。

0〜99人規模の事業所に勤める営業用大型貨物自動車運転者の平均年収は431万円、100〜999人規模は471万円、1,000人以上の規模では505万円、10人以上規模の事業所平均は454万円となっています。

賃金構造基本統計調査より作成。本統計は調査の母数が少ないため、必ずしも実態を反映していない可能性があります。

営業用貨物自動車運転者の勤務先の規模別の年収(令和2年度)

営業用貨物自動車運転者の年収は、勤務先の規模が大きくなるとやや高くなる傾向があります。

10〜99人規模の事業所に勤める営業用貨物自動車運転者の平均年収は386万円、100〜999人規模は401万円、1,000人以上の規模では476万円、10人以上規模の事業所平均は419万円となっています。

賃金構造基本統計調査より作成。本統計は調査の母数が少ないため、必ずしも実態を反映していない可能性があります。

営業用大型貨物自動車運転者の勤務先の年齢別の年収(令和2年度)

令和2年度賃金構造基本統計調査によると、営業用大型貨物自動車運転者の年収は、年齢による上昇はあまりなく、おおむね400万円台を推移しています。

全年代の平均年収は454万円となっています。

営業用貨物自動車運転者の勤務先の年齢別の年収(令和2年度)

令和2年度賃金構造基本統計調査によると、営業用貨物自動車運転者の年収は、年齢による上昇はあまりなく、おおむね300万円~450万円台を推移しています。

全年代の平均年収は419万円となっています。

トラック運転手の福利厚生の特徴は?

各種社会保険、有給休暇、懐妊・育児休職制度、各種休職・休暇制度などがあります。

一般的には契約社員でもこれらの制度は利用できる場合がほとんどです。

そのほか、運転に必要な資格や免許取得のために補助金などの金銭的なサポートをしてくれるところも多くあります。

近年では、人材不足のため女性が働きやすい制度を整えているところも増えてきています。

トラック運転手の給料・年収の特徴

基本給以外の手当でも差が出る

トラック運転手は、基本給以外に、どれだけ手当が出るかによっても収入にはだいぶ差が出てきます。

トレーラーなどを運転できるようになると「トレーラー手当」が、無事故を続ければ「無事故手当」が支給される会社も多くあります。

自己負担を強いられることも

大型トラックを運転するとなれば、高速道路を走ることが多くなります。

ほとんどの会社では高速代は会社負担となりますが、一部では自己負担を要求する会社も存在するようです。

こうした自己負担に関しては、あらかじめしっかりと確認しておくことが必要です。

万一のときの保障

トラック運転手は常に事故の可能性も頭に置いておかなくてはなりません。

もちろん、事故を起こさないように安全運転をすることが大前提ですが、もしトラックを傷つけてしまった際に、その修理費用を給料から天引きされることになれば収入は大きく減ってしまいます。

安心して仕事をするためにも、万が一のことがあった際に、会社がどれだけ補償してくれるかについてはしっかりと確認しておくことが大切です。

トラック運転手の代表的な企業の年収

会社名 平均年収 平均年齢
ヤマトホールディングス(株) 915万円 40.7歳
SGホールディングス(株) 704万円 37.6歳
日本通運(株) 567万円 44.7歳

出典:2021年現在(各社有価証券報告書より)

ヤマトホールディングス(株)の平均年収

ヤマトホールディングス(株)の平均年収は915万円となっています。

宅配便では国内首位で、シェア約4割をほこります。

会社を上げて働き方改革を推進しており、ドライバーの環境向上を目指しています。

SGホールディングス(株)の平均年収

SGホールディングス(株)の平均年収は704万円となっています。

宅配便では2位で、シェア約3割です。

中核となっている佐川急便は企業間物流を強化しており、日立物流と資本業務提携しました。

日本通運(株)の平均年収

日本通運(株)の平均年収は567万円となっています。

総合物流で世界的なシェアをほこる企業で、国際複合輸送で知られています。

引っ越しでも国内大手として物流を担っています。

トラック運転手が収入を上げるためには?

トラック運転手が収入をアップさせるためには、真面目に働いて経験を積むことが近道です。

短距離から長距離、小型トラックから大型トラックと、キャリアアップしていくことで給料を上げていくことができます。

また歩合制をとっている企業では、たくさんの荷物を積んで走れば走るだけ給料に跳ね返ってきますし、繁忙期などは給料が何倍もアップすることがあります。

ただし、荷物が少ない時期などはどうしても収入が下がりやすいというリスクもあることを知っておくことが大切です。