子ども向けスポーツインストラクターの資格の種類
しかし、資格をもつ方がスポーツ教室の運営や指導を任せやすく、スポーツジムやフィットネスクラブなどで働くスポーツインストラクターが取得しています。
この記事では、子ども向けスポーツインストラクターの資格の種類について解説します。
幼児から小学生にスポーツを指導する
子ども向けのスポーツインストラクターは、幼児から小学生までの子どもたちが、楽しく安全にスポーツできるように指導します。
そして、スポーツや遊びを通じて健康な体と心・動作など育むことを目的としています。
またスポーツインストラクターは、
- スポーツクラブ
- スポーツジム
- 商業施設
- 保育園
- 幼稚園
などで、子どもを対象としたスポーツ教室の運営や指導にあたります。
子ども向けインストラクターになるのに、資格は必須でありません。
しかし、資格をもつ方が、スポーツジムや商業施設などの主催者としても、スポーツ教室の運営や指導を任せやすいはずです。
現実には、スポーツジムやフィットネスクラブなどで働くスポーツインストラクターが取得しているケースが多いです。
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いくつかの団体が資格を認定
子ども向けスポーツインストラクターの講習会を開いたり、資格を認定したりする団体がいくつかあります。
- チャイルドスポーツインストラクター
- キッズスポーツインストラクター
- ジュニアスポーツ指導員
専門学校の中には、子ども向けのスポーツインストラクターコースを設けている学校もあります。
日本体育協会の「ジュニアスポーツ指導員」
子ども向けスポーツインストラクターの資格の中で、最も有名なのは、日本体育協会の「ジュニアスポーツ指導員」です。
資格条件は満20歳以上で、申込は規定期間内に日本体育協会へ行います。
受講料は、共通科目、専門科目合わせて43,200円です。(データはいずれも平成26年度)
資格取得には、
- NHK学園の通信講座で35時間の共通科目(スポーツの概念と歴史、スポーツ指導者の倫理、トレーニングの進め方など)
- 40時間の専門科目
を受講します。
専門科目は、全国2会場(東西)で、前期3日間、後期2日間の講習会が実施されます。
共通科目は1年以内、専門科目は4年以内に受講を完了しなければなりません。
合格の目安は、
- 共通科目:3回に分けて課題を提出し、満点の6割以上の評価で合格
- 専門科目:筆記試験を行い、満点の6割以上で合格
となります。
日本体育協会の指定する大学・短大・専門学校で学ぶと、講習や試験の一部が免除される場合があります。
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子ども向けスポーツインストラクターの資格の種類のまとめ
子ども向けのスポーツインストラクターは、幼児から小学生までの子どもたちが、楽しく安全にスポーツできるように指導します。
資格には、チャイルドスポーツインストラクター、キッズスポーツインストラクター、ジュニアスポーツ指導員などがあります。
子ども向けスポーツインストラクターの資格の中で、最も有名なのは、日本体育協会の「ジュニアスポーツ指導員」です。