独学でテキスタイルデザイナーになれる?

技術と知識を身につけるために

テキスタイルデザイナーをめざす人の多くは、ファッションやデザインを学ぶことができる専門学校や芸術大学、美術大学などで勉強をしてから就職しています。

この分野でスペシャリストとして活躍するためには布や糸、生地に関する基本的な知識はもちろんのこと、色や模様を考えるセンス、デッサンの基礎的な技術、縫製の方法など様々な要素が必要となります。

学校に行くことでこのような知識や技術を効率的に身につけることができることから、独学を選択する人は少数派です。

人によっては海外留学をして専門的にデザインを学んでから就職する人もいます。

独学でめざす人の場合は

もちろん、テキスタイルデザイナーをめざす人の多くが学校に進学しているからといって、独学では絶対にテキスタイルデザイナーになれないというわけではありません。

この業界はデザイナー自身のセンスが何よりものをいうので、極端にいえば学歴や資格が全くなくても実力さえあればデザイナーになることは可能でしょう。

ただしその場合は独学での猛勉強が必要です。

たくさんの本を読んで生地について学び、染色や織物の工房で体験をさせてもらいながら知識を吸収し、何千枚ものラフを書きながらデッサンやデザインを身体に叩き込むという努力をすれば、その先に道が開けるかもしれません。

実践から学ぶことも

近年では個人がネットショップを利用してハンドメイドの商品を販売することが非常に簡単になってきています。

どうしても独学でテキスタイルデザイナーになりたいという人は、まずは自分で商品を作ってみて、お客さんの反応を参考にしながら勉強を重ねるという方法を取ることもできます。

また、デザインのコンテストやコンペの中には誰もが応募できるものもあるので、力作を作って挑戦してみるという手もあります。

もしも何らかの賞を受賞することができれば、独学といえども実力を証明する手立てができるので就職活動においては大きな意味をもつことでしょう。