トラック運転手に向いている人とは? 適性や必要な能力を紹介

トラック運転手に向いている性格・適性

肉体的にも精神的にもタフな人

運転手の仕事は、肉体的にも精神的にも楽なものだとはいえません。

狭い車内で長時間座って運転し続けなければなりませんし、会社によっては勤務時間が不規則だったり、1日の拘束時間がとても長くなったりすることもあります。

健康で、体力がなければつらい仕事だと感じてしまうかもしれません。

またトラック運転手が最も気にしなくてはならないのは、安全に、時間通りに荷物を目的地まで届けることです。

ときには予期せぬ渋滞にはまってしまったり、悪天候によって遅延してしまったりすることもありますが、ひとたび集中力を欠けば事故につながりかねませんから、安定した精神を保つことが求められます。

こうしたことから、心と身体の両方が強い人であることが望ましいです。

身体を動かすことが好き

トラック運転手は、配送の際に自ら荷物の積み降ろしまで行うこともあります。

もちろん、荷物といっても軽量なものからとても重いものまでさまざまありますが、身体を使う機会は意外と多くあるため、運動が嫌いでない人のほうが向いているといえます。

重いものをたくさん持ち運べばどうしても腰に負担がかかりやすく、仕事をしているうちに痛めてしまうこともあるため、日ごろから運動をして、できるだけ身体を鍛えておくほうがよいでしょう。

長時間の運転が苦にならない

運転手になるための基本といえますが、とくにトラック運転手をする場合には、長時間の運転が苦にならないということも重要なポイントです。

「運転が好き」と思っていても、いざ仕事となれば毎日、何百キロという距離を走り続けなくてはならないこともあります。

プライベートで運転する場合にように、好きな道を運転したり場所に行ったりできるわけでもありません。

この仕事は、運転が嫌だと思った瞬間から続けるのがつらくなってしまいます。

とにかくトラックを運転したいという情熱を持ち、運転を仕事にできる自信がある人が、この仕事に向いているといえるでしょう。

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トラック運転手に必要なスキル・能力

多くの荷物を運ぶトラックは、仕事の途中ではさまざまなトラブルに見舞われることもあります。

いくら真摯に仕事をしていたとしても、お客さまからクレームを受けてしまったり、業務量が多くて時間内に配送が終わらなかったり、渋滞や気象条件で遅延してしまったりなど、余裕がない状況に追い込まれるようなことも多々あります。

しかし、そこでパニックになってしまっては運転事故を起こしかねませんし、お客さまの前で笑顔になることも難しいでしょう。

いつでも冷静さを保ち、その場の状況をしっかりと見つめながら落ち着いて行動できるような人が、トラック運転手には向いているといえます。

トラック運転手に向いていないのはどんな人?

トラック運転手というと、一人で仕事ができて気楽だと感じる人もいるかもしれませんが、ただ荷物を運ぶだけでなく、お客さまや取引先と触れ合うことも多いサービス業ともいえます。

とくに個人宅向けの配送や集荷を行うトラック運転手は、自身に対する印象が、会社の印象につながるといっても過言ではありません。

接客が苦手な人は、トラック運転手の仕事をしていてもつらいと感じる場面があるかもしれません。