セラピストのやりがい・楽しさ・魅力
セラピストのやりがい・楽しさ
お客さまの笑顔
セラピストのやりがいは、何といってもお客さまの笑顔です。
施術を受けたお客さまが笑顔で帰っていくのを見るのは最大の喜びで、セラピストのモチベーションを上げる原動力となります。
また、施術後にお客さまの体調が良くなったという報告や変化していくお客さまの姿を見るのもうれしいものです。
セラピストの施術によってお客さまの抱える問題が改善していく姿は、セラピストにやりがいとモチベーションを与えてくれます。
自分の心身も健康になる
セラピストは癒やしの技術を習得する過程において、自身の内側にあるトラウマや問題点に触れ、自分自身を癒していきます。
たとえばマッサージなどのボディ系セラピストであれば、まずは自身が健康になるところから始めますし、心理系・精神系セラピストであれば心の奥底にある問題、トラウマなどとも向き合います。
この作業を経て、セラピストは癒しの技術や技法をより深く理解するとともに、自分自身の心身も健康に変わっていくことができます。
人間関係がよくなる
セラピストの仕事では、人との関わり方の基本を根本的に勉強できるので、人間関係の改善や向上が期待できます。
たとえば、セラピストとして仕事をする際には、傾聴スキル(人の話を聞くスキル)を身につけることになります。
このスキルは普段の生活でも非常に役立ち、子育てや家族との関係、周囲の人間関係などさまざまな場面で、相手の気持ちを汲み取る技として使うことができるでしょう。
いままで人間関係に苦手意識を持っていた人が、セラピストとして勉強する過程で人間関係のトラウマを克服し、社交的になったというのはよくある話です。
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セラピストの魅力
技術を身につければ収入を上げやすい
セラピストはお客さまに施術をすることで、習った知識や技術を自分のものにしていきます。
熟練のセラピストになると、心理や健康に対するさまざまな知識を持ち、多角的な方面からお客さまの健康のために施術を行います。
そういったセラピストはお客さまの評判が良く、予約も多く入りますから、収入面でも安定しています。
雇用されている立場であれば給与アップや歩合率の変更交渉も可能です。
一般的にセラピストは収入が低いといわれますが、熟練の域に達すると給与や待遇面が大幅に改善する場合も多いようです。
独立することも可能
確かな技術を身につけたセラピストは、独立開業することが可能です。
セラピストの仕事は大きな店舗を構える必要はありませんから、自宅の一室を開放したり、出張セラピストとして活動したりすることができます。
実際、独立開業しているセラピストは多く、そういった人たちは最初は店舗に勤めることで経験を積み、最終的に独立を目指す人が多いそうです。
セラピストは女性にも人気のある職業ですが、その背景には、独立して自分のペースで働きやすいということがあるようです。